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2026年04月の投稿記事

風邪や発熱で移植延期になったときの過ごし方|次の移植に向けて心と体を整える方法

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胚移植の予定が決まっていたのに、風邪や発熱、感染症の疑いなどで延期になると、「せっかく準備してきたのに」「この周期を無駄にしてしまったのでは」「胚に影響はないのかな」と落ち込んでしまう方は少なくありません。

移植に向けて薬を使ったり、スケジュールを調整したり、気持ちを整えてきたからこそ、延期と言われるとつらく感じるのは自然なことです。

ただ、風邪や発熱による移植延期は、決して後ろ向きな判断ではありません。体調が整った状態で移植に臨むための、前向きな調整と考えることもできます。

この記事では、風邪や発熱で胚移植が延期になったときに知っておきたいこと、次の移植までの過ごし方、心と体を整えるためのポイントをわかりやすく解説します。

この記事の要点まとめ
  • 風邪や発熱で移植延期になると落ち込みやすいですが、体調が整った状態で移植に臨むための調整と考えることもできます。
  • 胚を凍結している場合、移植延期によって胚そのものがすぐに悪くなるわけではありません。
  • 延期後は、まず体調を回復させ、睡眠・食事・胃腸・冷え・生活リズムを少しずつ整えることが大切です。
  • 妊活中や移植前後の薬は自己判断せず、クリニックや医師、薬剤師に確認しながら使いましょう。
  • 気持ちが落ち込むのは自然なことです。無理に前向きになろうとせず、次の移植に向けてできることを一つずつ整えていきましょう。

移植延期は「失敗」ではありません

胚移植が延期になると、「せっかくここまで来たのに」と感じる方は多いと思います。

特に、仕事の予定を調整していた方、薬や通院を続けてきた方、気持ちを移植に向けて整えてきた方にとって、延期は大きな負担に感じられるかもしれません。

しかし、風邪や発熱、感染症状がある状態で無理に移植を進めるより、体調が落ち着いたタイミングで臨むほうが安心な場合があります。

移植延期は、妊娠をあきらめる判断ではありません。より安全に、より落ち着いた状態で移植を迎えるための調整です。

「延期になったからダメだった」と考えすぎず、まずは今の体を回復させることを優先しましょう。

凍結胚は延期で悪くなるの?

移植延期になったときに、「胚は大丈夫なのかな」と心配になる方も多いです。

凍結胚移植の場合、胚は凍結保存されているため、移植日が延期になったからといって、胚そのものがすぐに悪くなるわけではありません。

新鮮胚移植を予定していた場合でも、採卵後の体調や感染症状によっては、胚を凍結して後日移植する方針になることがあります。

これは、「胚を無駄にする」という意味ではなく、体調が整った周期に移植するための選択肢です。

胚の保存方法や次回の移植時期については、クリニックの方針や胚の状態によって異なるため、不安がある場合は通院先で確認しておきましょう。

まずは体調を戻すことを最優先にしましょう

移植延期後は、「次の移植に向けて何かしなければ」と焦る方もいます。

しかし、風邪や発熱の直後は、体が回復にエネルギーを使っている時期です。

まず大切なのは、特別な妊活を頑張ることではなく、体調を元に戻すことです。

  • 熱が下がっているか
  • 咳やのどの痛みが落ち着いているか
  • 食事が普段通り取れるか
  • 睡眠が取れているか
  • 強い倦怠感が残っていないか
  • 薬の使用について確認できているか

体調が戻りきらないうちに予定を詰め込みすぎると、回復が長引くことがあります。まずは焦らず、体の回復を優先しましょう。

1. 睡眠リズムを整える

発熱や風邪の後は、思っている以上に体力を消耗しています。

熱が下がっても、だるさや眠気、集中しにくさが数日残ることもあります。

次の移植に向けて体を整えるためには、まず睡眠リズムを戻すことが大切です。

  • 夜更かしを続けない
  • 寝る直前のスマートフォンを控える
  • 起きる時間をできるだけ一定にする
  • 日中に短時間でも外の光を浴びる
  • 疲れが強い日は無理に動きすぎない

眠れない日があっても、自分を責める必要はありません。横になって体を休めるだけでも、回復には役立ちます。

2. 胃腸にやさしい食事から戻していく

風邪や発熱の後は、胃腸の働きが落ちていることがあります。

食欲が戻らないときに、急に栄養をたくさん取ろうとすると、胃もたれや下痢、便秘につながることもあります。

まずは、温かく消化しやすいものから少しずつ戻していきましょう。

  • 味噌汁やスープ
  • おかゆ、雑炊、うどん
  • 卵、豆腐、白身魚、鶏肉などのたんぱく質
  • 温野菜
  • 常温や温かい飲み物

食欲が戻ってきたら、たんぱく質、野菜、炭水化物を極端に偏らせず、普段の食事へ戻していきます。

「妊活に良いものを食べなければ」と焦るより、まずは胃腸に負担をかけず、安定して食べられる状態に戻すことが大切です。

3. 冷えと疲れをためないようにする

体調を崩した後は、体が冷えやすくなったり、肩こりや腰の重だるさを感じたりする方もいます。

冷えがすべての不妊の原因になるわけではありませんが、冷えや疲労感が強いと、睡眠や胃腸の調子にも影響することがあります。

次の移植に向けては、体を強く温めるというより、冷やしすぎない工夫を意識しましょう。

  • 首・お腹・足首を冷やさない
  • 冷たい飲み物ばかりを続けない
  • シャワーだけで済ませず、可能な日は湯船につかる
  • 寝る前に足が冷える場合は、足浴を取り入れる
  • 疲れている日は無理に外出を増やさない

カイロや温灸を使う場合は、低温やけどに注意しましょう。移植前後や妊娠の可能性がある時期にお腹を長時間強く温めることが心配な場合は、通院先へ確認しておくと安心です。

4. 予定を詰め込みすぎない

移植が延期になると、「その分、次までにできることを全部やらなければ」と頑張りすぎてしまうことがあります。

しかし、体調を崩した後は、仕事、家事、通院、妊活の情報収集を詰め込みすぎると、心身の負担が大きくなりやすいです。

次の移植に向けて整えるためには、予定を増やすことよりも、回復の余白をつくることが大切です。

  • 体調が戻るまでは無理な予定を入れない
  • 移植予定が再決定するまでは、睡眠時間を優先する
  • 不安なときほど検索しすぎない
  • 疲れた日は家事を簡単に済ませる
  • 次の通院で確認したいことをメモしておく

「何もしない時間」も、次の移植に向けた大切な準備です。

5. 落ち込みや不安を無理に消そうとしない

移植延期は、身体的な予定変更だけでなく、気持ちにも大きな影響があります。

「また待たなければいけない」「年齢のことが気になる」「せっかく整えてきたのに」と感じるのは、とても自然なことです。

不安や落ち込みを無理に消そうとすると、かえってつらくなることもあります。

まずは、「落ち込んで当然」「不安になってもおかしくない」と、自分の気持ちを否定しないことが大切です。

  • 不安なことをメモに書き出す
  • 次回の診察で聞きたいことを整理する
  • 信頼できる人に少しだけ話す
  • SNSや検索から離れる時間をつくる
  • できたことに目を向ける

前向きになれない日があっても大丈夫です。気持ちが追いつかないときは、まず体を休めることから始めましょう。

6. 次の移植に向けて確認しておきたいこと

体調が落ち着いてきたら、次の移植に向けて、クリニックで確認したいことを整理しておくと安心です。

  • 次の移植はいつ頃を予定できるか
  • 薬はいつから再開するのか
  • 発熱後、どのくらい体調が戻ればよいか
  • 感染症検査が必要か
  • ワクチン接種や薬の使用について確認が必要か
  • 次回は自然周期かホルモン補充周期か
  • 胚の保存状態や移植予定について

診察時に聞き忘れないよう、スマートフォンのメモなどにまとめておくとよいでしょう。

不安を一人で抱え込まず、わからないことは通院先に確認しながら進めていくことが大切です。

薬を使うときは自己判断しない

風邪や発熱の後は、咳止め、解熱鎮痛薬、抗生物質、抗ウイルス薬、漢方薬などを使うことがあります。

妊活中や移植前後の薬は、自己判断で中止したり追加したりせず、医師や薬剤師に確認しましょう。

CDCでは、妊娠中または妊娠の可能性がある時期にインフルエンザが疑われる場合、早めに医療者へ連絡し、必要に応じて抗ウイルス薬治療を行うことが示されています。

薬を使う場合は、「妊活中です」「移植延期になりました」「次の移植を予定しています」と伝えることで、状況に合った判断をしてもらいやすくなります。

まとめ|延期になった時間も、次の移植への準備期間にできます

風邪や発熱で胚移植が延期になると、落ち込みや不安が強くなるのは自然なことです。

ただ、移植延期は「失敗」ではありません。体調が整った状態で移植に臨むための調整です。

まずは体調を回復させ、睡眠、食事、冷え、胃腸、生活リズムを少しずつ戻していきましょう。

焦って何かをたくさん始めるより、無理をせず、体と気持ちの回復を優先することが大切です。

延期になった時間も、次の移植に向けて心と体を整えるための準備期間にすることができます。

よくあるご質問(FAQ)

Q1. 発熱で移植延期になった場合、胚に影響はありますか?

凍結胚の場合、移植が延期になったからといって、胚がすぐに悪くなるわけではありません。

胚は凍結保存されているため、体調が整ってから移植を行うことができます。胚の状態や保存方法について不安がある場合は、通院先で確認しておくと安心です。

Q2. 移植延期後、次の移植はいつできますか?

次の移植時期は、発熱や感染症状の回復、月経周期、ホルモン補充の有無、クリニックの方針によって変わります。

症状が落ち着いてすぐに次周期へ進める場合もあれば、体調確認や検査をしてから判断する場合もあります。具体的な時期は通院先へ確認しましょう。

Q3. 移植延期になって落ち込むのはおかしいですか?

おかしくありません。

胚移植に向けて準備をしてきた分、延期になれば落ち込んだり、焦ったり、不安になったりするのは自然なことです。無理に前向きになろうとせず、まずは気持ちと体を休めることを大切にしましょう。

Q4. 移植延期後にできる妊活ケアはありますか?

まずは体調の回復を優先しましょう。

熱や咳、強い倦怠感が落ち着いてきたら、睡眠リズムを整える、胃腸にやさしい食事を取る、体を冷やしすぎない、予定を詰め込みすぎないなど、無理のない体調管理から始めるのがおすすめです。

Q5. 移植延期後、鍼灸はいつから受けられますか?

発熱がある間や感染症状が強い時期は、まず自宅で休養し、通院先の指示に従うことが大切です。

熱が下がり、咳や倦怠感が落ち着いてきたら、次の移植に向けた体調管理として鍼灸を検討できる場合があります。来院前には現在の症状や通院先の方針を伝えて相談すると安心です。

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📚参考文献


この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子 (うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

移植延期後、次の移植に向けて体を整えたい方へ

風邪や発熱で胚移植が延期になると、気持ちが落ち込んだり、「次まで何をすればいいのかな」と不安になったりすることがあります。

まずは通院中のクリニックの指示に従い、体調をしっかり回復させることが大切です。

そのうえで、「次の移植に向けて体調を整えたい」「冷えや疲れをためにくい身体づくりをしたい」「延期後の過ごし方を相談したい」という方は、鍼灸でできるケアも選択肢のひとつです。

宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中のお身体の状態や治療スケジュールに合わせて、次の移植に向けた無理のない体調管理をサポートしています。

不安なことがありましたら、お気軽にご相談ください🍀

24時間予約受付中

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採卵・移植前に体調を崩さないための過ごし方|風邪をひきやすい時期の妊活セルフケア

投稿日:

採卵や胚移植の予定が近づいてくると、「この周期は体調を崩したくない」「風邪をひいたら採卵や移植に影響するのでは」と不安になる方は少なくありません。

特に、冬場や季節の変わり目、仕事や通院で疲れがたまっている時期は、のどの違和感や鼻水、微熱などの体調変化にも敏感になりやすいと思います。

採卵前・移植前の体調管理で大切なのは、特別なことをたくさん増やすことではありません。睡眠、食事、冷え対策、感染予防、無理をしすぎない予定の組み方を整えることが基本になります。

この記事では、採卵前・胚移植前に体調を崩しにくくするための過ごし方を、妊活中の方にも取り入れやすい形でまとめます。

この記事の要点まとめ
  • 採卵前・移植前は、特別な対策よりも睡眠・食事・冷え対策・感染予防を整えることが大切です。
  • 寝不足や疲労が続くと、体調を崩しやすくなるため、治療周期は予定を詰め込みすぎないことも大切です。
  • 人混み、長時間の外出、冷え、家族内感染などは、採卵・移植前に意識しておきたいポイントです。
  • 風邪予防のためにサプリや市販薬を自己判断で増やすより、妊活中であることを伝えて医師や薬剤師に確認しましょう。
  • 体調不良が出た場合は、早めに通院先へ連絡し、採卵や移植を予定どおり進めてよいか確認することが安心につながります。

採卵・移植前の体調管理で大切な考え方

採卵や胚移植の前は、「体にいいことをしなければ」と頑張りすぎてしまう方もいます。

しかし、治療周期に入ってから急に運動量を増やしたり、食事を大きく変えたり、サプリを増やしたりすると、かえって疲れやストレスにつながることもあります。

採卵前・移植前の体調管理は、新しいことをたくさん始めるより、体調を崩しにくい生活リズムを安定させることが大切です。

「完璧にしなければ」と考える必要はありません。できる範囲で、睡眠、食事、体を冷やさない工夫、感染予防を整えていきましょう。

1. 睡眠不足を避けて、疲れをためすぎない

採卵前・移植前は、通院や注射、仕事、家事などが重なり、思っている以上に疲れがたまりやすい時期です。

睡眠不足が続くと、体の回復が追いつきにくくなり、風邪をひきやすい状態につながることがあります。

特に、採卵前はホルモンの変化や卵巣の張りで眠りにくくなる方もいます。胚移植前も、結果への不安から寝つきが悪くなることがあります。

大切なのは、毎日完璧に早寝をすることではなく、夜更かしが続かないようにすることです。

  • 寝る直前までスマートフォンを見続けない
  • 夜遅い時間の仕事や家事を詰め込みすぎない
  • 入浴後は体が冷える前に布団に入る
  • 休日に寝だめをするより、平日の睡眠時間を少しでも確保する
  • 採卵・移植前日は予定をできるだけ軽めにする

「眠れなかったらどうしよう」と不安になりすぎる必要はありません。横になって体を休めるだけでも、体にとっては大切な休息になります。

2. 食事は“免疫を上げる食べ物”より、欠食しないことを意識する

風邪予防というと、「免疫を上げる食べ物を食べなければ」と考える方も多いかもしれません。

もちろん、栄養バランスは大切ですが、採卵前・移植前に急に特別な食事法を始める必要はありません。

まず意識したいのは、欠食を避けて、たんぱく質・野菜・炭水化物を極端に不足させないことです。

  • 朝食を抜きやすい方は、卵、納豆、ヨーグルト、味噌汁などを少しでも取り入れる
  • 外食が続くときは、主食だけでなく魚・肉・豆腐・卵などのたんぱく質を足す
  • 冷たい飲み物や生野菜ばかりに偏らないようにする
  • 胃腸が疲れているときは、温かい汁物や消化のよい食事を選ぶ
  • 無理な糖質制限や急なダイエットは避ける

体調を崩したくない時期ほど、「体にいいものを完璧に食べる」より、胃腸に負担をかけすぎず、安定して食べられることを大切にしましょう。

3. 体を冷やさない工夫をする

採卵前・移植前は、冷えを気にされる方も多い時期です。

冷えが直接すべての不妊の原因になるわけではありませんが、体が冷えると肩こり、腰の重だるさ、胃腸の不調、睡眠の質の低下につながることがあります。

体調を崩しやすい時期は、首・お腹・足元を冷やさないことを意識しましょう。

  • 薄着で長時間外出しない
  • 足首やお腹まわりを冷やさない服装にする
  • 冷たい飲み物ばかりを続けない
  • 入浴はシャワーだけで済ませず、可能な日は湯船につかる
  • 寝る前に足が冷える場合は、足浴やレッグウォーマーを使う

ただし、移植後や妊娠の可能性がある時期に、腹部を長時間強く温めすぎることは避けたほうが安心です。カイロや温灸を使う場合は、低温やけどにも注意し、心配な場合は通院先に確認しましょう。

4. 人混みや長時間の外出を無理に増やさない

採卵・移植前は、感染症を完全に避けることは難しくても、リスクを減らす工夫はできます。

CDCでは、季節性インフルエンザの予防として、ワクチン接種に加えて、手洗い、咳エチケット、体調不良の人との接触を避けることなどが案内されています。

採卵前・移植前に特に意識したいのは、疲れやすい予定と感染リスクが高い環境を重ねないことです。

  • 長時間の人混みはできる範囲で避ける
  • 混雑する電車や施設ではマスクを活用する
  • 帰宅後は手洗いをする
  • 職場や家族に体調不良の人がいる場合は、タオルや食器の共有を避ける
  • 採卵・移植前日は遠出や夜遅い外出を控える

ただし、何もかも避けようとすると、かえってストレスが大きくなります。大切なのは、できる範囲でリスクを減らすことです。

5. 家族内感染を防ぐためにできること

妊活中の方の中には、ご家族や職場の方から風邪をもらってしまうことを心配される方もいます。

特に、採卵日や移植日が近い時期に同居家族が発熱した場合は、不安が強くなりやすいと思います。

家族内感染を完全に防ぐことは難しいですが、次のような工夫は役立ちます。

  • 体調不良の家族とは、可能な範囲で寝室を分ける
  • タオルやコップを共有しない
  • ドアノブ、洗面台、テーブルなどよく触る場所を清潔に保つ
  • 室内の換気を意識する
  • 看病が必要な場合は、マスクや手洗いを意識する

同居家族に感染症が疑われる場合は、採卵や移植の予定が近いことをクリニックへ伝えておくと安心です。

6. ワクチンは妊活中でも早めに相談しておく

インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症が流行する時期は、ワクチンについて気になる方も多いと思います。

CDCやACOGでは、妊娠中のインフルエンザワクチン接種が推奨されており、妊娠中のインフルエンザは重症化リスクに注意が必要とされています。

妊活中や体外受精の治療周期にワクチンを受けるかどうかは、持病、過去の副反応、採卵日や移植日との間隔、通院先の方針によって判断が変わることがあります。

そのため、採卵や移植の直前に慌てて判断するのではなく、治療予定が決まった段階で早めにクリニックへ相談しておくと安心です。

7. サプリや市販薬を自己判断で増やしすぎない

風邪をひきたくない時期は、ビタミン剤、漢方薬、栄養ドリンク、市販薬などを追加したくなることがあります。

しかし、採卵前・移植前は薬やサプリの内容によっては、治療や体調に影響する可能性もあります。

特に、複数のサプリを同時に飲んでいる場合や、漢方薬、市販の総合感冒薬、解熱鎮痛薬を使う場合は、自己判断で増やさず、医師や薬剤師に確認しましょう。

「妊活中です」「採卵前です」「胚移植前です」と伝えることで、より状況に合った判断をしてもらいやすくなります。

8. 採卵前・移植前に避けたい過ごし方

体調を崩さないためには、何をするかだけでなく、何を控えるかも大切です。

  • 寝不足が続く予定を入れる
  • 採卵・移植直前に遠出や旅行を詰め込む
  • 急に激しい運動を始める
  • 無理なダイエットをする
  • 冷えた環境で長時間過ごす
  • 体調不良を隠して通院する
  • 市販薬やサプリを自己判断で増やす

採卵前・移植前は、体を追い込む時期ではありません。いつもより少し余裕を持ち、体調の変化に気づきやすい状態をつくることが大切です。

9. それでも体調を崩したときは早めに連絡を

どれだけ気をつけていても、風邪をひくことはあります。

体調を崩したときに、「自分の管理が悪かった」と責める必要はありません。

大切なのは、症状が出た時点で早めに通院先へ連絡し、採卵や移植を予定どおり進めてよいか確認することです。

特に、発熱、強い咳、息苦しさ、強い倦怠感、インフルエンザやコロナが疑われる場合は、自己判断せずに相談しましょう。

延期や日程変更になる場合もありますが、それは妊娠の可能性を下げるためではなく、より安全に治療を進めるための調整です。

まとめ|採卵・移植前は「頑張りすぎない体調管理」が大切です

採卵前・胚移植前は、治療への期待と不安が重なり、体調の変化にも敏感になりやすい時期です。

風邪を完全に防ぐことは難しいですが、睡眠、食事、冷え対策、手洗い、人混みを避ける工夫など、できることを積み重ねることで体調を崩しにくい環境を整えることはできます。

大切なのは、完璧を目指すことではなく、無理をしすぎないことです。

採卵や移植に向けて体を整えたい時期ほど、予定を詰め込みすぎず、休む時間を確保しながら過ごしましょう。

もし体調不良が出た場合は、一人で判断せず、早めに通院先へ連絡してください。早めに共有することが、安心して治療を進めるための大切な一歩になります。

よくあるご質問(FAQ)

Q1. 採卵前や移植前は、外出を控えたほうがいいですか?

すべての外出を控える必要はありません。

ただし、採卵日や移植日が近い時期は、人混み、長時間の外出、夜遅い予定などはできる範囲で減らしたほうが安心です。特に感染症が流行している時期は、マスク、手洗い、換気などの基本的な対策を意識しましょう。

Q2. 採卵前・移植前に運動しても大丈夫ですか?

軽い散歩やストレッチ程度であれば、体調に問題がなければ行えることが多いです。

ただし、採卵前は卵巣が腫れやすい時期のため、激しい運動やお腹を強くひねる動きは避けたほうが安心です。移植前も、急に運動量を増やすのではなく、普段から慣れている範囲で無理なく行いましょう。

Q3. 風邪予防のためにサプリを増やしてもいいですか?

自己判断でサプリを増やしすぎることはおすすめしません。

ビタミンや漢方薬、栄養ドリンクであっても、成分や量によっては体に合わない場合があります。妊活中、採卵前、移植前であることを医師や薬剤師に伝えたうえで確認しましょう。

Q4. 家族が風邪をひいた場合、採卵や移植に影響しますか?

必ず影響するわけではありませんが、同居家族に発熱や感染症が疑われる症状がある場合は、クリニックへ伝えておくと安心です。

寝室を分ける、タオルや食器を共有しない、換気をする、手洗いを徹底するなど、できる範囲で家族内感染を防ぐ工夫をしましょう。

Q5. 採卵前・移植前に少しでも体調が悪い場合は中止になりますか?

必ず中止になるわけではありません。

軽い鼻水やのどの違和感だけで、発熱がなく全身状態が安定していれば、予定どおり進められることもあります。ただし、発熱、強い咳、息苦しさ、強い倦怠感がある場合は、延期を含めて相談が必要になることがあります。

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📚参考文献

この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子 (うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

採卵・移植前の体調管理に不安がある方へ

採卵や胚移植が近づくと、少しの体調変化にも不安を感じやすくなります。

「この周期に向けて体を整えたい」「冷えや疲れをためないようにしたい」「採卵・移植前の過ごし方を相談したい」という方は、無理のない範囲で身体づくりを進めていくことが大切です。

宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中のお身体の状態や治療スケジュールに合わせて、採卵・移植に向けた体調管理をサポートしています。

治療を進めるうえで気になることがありましたら、まずはお気軽にご相談ください🍀

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妊活中に冷えやすい人の1日ルーティン|朝・昼・夜にできる体調管理

投稿日:

「妊活中は体を冷やさないほうがいい」とわかっていても、実際に毎日の生活で何をすればよいのか迷う方は多いのではないでしょうか。

冷え対策というと、腹巻きやカイロ、足湯などを思い浮かべる方も多いと思います。しかし、妊活中の冷え対策は、ただ温めるだけではなく、食事、服装、運動、冷房対策、入浴、睡眠など、1日の過ごし方全体を整えることが大切です。

冷えそのものが直接、不妊の原因になるとまでは言えません。ただし、冷えによる不快感、睡眠の質の低下、肩こり、胃腸の不調、ストレスなどは、妊活中の体調管理に影響することがあります。

この記事では、妊活中に冷えやすい方に向けて、朝・昼・夜にできる冷え対策と、無理なく続けるための1日ルーティンをわかりやすく解説します。

この記事の要点まとめ
  • 妊活中の冷え対策は、特別な温活を頑張るよりも、朝・昼・夜の過ごし方を少しずつ整えることが大切です。
  • 朝は、白湯や温かい飲み物、朝食、軽いストレッチなどで、体を内側から目覚めさせることを意識しましょう。
  • 昼は、冷房の風や座りっぱなしによる冷えに注意し、羽織りものや膝かけ、こまめな歩行で下半身のめぐりを促しましょう。
  • 夜は、湯船につかる、首・お腹・足元を冷やさない、寝る前のスマホ時間を減らすなど、眠りやすい状態をつくることが大切です。
  • 冷え対策は、温めすぎや締めつけすぎに注意し、「心地よく続けられること」を優先しましょう。

妊活中の冷え対策は「1日の流れ」で考える

妊活中の冷え対策では、「どこを温めるか」だけでなく、「いつ、どのように整えるか」も大切です。

朝は体温を上げて1日を始める時間、昼は冷房や座りっぱなしによる冷えを防ぐ時間、夜は体をゆるめて眠りやすくする時間です。

このように、朝・昼・夜で目的を分けると、冷え対策を無理なく生活に取り入れやすくなります。

  • 朝:体を目覚めさせ、内側から温まりやすい状態をつくる
  • 昼:冷房や座りっぱなしによる冷えを防ぐ
  • 夜:首・お腹・足元をゆるめ、睡眠に向けて整える

妊活中の冷え対策は、特別なことを頑張るよりも、毎日の小さな習慣を積み重ねることが大切です。

朝のルーティン|体を目覚めさせる冷え対策

朝は、寝ている間に下がった活動モードを少しずつ上げていく時間です。

朝から体が冷えている、手足が冷たい、起きてもだるいという方は、急に活動しようとするよりも、体をやさしく目覚めさせることを意識しましょう。

1. 起きたら白湯や温かい飲み物をとる

朝起きたら、冷たい飲み物よりも、白湯や温かいお茶などを少しずつ飲むのがおすすめです。

寝起きの胃腸に冷たいものを入れると、お腹が冷えたり、胃腸が重く感じたりすることがあります。

無理にたくさん飲む必要はありません。まずは、体がほっとする程度の温かい飲み物から始めてみましょう。

2. 朝食を抜かない

朝食は、体にエネルギーを入れ、熱を作るきっかけになります。

忙しい朝でも、たんぱく質を含む食事を少しでもとることが大切です。

  • 味噌汁
  • 納豆
  • 豆腐
  • 鶏肉
  • ヨーグルト

食欲がない方は、温かい味噌汁やスープだけでもよいので、胃腸を冷やしすぎない朝食を意識しましょう。

3. 首・お腹・足首を冷やさない服装にする

朝の服装で冷えやすいのが、首元、お腹、足首です。

とくに冷房の効いた職場や電車に乗る方は、外の暑さだけに合わせて薄着にすると、室内で冷えやすくなります。

  • 薄手の羽織りものを持つ
  • お腹が冷えやすい方は腹巻きを使う
  • 足首が出すぎる服装を避ける
  • 冷房対策用のストールを持つ

締めつけの強い服は血流を妨げることがあるため、妊活中の冷え対策では、温かさと動きやすさの両方を意識しましょう。

4. 軽く体を動かしてから出かける

朝に軽く体を動かすと、血流が促され、体が温まりやすくなります。

激しい運動をする必要はありません。

  • 肩をゆっくり回す
  • 足首を回す
  • かかとの上げ下げをする
  • 深呼吸をする
  • 軽く背伸びをする

1〜3分程度でも、体を動かす習慣をつけることで、朝の冷えやだるさを感じにくくなることがあります。

昼のルーティン|冷房・座りっぱなしの冷えを防ぐ

昼間は、職場や外出先の冷房、座りっぱなし、緊張、食事の偏りなどで冷えやすくなります。

とくにデスクワークの方は、下半身の血流が滞りやすく、足先やお腹の冷えを感じやすい傾向があります。

1. 冷房の風を直接受けない

冷房の風が首、肩、背中、足元に直接当たると、体が冷えやすくなります。

職場や外出先では、温度調整が難しいこともありますが、できる範囲で冷房対策をしましょう。

  • 羽織りものを使う
  • 膝かけを使う
  • 首元に薄手のストールを使う
  • 足元が冷える場合は靴下やレッグウォーマーを使う
  • 冷風が直接当たる席を避ける

冷房対策は、厚着をすることではなく、冷えやすい部分を必要に応じて守ることがポイントです。

2. 座りっぱなしを避ける

長時間座ったままでいると、下半身の血流が滞りやすくなります。

足先が冷える、むくみやすい、腰が重いという方は、こまめに立ち上がることを意識しましょう。

  • 1時間に1回は立ち上がる
  • トイレや給水のタイミングで歩く
  • 座ったまま足首を回す
  • かかとの上げ下げをする
  • ふくらはぎを軽く動かす

少しの動きでも、足首やふくらはぎを使うことで、下半身のめぐりを助けることにつながります。

3. 昼食は冷たいものだけにしない

暑い季節は、冷たい麺類やサラダ、アイスコーヒーなどが続きやすくなります。

冷たいものを食べてはいけないわけではありませんが、冷たいものばかりが続くと、胃腸が冷えやすくなることがあります。

昼食では、次のような工夫をしてみましょう。

  • 温かい汁物をつける
  • たんぱく質を意識する
  • 冷たい飲み物ばかりにしない
  • よく噛んで食べる
  • 食後すぐに体を冷やさない

妊活中は、冷え対策だけでなく、血やエネルギーをつくるための栄養も大切です。

4. 午後の疲れを感じたら深呼吸する

午後になると、仕事や家事の疲れ、緊張、眠気などで自律神経が乱れやすくなることがあります。

肩に力が入っている、呼吸が浅い、首肩がこるという方は、数回だけでも深呼吸をしてみましょう。

  • 肩の力を抜く
  • 鼻からゆっくり息を吸う
  • 口から長く息を吐く
  • 首や肩を軽く回す
  • 目を休める

冷えやすい方は、体だけでなく緊張もため込みやすいことがあります。昼間の小さな休憩が、夕方以降の疲れや冷え対策につながります。

夜のルーティン|体をゆるめて眠りやすくする

夜は、1日の冷えや緊張をゆるめ、睡眠に向けて体を整える時間です。

妊活中は、睡眠の質や自律神経のバランスも大切です。夜の過ごし方を整えることで、冷えだけでなく、疲れやストレスのケアにもつながります。

1. 夕食は体を冷やしすぎない内容にする

夜遅い時間に冷たいものや消化に重いものが続くと、胃腸に負担がかかり、眠りにくくなることがあります。

夕食では、温かい汁物や煮物、たんぱく質を含む食事を意識しましょう。

  • 味噌汁
  • スープ
  • 鍋料理
  • 煮物
  • 魚や鶏肉
  • 豆腐や卵

食事は完璧を目指す必要はありません。冷たいものばかりにならないように、温かいものを一品加えるだけでも取り入れやすくなります。

2. 湯船につかって体をゆるめる

シャワーだけで済ませる日が続くと、体の芯まで温まりにくいことがあります。

ぬるめのお湯にゆっくりつかることで、体が温まり、首肩や腰まわりの緊張もゆるみやすくなります。

熱すぎるお風呂や長風呂は、かえって疲れにつながることがあるため、心地よい温度と時間を意識しましょう。

3. 寝る前は首・お腹・足元を冷やさない

寝る前に体が冷えていると、寝つきにくくなったり、夜中に目が覚めやすくなったりすることがあります。

就寝前は、首・お腹・足元を冷やしすぎないようにしましょう。

  • 首肩が冷える方は蒸しタオルで温める
  • お腹が冷える方は腹巻きを使う
  • 足元が冷える方はレッグウォーマーを使う
  • 寝室の冷房が直接当たらないようにする
  • 髪を乾かしてから寝る

ただし、就寝中のカイロ使用は低温やけどのリスクがあるため避けましょう。

4. 寝る前のスマホ時間を短くする

寝る前にスマホを長く見ていると、目や首肩の緊張が強くなり、眠りに入りにくくなることがあります。

妊活中は、検索をして不安が強くなってしまうこともあるかもしれません。

寝る前は、スマホを見る時間を少し短くし、体と気持ちを休める時間をつくりましょう。

  • 寝る30分前はスマホを控える
  • 照明を少し暗めにする
  • 深呼吸をする
  • 軽くストレッチをする
  • 温かい飲み物でリラックスする

「絶対に見ない」と決めるとストレスになることもあります。まずは、寝る直前のスマホ時間を少し減らすことから始めてみましょう。

妊活中の冷え対策で気をつけたいこと

冷え対策は大切ですが、頑張りすぎる必要はありません。

「冷やしてはいけない」と思いすぎると、服装や食事に神経質になり、かえってストレスになることがあります。

妊活中の冷え対策では、次のような点に注意しましょう。

  • 汗をかくほど温めすぎない
  • 締めつけの強い服や腹巻きを避ける
  • カイロを長時間同じ場所に貼らない
  • 冷たいものを完全に禁止しない
  • 体調が悪い日は無理に運動しない
  • 冷えだけで妊娠しにくいと決めつけない

冷え対策は、妊活中の体を責めるためのものではなく、心地よく過ごすためのセルフケアです。

無理なく続けるための1日ルーティン例

毎日すべてを完璧に行う必要はありません。

できるところから、1つずつ取り入れてみましょう。

  • 起きたら白湯や温かい飲み物を飲む
  • 朝食を抜かず、たんぱく質を少し加える
  • 首・お腹・足首を冷やさない服装にする
  • 足首回しや肩回しをする

  • 冷房の風を直接受けないようにする
  • 1時間に1回は立ち上がる
  • 温かい汁物や飲み物を取り入れる
  • 深呼吸や軽いストレッチで緊張をゆるめる

  • 夕食に温かい一品を加える
  • 湯船につかって体をゆるめる
  • 首・お腹・足元を冷やさない
  • 寝る前のスマホ時間を短くする

この中から、今の生活に取り入れやすいものを選ぶだけでも十分です。

まとめ|妊活中の冷え対策は、毎日の小さな習慣から

妊活中に冷えやすい方は、朝・昼・夜の過ごし方を少し見直すことで、体調管理がしやすくなります。

朝は温かい飲み物や朝食で体を目覚めさせ、昼は冷房や座りっぱなしによる冷えを防ぎ、夜は入浴や睡眠準備で体をゆるめることが大切です。

冷えを完全になくそうと頑張りすぎる必要はありません。

妊活中の冷え対策は、「体を冷やさないように我慢すること」ではなく、「心地よく過ごせる時間を増やすこと」です。

無理なく続けられる習慣を少しずつ取り入れながら、妊活中の体と心を整えていきましょう。

よくあるご質問(FAQ)

妊活中の冷え対策は、何から始めればよいですか?

まずは、朝に温かい飲み物を飲む、冷房の風を直接受けない、夜は湯船につかるなど、生活の中で無理なくできることから始めるのがおすすめです。

一度にすべてを変える必要はありません。毎日続けやすい小さな習慣を積み重ねることが大切です。

妊活中は体を冷やすと妊娠しにくくなりますか?

冷えそのものが直接、不妊の原因になるとまでは言えません。

ただし、冷えによる不快感、睡眠の質の低下、肩こり、胃腸の不調、ストレスなどが続くと、妊活中の体調管理がしづらくなることがあります。冷えだけを怖がりすぎず、生活全体を整えることが大切です。

朝食を抜くと冷えやすくなりますか?

朝食は、体にエネルギーを入れ、熱を作るきっかけになります。

朝食を抜く日が続くと、体が温まりにくく、午前中に冷えやだるさを感じやすくなることがあります。食欲がない場合は、温かい味噌汁やスープなど、無理なくとれるものから始めてみましょう。

デスクワーク中の冷え対策は何ができますか?

デスクワーク中は、冷房の風を直接受けないこと、膝かけや羽織りものを使うこと、足首を冷やさないことが大切です。

また、座りっぱなしが続くと下半身の血流が滞りやすくなるため、1時間に1回は立ち上がる、足首を回す、かかとの上げ下げをするなど、こまめに体を動かしましょう。

妊活中の冷え対策でカイロを使ってもよいですか?

カイロは冷え対策として使いやすい方法ですが、長時間同じ場所に貼ったり、直接肌に貼ったりすると、低温やけどの原因になることがあります。

衣類の上から短時間、心地よい範囲で使用し、就寝中の使用は避けましょう。不妊治療中で採卵周期や移植後など不安がある場合は、通院先に確認すると安心です。

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📚参考文献

 

この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子 (うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

妊活中の冷えや体調管理でお悩みの方へ

妊活中は、「冷えやすい体質を整えたい」「朝から体がだるい」「冷房でお腹や足元が冷える」「夜もなかなかリラックスできない」と感じる方も少なくありません。

冷え対策は、ただ温めるだけでなく、血流、自律神経、睡眠、胃腸の働き、ストレス、生活リズムなどを含めて整えていくことが大切です。

宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中の冷えや寒がり、首肩こり、下半身の冷え、睡眠の不調などに寄り添いながら、お一人おひとりの状態に合わせた鍼灸施術を行っています。

「自分に合った冷え対策を知りたい」「妊活に向けて体調を整えたい」という方は、無理のない範囲で一度ご相談ください🍀

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妊活中・妊娠中のカフェイン摂取量の計算方法|1日200mgの目安と飲み物別早見表

投稿日:

妊活中や妊娠中に、
「コーヒーは飲んでも大丈夫?」
「カフェインは1日何mgまで?」
「今日飲んだ分をどう計算すればいい?」
と不安になる方は少なくありません。

カフェインは、コーヒーだけでなく、紅茶、緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶、エナジードリンク、チョコレートなどにも含まれています。
そのため、1杯ごとの量だけでなく、1日に飲んだものを合計して考えることが大切です。

この記事では、妊活中・妊娠中の方がカフェイン摂取量を確認しやすいように、計算式、飲み物別の目安量、1日200mg以内におさえる具体例をわかりやすく解説します。

この記事の要点まとめ
  • カフェインはコーヒーだけでなく、紅茶、緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶、エナジードリンク、チョコレートなどにも含まれています。
  • カフェイン摂取量は、「飲み物1杯あたりのカフェイン量 × 飲んだ杯数」で計算できます。
  • 妊活中・妊娠中は、1日200mg前後をひとつの目安として、1日の合計量を確認すると調整しやすくなります。
  • コーヒーを控えていても、紅茶や緑茶、エナジードリンクなどを重ねて飲むと、思ったよりカフェイン量が増えることがあります。
  • カフェインを完全にゼロにする必要はありませんが、午後以降はカフェインレスや麦茶、ルイボスティー、白湯などに変えると、睡眠や妊活中の体調管理にもつながります。
  • 不安が強い方、妊娠初期の方、医師から制限を受けている方は、自己判断で増やさず、主治医に確認しておくと安心です。

カフェイン摂取量の基本的な計算式

カフェイン摂取量は、次のように考えると計算しやすくなります。

カフェイン量の計算式
飲み物1杯あたりのカフェイン量 × 飲んだ杯数 = 1日のカフェイン摂取量

たとえば、カフェインが1杯あたり80mg含まれるコーヒーを2杯飲んだ場合は、

80mg × 2杯 = 160mg

となります。

さらに、紅茶や緑茶、チョコレートなども一緒に摂っている場合は、それらも合計して考えます。

妊活中・妊娠中のカフェインは1日何mgまで?

妊活中や妊娠中のカフェインについては、国や機関によって目安量に少し違いがあります。

一般的には、妊娠中は1日200mg前後をひとつの目安として考えられることが多いです。
海外の産婦人科関連の見解では、1日200mg未満の中等量のカフェイン摂取は、流産や早産の主な原因とは考えにくいとされています。

一方で、日本では妊婦さんに対する明確な一律基準が決められているわけではありません。
そのため、妊活中・妊娠中は「絶対に飲んではいけない」と考えるよりも、飲みすぎないように合計量を確認することが現実的です。

不安が強い方、妊娠初期の方、医師から制限を受けている方は、自己判断で増やさず、主治医に確認しておくと安心です。

飲み物別|カフェイン量の目安

カフェイン量は、商品、抽出方法、濃さ、カップの大きさによって変わります。
以下はあくまで目安として見てください。

飲み物・食品目安量カフェイン量の目安
ドリップコーヒー1杯 約150ml約80〜100mg
インスタントコーヒー1杯 約150ml約60〜80mg
紅茶1杯 約150ml約30mg
緑茶1杯 約150ml約20〜30mg
ほうじ茶1杯 約150ml約20〜30mg
ウーロン茶1杯 約150ml約20〜30mg
エナジードリンク1本商品により大きく異なる
高カカオチョコレート数かけ商品により異なる

特に注意したいのは、エナジードリンクや眠気覚まし系の飲料です。
商品によってカフェイン量が大きく違うため、必ずパッケージの表示を確認しましょう。

具体例1|コーヒーを1日2杯飲む場合

たとえば、1杯あたり80mgのコーヒーを2杯飲む場合は、

80mg × 2杯 = 160mg

となります。

この場合、1日200mgを目安にするなら、残りは約40mgです。
そのため、追加で紅茶や緑茶を何杯も飲むと、合計量が増えやすくなります。

コーヒーを2杯飲みたい日は、その他の飲み物を麦茶、ルイボスティー、白湯、カフェインレスコーヒーなどに変えると調整しやすくなります。

具体例2|コーヒー1杯+紅茶1杯+緑茶1杯の場合

次のように飲んだ場合を考えてみます。

  • コーヒー1杯:約80mg
  • 紅茶1杯:約30mg
  • 緑茶1杯:約30mg

この場合、

80mg + 30mg + 30mg = 140mg

となります。

1日200mg以内を目安にする場合は、比較的余裕があります。
ただし、カップが大きい場合や濃く抽出している場合は、実際のカフェイン量が増えることがあります。

具体例3|カフェラテやコンビニコーヒーを飲む場合

カフェラテやコンビニコーヒーは、サイズによってカフェイン量が変わります。
「1杯」と考えていても、MサイズやLサイズでは量が多くなるため注意が必要です。

妊活中・妊娠中は、次のように考えると安心です。

  • 大きいサイズより小さいサイズを選ぶ
  • 1日1杯までと決めておく
  • 午後以降はカフェインレスに変える
  • 商品ページやパッケージでカフェイン量を確認する

特に睡眠の質が気になる方は、夕方以降のカフェインを控えることで、寝つきや眠りの浅さの対策にもつながります。

カフェインはコーヒー以外にも含まれます

カフェインというとコーヒーを思い浮かべる方が多いですが、実際にはさまざまな食品や飲み物に含まれています。

  • コーヒー
  • 紅茶
  • 緑茶
  • ほうじ茶
  • ウーロン茶
  • コーラ
  • エナジードリンク
  • チョコレート
  • 一部の眠気覚まし系食品

「コーヒーを控えているから大丈夫」と思っていても、緑茶や紅茶を何杯も飲んでいると、思ったよりカフェイン量が増えていることがあります。

大切なのは、コーヒーだけを見ないで、1日の合計量を見ることです。

妊活中・妊娠中におすすめの調整方法

カフェインを完全にゼロにしようとすると、かえってストレスになる方もいます。
そのため、まずは無理なく減らせるところから調整していきましょう。

1. いつものコーヒーを1杯だけカフェインレスにする

毎日2杯以上コーヒーを飲む方は、そのうち1杯をカフェインレスに変えるだけでも、1日の摂取量を減らしやすくなります。

2. 午後以降はノンカフェインにする

カフェインは眠りに影響することがあります。
妊活中は睡眠の質も大切なので、午後以降は麦茶、ルイボスティー、白湯などに変えるのもおすすめです。

3. エナジードリンクはできるだけ避ける

エナジードリンクはカフェイン量が多い商品もあり、糖分が多いものもあります。
妊活中・妊娠中は習慣的に飲むよりも、できるだけ控えるほうが安心です。

4. 飲んだものをメモしてみる

「今日は何mgくらい摂ったかな?」と不安になる方は、数日だけでも飲んだものをメモしてみましょう。
毎日どのくらいカフェインを摂っているかが見えると、調整しやすくなります。

1日200mg以内におさえる組み合わせ例

1日200mg以内を目安にする場合、たとえば次のような組み合わせが考えられます。

  • コーヒー1杯+紅茶1杯+緑茶1杯
  • コーヒー1杯+午後はカフェインレスコーヒー
  • 朝だけコーヒー1杯+日中は麦茶やルイボスティー
  • カフェラテ1杯+その他はノンカフェイン飲料

反対に、コーヒーを大きめサイズで2杯飲み、さらに紅茶や緑茶、チョコレートも多く摂ると、200mgを超える可能性があります。

カフェインは「少しでも摂ったら危険」というものではありません。
ただし、妊活中・妊娠中は、毎日の積み重ねとして摂りすぎない工夫をしていきましょう。

カフェインを減らしたいときの代わりの飲み物

カフェインを減らしたいときは、我慢するだけでなく、代わりになる飲み物を用意しておくと続けやすくなります。

  • 麦茶
  • ルイボスティー
  • 黒豆茶
  • 白湯
  • カフェインレスコーヒー
  • デカフェ紅茶

ただし、ハーブティーの中には妊娠中に注意が必要なものもあります。
妊娠中の方は、「妊婦さん向け」と明記されたものを選ぶか、不安な場合は医師や薬剤師に確認しましょう。

妊活中・妊娠中のカフェインで不安になりすぎないために

妊活中や妊娠中は、食べ物や飲み物に対して不安が強くなりやすい時期です。
カフェインについても、「飲んでしまったから悪影響が出るのでは」と心配になる方がいます。

しかし、カフェインは少量でも必ず問題になるというものではありません。
大切なのは、毎日の合計量を確認し、過剰摂取を避けることです。

もし、コーヒーを飲むことで気分転換になっている場合は、無理にゼロにするよりも、量や時間帯を調整しながら上手に付き合うことも大切です。

よくあるご質問(FAQ)

Q. 妊活中はコーヒーを完全にやめたほうがいいですか?

必ずしも完全にやめる必要はありません。
ただし、飲みすぎには注意が必要です。
1日の合計量を確認しながら、コーヒーは1日1〜2杯程度におさえる、午後はカフェインレスにするなど、無理のない調整をしていきましょう。

Q. 妊娠中にカフェインを摂ってしまいました。大丈夫ですか?

少量のカフェインを摂っただけで、すぐに大きな問題になるとは限りません。
まずはその日の合計量を確認し、続けて多く摂りすぎないようにしましょう。
強い不安がある場合や、医師から制限を受けている場合は、主治医に相談してください。

Q. カフェインレスコーヒーなら何杯でも飲んでいいですか?

カフェインレスコーヒーでも、少量のカフェインが含まれていることがあります。
また、飲みすぎると胃がもたれる方もいます。
カフェインレスであっても、体調に合わせて適量にしましょう。

Q. 緑茶やほうじ茶にもカフェインはありますか?

はい、緑茶やほうじ茶にもカフェインは含まれます。
コーヒーより少ないことが多いですが、何杯も飲むと合計量が増えます。
妊活中・妊娠中は、飲み物全体でカフェイン量を考えましょう。

Q. エナジードリンクは妊活中・妊娠中に飲んでもいいですか?

エナジードリンクは商品によってカフェイン量が多く、糖分が多いものもあります。
妊活中・妊娠中は、習慣的に飲むことは控えたほうが安心です。
飲む場合は、必ずカフェイン量の表示を確認しましょう。

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📚参考文献

この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

妊活中の食事や飲み物で迷う方へ

妊活中や妊娠中は、カフェインをはじめ、食事・飲み物・睡眠・冷え対策など「どこまで気をつければいいのか」で迷いやすい時期です。

宇都宮鍼灸良導絡院では、不妊治療の状況や体質、生活リズムをお聞きしながら、妊娠に向けた体づくりをサポートしています。
カフェインを無理に我慢しすぎるのではなく、日々の体調に合わせて整えていくことが大切です。

冷えや自律神経の乱れ、睡眠の質、胃腸の不調などが気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください🍀

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妊活中の冷えはどこを温める?お腹・足首・首元の温め方と注意点

投稿日:

「妊活中は身体を冷やさないほうがいい」と聞くと、どこを温めればよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。

お腹を温めたほうがいいのか、足首を冷やさないほうがいいのか、首元を温めると自律神経によいのかなど、妊活中の温活にはさまざまな情報があります。

冷えそのものが直接、不妊の原因になるとまでは言えませんが、冷えによる不快感、睡眠の質の低下、肩こり、胃腸の不調、ストレスなどは、妊活中の体調管理に影響することがあります。

この記事では、妊活中に温めたい部位としてよく挙げられるお腹・足首・首元を中心に、それぞれの温め方と注意点をわかりやすく解説します。

この記事の要点まとめ
  • 妊活中の冷え対策では、お腹・足首・首元をやさしく保温することが、日常で取り入れやすい温活になります。
  • お腹の冷えが気になる方は、腹巻きや入浴などで下腹部を冷やさない工夫をしながら、胃腸の働きやリラックスしやすい状態を整えることが大切です。
  • 足首や足先が冷えやすい方は、レッグウォーマーや軽い足首運動、こまめな歩行などで、下半身のめぐりを意識しましょう。
  • 首元が冷える方は、冷房の風を避ける、首肩を温める、前かがみ姿勢を見直すことで、首肩こりや睡眠の浅さのケアにもつながります。
  • 妊活中の温活は、温めすぎや締めつけすぎに注意し、「心地よく冷やさない」ことを無理なく続けることが大切です。

妊活中の冷え対策は「どこを温めるか」が大切

妊活中の冷え対策では、ただ厚着をしたり、カイロをたくさん貼ったりすればよいわけではありません。

大切なのは、冷えを感じやすい部位を無理なく保温し、血流や自律神経、睡眠、胃腸の働きなどを整えやすい状態にすることです。

とくに、お腹・足首・首元は、冷えを感じやすく、日常生活の中でも対策しやすい部位です。

  • お腹:下腹部の冷えや胃腸の不調が気になる方に意識したい部位
  • 足首:下半身の冷えや足先の冷えが気になる方に意識したい部位
  • 首元:首肩こり、睡眠の浅さ、冷房による冷えが気になる方に意識したい部位

ただし、温めすぎや締めつけすぎは、かえって不快感につながることがあります。妊活中の温活は、「心地よく続けられること」を大切にしましょう。

1. お腹を温める|下腹部の冷えが気になる方に

妊活中の冷え対策で、まず気になるのがお腹まわりではないでしょうか。

下腹部には子宮や卵巣があるため、「お腹が冷えると妊娠しにくくなるのでは」と不安になる方も少なくありません。

ただし、お腹が冷たいからといって、それだけで子宮や卵巣の機能が悪くなると決めつける必要はありません。

一方で、お腹の冷え感がある方は、胃腸の働きが弱っていたり、ストレスでお腹がこわばっていたり、血流が滞りやすくなっていることがあります。

お腹を温めるときのポイント

  • 腹巻きで下腹部をやさしく保温する
  • 冷房の効いた場所では薄手のインナーを使う
  • 冷たい飲み物をとりすぎない
  • シャワーだけでなく、湯船につかる日をつくる
  • お腹を締めつける下着や服を避ける

腹巻きやインナーは、締めつけの強いものよりも、やわらかく伸びのよい素材がおすすめです。

お腹を温める目的は、強く熱を加えることではなく、冷えによる不快感を減らし、リラックスしやすい状態をつくることです。

お腹を温めるときの注意点

カイロを長時間同じ場所に貼ると、低温やけどの原因になることがあります。

とくに就寝中は温度の感覚が鈍くなりやすいため、貼るカイロをつけたまま眠ることは避けましょう。

また、採卵周期や移植後など、不妊治療中で温熱刺激が気になる時期は、自己判断で強く温めすぎず、心配な場合は通院先に確認すると安心です。

2. 足首を温める|足先や下半身が冷えやすい方に

足先が冷える、ふくらはぎが冷たい、下半身が冷えやすい方は、足首の保温も意識したいポイントです。

足首まわりは皮膚が薄く、冷えを感じやすい部位です。また、足元が冷えると全身の寒さを感じやすくなり、身体がリラックスしにくくなることがあります。

妊活中の温活では、足首を冷やさないことは、日常で取り入れやすい対策のひとつです。

足首を温めるときのポイント

  • レッグウォーマーを使う
  • 冷房の効いた室内では靴下を活用する
  • 足首を締めつける靴下を避ける
  • 足先だけでなく、ふくらはぎも軽く動かす
  • 長時間座りっぱなしを避ける

足首を温めるときは、分厚い靴下を重ねるよりも、足首まわりをやさしく保温できるレッグウォーマーが使いやすい場合があります。

また、冷え対策では「温めること」だけでなく、ふくらはぎを動かして血流を促すことも大切です。

足首の冷え対策におすすめの動き

  • 足首をゆっくり回す
  • かかとの上げ下げをする
  • 座ったままつま先を上げ下げする
  • 短い距離でもこまめに歩く
  • 階段を無理のない範囲で使う

激しい運動をする必要はありません。座りっぱなしの時間を減らし、足首やふくらはぎをこまめに動かすだけでも、冷え対策につながります。

3. 首元を温める|冷房・首こり・睡眠が気になる方に

首元は、冷房や外気の影響を受けやすい部位です。

「首の後ろが冷たい」「首肩がこる」「寝る前に首が冷えて眠りにくい」という方は、首元の保温を意識するとよいでしょう。

首まわりには筋肉が多く、自律神経や睡眠とも関係が深い部位です。ただし、首を温めることで自律神経が必ず整うと断定するのではなく、冷えや緊張をやわらげ、リラックスしやすい環境をつくるものとして考えるとよいでしょう。

首元を温めるときのポイント

  • 冷房の風を首の後ろに直接当てない
  • 薄手のストールやネックウォーマーを使う
  • 髪を乾かしてから寝る
  • 寝る前に蒸しタオルで首肩を温める
  • スマホやパソコンで前かがみ姿勢が続かないようにする

首元は強く温めすぎるよりも、心地よい程度に保温することが大切です。

とくに就寝前は、首肩の緊張をゆるめるように、蒸しタオルや入浴でやさしく温めるとよいでしょう。

首元を温めるときの注意点

首元を強く締めつけるネックウォーマーやハイネックは、かえって肩こりや不快感につながることがあります。

また、熱すぎる温熱刺激は皮膚への負担になるため、温度は「少し温かくて気持ちいい」と感じる程度にしましょう。

温めすぎにも注意が必要です

妊活中は「冷やしてはいけない」という意識が強くなり、必要以上に温めすぎてしまう方もいます。

しかし、温活は強ければ強いほどよいわけではありません。

汗をかくほど厚着をしたり、カイロを長時間使い続けたり、締めつけの強い腹巻きや靴下を使ったりすると、かえって不快感や睡眠の質の低下につながることがあります。

妊活中の温活では、次のような状態を目安にしましょう。

  • 身体がじんわり温かい
  • 苦しくない
  • 汗をかきすぎない
  • 眠りやすい
  • 締めつけ感がない
  • 続けてもストレスにならない

「冷えをなくさなければ」と頑張りすぎるより、心地よく過ごせる状態を増やすことが大切です。

妊活中の温活で避けたいこと

妊活中の温活では、次のような方法には注意しましょう。

  • カイロを直接肌に貼る
  • 同じ場所を長時間温め続ける
  • 汗をかくほど厚着をする
  • 締めつけの強い腹巻きや靴下を使う
  • 熱すぎるお風呂に長時間入る
  • 体調が悪い日に無理に温活を続ける

温活は、身体を追い込むものではありません。疲れている日や体調がすぐれない日は、無理をせず休むことも大切です。

妊活中は「温める」だけでなく「めぐらせる」ことも大切

冷え対策というと、保温やカイロを思い浮かべる方が多いですが、妊活中は「温める」だけでなく「めぐらせる」ことも大切です。

血流を促すためには、軽い運動、深い呼吸、睡眠、入浴、ストレスケア、食事なども関係します。

たとえば、次のような習慣は、冷え対策としても妊活中の体調管理としても取り入れやすい方法です。

  • 1日10〜20分程度の軽いウォーキング
  • 座りっぱなしの時間を減らす
  • 湯船につかって身体をゆるめる
  • たんぱく質や鉄を意識した食事をとる
  • 寝る前のスマホ時間を短くする
  • 深呼吸やストレッチで緊張をゆるめる

お腹・足首・首元を温めながら、身体を動かし、休ませ、栄養を届けることを意識していきましょう。

まとめ|妊活中の冷え対策は、心地よく続けることが大切

妊活中の冷え対策では、お腹・足首・首元をやさしく保温することが役立ちます。

お腹は下腹部の冷えや胃腸の不調が気になる方に、足首は足先や下半身の冷えが気になる方に、首元は冷房や首こり、睡眠の浅さが気になる方に意識したい部位です。

ただし、温めすぎや締めつけすぎは逆効果になることもあります。

妊活中の温活は、「頑張って温める」よりも、「心地よく冷やさない」ことが大切です。

日常の中で無理なく続けられる方法を選びながら、睡眠、食事、運動、ストレスケアも含めて、全身のコンディションを整えていきましょう。

よくあるご質問(FAQ)

妊活中はどこを温めるのがよいですか?

妊活中の冷え対策では、お腹・足首・首元を意識すると取り入れやすいです。

お腹は下腹部の冷えや胃腸の不調が気になる方に、足首は足先や下半身の冷えが気になる方に、首元は冷房や首肩こり、睡眠の浅さが気になる方に向いています。

お腹を温めると妊娠しやすくなりますか?

お腹を温めたからといって、直接妊娠しやすくなると断定することはできません。

ただし、お腹の冷えによる不快感を減らし、胃腸の働きやリラックスしやすい状態を整えることは、妊活中の体調管理として役立つことがあります。

足首を温めるのはなぜよいのですか?

足首まわりは皮膚が薄く、冷えを感じやすい部位です。

足元が冷えると全身の寒さを感じやすくなるため、レッグウォーマーや靴下などで足首をやさしく保温することは、冷え対策として取り入れやすい方法です。

首元を温めると自律神経にいいですか?

首元を温めることで、自律神経が必ず整うと断定することはできません。

ただし、首肩の冷えやこわばりをやわらげ、リラックスしやすい状態をつくることは、睡眠や体調管理の面で役立つことがあります。

妊活中にカイロを使っても大丈夫ですか?

カイロは冷え対策として使いやすい方法ですが、直接肌に貼ったり、同じ場所を長時間温め続けたりすると、低温やけどの原因になることがあります。

就寝中の使用は避け、衣類の上から短時間、心地よい範囲で使うようにしましょう。採卵周期や移植後などで不安がある場合は、通院先に確認すると安心です。

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この記事の監修者

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院長:宇都宮 泰子 (うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

妊活中の冷えや温活でお悩みの方へ

妊活中は、「お腹を温めたほうがいいのかな」「足元の冷えが気になる」「首や肩が冷えて眠りが浅い」など、身体の冷えが気になりやすい時期です。

冷え対策は、ただ強く温めればよいわけではなく、血流、自律神経、睡眠、胃腸の働き、ストレスなどを含めて、ご自身の体に合った方法で整えていくことが大切です。

宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中の冷えや寒がり、首肩こり、下半身の冷えなどのお悩みに寄り添いながら、お一人おひとりの状態に合わせた鍼灸施術を行っています。

「温活をしているけれど、なかなか冷えが改善しない」「妊活に向けて体のめぐりを整えたい」という方は、無理のない範囲で一度ご相談ください🍀

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妊活中の「寒がり」は体質?ホルモン・甲状腺・貧血との関係をわかりやすく解説

投稿日:

「妊活を始めてから冷えが気になる」「以前より寒がりになった気がする」「手足やお腹が冷えやすくて、妊娠に影響しないか不安」と感じていませんか。

妊活中は、身体の小さな変化にも敏感になりやすい時期です。寒がりや冷えを感じると、「血流が悪いのでは」「ホルモンバランスが乱れているのでは」と心配になる方も少なくありません。

冷えや寒がりは、体質や生活環境、筋肉量、ストレス、睡眠不足などによって起こることがあります。一方で、強い寒がりやだるさが続く場合は、甲状腺機能の低下や貧血など、妊活中に確認しておきたい体調変化が隠れていることもあります。

この記事では、妊活中に寒がりを感じる原因、ホルモン・甲状腺・貧血との関係、病院で相談したほうがよい症状、日常でできる冷え対策についてわかりやすく解説します。

この記事の要点まとめ
  • 妊活中の寒がりや冷えは、体質だけでなく、筋肉量、血流、自律神経、栄養状態などが関係することがあります。
  • 強い寒がり、だるさ、体重増加、便秘、皮膚の乾燥などが続く場合は、甲状腺機能の低下が関係していることもあります。
  • 疲れやすさ、立ちくらみ、動悸、息切れなどがある場合は、貧血や鉄不足も確認しておきたいポイントです。
  • 冷えそのものが直接妊娠しにくさの原因になるとは限りませんが、生活リズムや体調全体を整えることは妊活中の身体づくりに役立ちます。
  • 食事、運動、保温、入浴、睡眠、ストレスケアを無理なく整えながら、気になる症状が続く場合は医療機関で相談しましょう。

妊活中に寒がり・冷えが気になりやすい理由

妊活中に寒がりや冷えを感じるからといって、それだけで妊娠しにくいと決まるわけではありません。

ただし、冷えを感じやすい背景には、血流、自律神経、ホルモン、筋肉量、栄養状態など、妊活中の体調管理と関係する要素が含まれていることがあります。

そのため、「冷えているから悪い」と不安になりすぎるのではなく、なぜ冷えやすいのかを整理し、必要に応じて生活習慣や体調を見直していくことが大切です。

寒がりの原因は体質だけではない

寒がりや冷え性は「体質」として片づけられがちですが、実際には複数の要因が関係しています。

1. 筋肉量が少ない

筋肉は、身体の熱を作るうえで大切な組織です。運動不足や筋肉量の低下があると、身体で熱を作りにくくなり、冷えを感じやすくなることがあります。

とくに、デスクワーク中心で歩く時間が少ない方、食事量を減らしすぎている方、過度なダイエットをしている方は注意が必要です。

2. 血流が滞りやすい

長時間同じ姿勢が続くと、下半身や肩まわりの血流が滞りやすくなります。

手足の冷え、お腹の冷え、首肩こり、頭痛、むくみなどがある場合は、姿勢や運動不足が冷え感に関係していることもあります。

3. ストレスや睡眠不足による自律神経の乱れ

自律神経は、血管の収縮や拡張、体温調節、睡眠、胃腸の働きなどに関わっています。

妊活中は、治療スケジュールや結果への不安、仕事との両立などでストレスを感じやすい時期です。ストレスや睡眠不足が続くと、血管の調整がうまくいかず、冷えを感じやすくなることがあります。

ただし、冷えがあるだけで自律神経の病気と決めつける必要はありません。眠りの浅さ、動悸、めまい、胃腸の不調、強い疲労感など、他の症状も合わせて見ていくことが大切です。

妊活中に確認しておきたい「甲状腺」と寒がりの関係

寒がりが強い場合に確認しておきたいものの一つが、甲状腺の働きです。

甲状腺は、首の前側にある小さな臓器で、代謝に関わるホルモンを分泌しています。甲状腺の働きが低下すると、身体の代謝が落ち、寒がり、疲れやすさ、体重増加、便秘、皮膚や髪の乾燥などがみられることがあります。

NHSやMSDマニュアルでも、甲状腺機能低下症の症状として、寒がり、疲労感、体重増加、便秘、皮膚の乾燥などが挙げられています。

妊活中に甲状腺の数値が気になる方、過去にTSHを指摘されたことがある方、流産歴がある方、不妊治療中で甲状腺検査をすすめられた方は、自己判断せず、クリニックで相談することが大切です。

貧血や鉄不足でも冷えを感じやすくなることがある

妊活中の寒がりやだるさでは、貧血や鉄不足も確認しておきたいポイントです。

鉄は、血液中で酸素を運ぶ働きに関わります。鉄不足や貧血があると、疲れやすさ、息切れ、立ちくらみ、動悸、顔色の悪さ、だるさなどが出ることがあります。

妊娠後は鉄の必要量が増えるため、妊活中から栄養状態を整えておくことは大切です。ただし、サプリメントや鉄剤は自己判断で増やしすぎず、必要に応じて血液検査を受けたうえで調整しましょう。

冷えとホルモンバランスは関係する?

「冷えがあるとホルモンバランスが乱れるのでは」と心配される方もいます。

冷えそのものが直接ホルモン異常を引き起こすとは言い切れませんが、睡眠不足、ストレス、過度なダイエット、栄養不足、運動不足などは、月経周期や排卵リズムに影響することがあります。

つまり、冷えだけを見るのではなく、冷えを感じやすい背景にある生活リズムや体調全体を見直すことが大切です。

月経周期が乱れている、排卵が不安定、経血量が少ない、強い疲れが続くなどの変化がある場合は、婦人科や不妊治療クリニックで相談してみましょう。

病院で相談したほうがよい寒がりのサイン

寒がりや冷えだけで、すぐに病気を疑う必要はありません。

ただし、次のような症状が続く場合は、医療機関で相談することをおすすめします。

  • 以前より明らかに寒がりになった
  • 強いだるさや疲労感が続く
  • 体重が増えやすくなった
  • 便秘が続いている
  • 皮膚や髪の乾燥が気になる
  • 月経周期が乱れている
  • 動悸、息切れ、立ちくらみがある
  • 顔色が悪い、疲れやすい
  • 首の前側に腫れや違和感がある
  • 妊活や不妊治療で甲状腺の数値を指摘されたことがある

「冷え性だから仕方ない」と我慢しすぎず、いつもと違う変化が続くときは、検査で確認しておくと安心です。

妊活中にできる寒がり・冷え対策

妊活中の冷え対策では、ただ温めるだけでなく、熱を作る力、めぐらせる力、休む力を整えることが大切です。

1. 食事を減らしすぎない

妊活中に体重管理を意識する方もいますが、食事量を極端に減らすと、身体が熱を作りにくくなります。

たんぱく質、鉄、ビタミン、ミネラルを含む食事を意識し、無理なダイエットは避けましょう。

2. 下半身の筋肉を動かす

ウォーキングや軽いスクワット、階段を使うことなどは、下半身の血流を促す助けになります。

激しい運動を急に始める必要はありません。まずは、座りっぱなしの時間を減らし、こまめに身体を動かすことから始めてみましょう。

3. 首・お腹・足首を冷やしすぎない

首、お腹、足首は冷えを感じやすい部位です。

冷房の効いた室内では、薄手の羽織りもの、腹巻き、レッグウォーマーなどを活用し、締めつけすぎない範囲で保温しましょう。

4. 入浴でリラックスする

シャワーだけで済ませる日が続くと、身体が温まりにくいことがあります。

無理のない範囲で湯船につかると、身体が温まり、首肩の緊張や睡眠前のリラックスにもつながります。

5. 睡眠とストレスケアを整える

睡眠不足やストレスは、自律神経や体温調節に影響します。

妊活中は気持ちが休まりにくい時期ですが、寝る前のスマホ時間を減らす、深呼吸をする、身体を温めてから眠るなど、できることから整えていきましょう。

東洋医学では寒がりをどう考える?

東洋医学では、寒がりや冷えを、単に「温度が低い状態」だけでなく、身体を温める力や血のめぐり、水分代謝のバランスとも関連して考えます。

たとえば、疲れやすく冷えやすい方、胃腸が弱く手足が冷えやすい方、ストレスで肩こりやのぼせを伴う方では、同じ冷えでも背景が異なることがあります。

妊活中の冷え対策では、温めるだけでなく、睡眠、胃腸、血流、自律神経のバランスを含めて整える視点が大切です。

よくあるご質問(FAQ)

妊活中に寒がりなのはよくないことですか?

寒がりだからといって、それだけで妊娠しにくいと決まるわけではありません。

ただし、冷えの背景に睡眠不足、ストレス、栄養不足、貧血、甲状腺機能の低下などがある場合は、体調管理のために確認しておくと安心です。

冷え性だと妊娠しにくくなりますか?

冷え性だけで不妊の原因と断定することはできません。

一方で、血流の低下、強いストレス、睡眠不足、栄養不足などが重なっている場合は、妊活中のコンディションに影響することがあります。冷えだけに注目しすぎず、生活全体を整えることが大切です。

甲状腺の異常があると妊活に影響しますか?

甲状腺ホルモンは、月経周期や排卵、妊娠初期の体調管理にも関係します。

妊活中や不妊治療中にTSHなどの数値を指摘された場合は、自己判断せず、主治医に相談しながら管理することが大切です。

貧血でも冷えを感じることはありますか?

貧血や鉄不足があると、疲れやすさ、立ちくらみ、動悸、息切れなどとともに、冷えを感じやすくなることがあります。

気になる症状がある場合は、血液検査で確認しておくと安心です。

妊活中の冷え対策で一番大切なことは何ですか?

一つの方法だけに頼るのではなく、食事、睡眠、運動、入浴、服装、ストレスケアを無理なく整えることが大切です。

温めすぎや締めつけすぎはかえって不快感につながることもあるため、心地よく続けられる方法を選びましょう。

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この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子 (うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

妊活中の冷えや寒がりが気になる方へ

妊活中に「以前より寒がりになった」「手足やお腹が冷えやすい」「体を整えたいけれど、何から始めればよいかわからない」と感じる方は少なくありません。

冷えや寒がりは、体質だけでなく、血流、自律神経、胃腸の働き、睡眠、ストレス、生活習慣などが関係していることがあります。無理に温めるだけではなく、ご自身の体の状態に合わせて整えていくことが大切です。

宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中の冷えや寒がり、体調の変化に寄り添いながら、お一人おひとりの状態に合わせた鍼灸施術を行っています。

「冷えが妊活に影響しないか不安」「体質から整えて妊活に向き合いたい」という方は、無理のない範囲で一度ご相談ください🍀

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38歳 低AMH 鍼灸を始めてから採卵結果が良くなり陽性反応

投稿日:

大阪からお越しのTさん(38歳)が妊娠されました。

 

当院にお越しになるまでの経緯

Tさんは、当院にお越しになった時点で、妊娠を望まれてから2年が経過していました。

その間は、不妊治療専門クリニックに通院され、体外受精・新鮮胚移植を実施され、妊娠4週で化学流産を経験されていました。

クリニックの検査からは、AMHが低いこと、甲状腺機能低下症、ご主人の精子の量が少ないなどの問題を指摘されていました。また、クリニックには、凍結卵(胚盤胞グレード4BB)が残っていました。

体質改善と移植に向けて、「何かできることはないか」と鍼灸をご希望されました。

 

患者さん情報

来院の動機:不妊症

鍼灸の経験:あり

体調:不調

体質:首のコリ、頭痛、むくみ、胃弱、疲れ

睡眠:睡眠時間は平均6時間(就寝22時~起床5時)

生理:順調(23~26日で規則的)、生理痛あり(月経前

は、腹痛・吐き気・頭痛がある。月経時は、下腹部の鈍痛・頭痛があり、鎮痛剤を服用する。)経血の状態は赤色~暗赤色。不妊治療の薬を服用してからPMSや月経痛が重くなった。

食生活:1日3食、外食は少ない、夕食の時間は19時~20時、食の趣向は甘いものを好む、飲み物は水・お茶、飲酒や喫煙はなし。

運動:毎日ストレッチ、時々ウォーキング・フラフープ

ご主人:33歳、精子の数が少ない、喫煙なし、飲酒は時々。

服用している薬・サプリ:チラージン(甲状腺)、胃薬(胃弱)、エレビット(マルチサプリ)

自身で妊活のために行っているセルフケア:朝食時、フルーツを食べる

 

Tさんの妊娠に至るまでの経緯

2025年7月 お休み周期

流産後のため、お休み周期でした。

8月もしくは9月に移植を考えており、体の状態を確認しながら、いつ実施するかクリニックと相談されるそうでした。

お仕事は教師をされていて、妊活のために担任業務を外されたそうです。

普段から胃の不調を感じておられ、食後に吐き気があるとのことで毎回胃腸を整える施術を行いました。また、移植に向けて子宮の血流促進を図る施術も同時に併用しました。

(移植に対する当院の不妊鍼灸の詳細はこちらからご覧ください。)

施術を続けていくうちに、胃弱は以前よりラクになったが、時折つらいと感じることもあると仰っていました。

2025年 9月 移植周期

移植方法は、自然周期での凍結融解胚盤胞移植(1個戻し)でした。

移植の際は、子宮内膜が7ミリ以上でないと実施できないため、フカフカの内膜がしっかり育つよう施術を行いました。

移植当日は子宮内膜が11ミリにまで成長。また、移植当日の前後に鍼灸レーザーを行い、着床の誘導を図る施術を行いました。

移植後、BT11での判定結果はhCG値8.5と低値だったため、1週間後に再検査となりました。

その結果は、残念ながらhCG値が下がっていたため、「かすっていた」とのことでした。

判定日前日から再検査までの間、ダラダラと生理なのか分からない出血が続いていたともお話されてました。

2025年 10月~11月 採卵・移植周期(保険適用最後)

凍結卵がなくなったため、再度採卵を行うことになりました。

この時も、採卵の結果の向上を目的に、鍼灸レーザーで卵巣の血流促進を図りました。

採卵結果は5個の卵が採れて、そのうち4個受精ができ、3個の胚盤胞が凍結できました。

採卵した同じ周期に、新鮮胚移植(胚盤胞2個戻し)を実施。

BT13の判定結果は、陽性反応が確認できました。hCG値1640で「双子かも。」とのことでした。

妊娠後はマタニティ鍼灸で流産予防やつわり、肩こり、腰痛の施術を行い、妊娠18週まで受けられて、鍼灸を卒業されました。

 

Tさん、本当におめでとうございます。

また二人目妊活の時など、何かお困りのことがございましたらいつでもサポートさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

Tさん妊娠お喜びの声

▢お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください
 不妊症
▢鍼灸以外で妊娠(爆性反応)された方法に〇をつけてください。
 体外受精 (顕微授精 胚盤胞 自然胚 2個移植)
▢ご自身で「これは良かった!」「自分に合っていた!」と思われた妊活があればお教えください。
 ストレッチ・レーザー
▢鍼灸施術を受けていただいた感想をお聞かせください
 1年以上不妊治療をして、胚移植の保険適用回数も限られてきた中で、施術を受け始めてわりと早く妊娠できました。
鍼は痛い、こわいと思ってなかなかふみ出せませんでしたが、無理のない施術をしていたいだき、双子をさずかることができて、来て良かったと思っています。ありがとうございました。
▢同じように悩まれている方へアドバイス(ご自身でやって良かったこと,苦しくは続けることが出来たセルフ録活など)、やメッセージがあればお願いいたします。
 ストレスをためないことが1番!とよく聞きますが、本当にそうだなと思います。
不妊治療以外のことを考えたり、自分のしたいことをする時間がたくさん持てるようになったことが、 1番いい妊活だったと思います。

【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。

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