治療院ブログ

2017年の投稿記事

38歳 2年7か月の不妊期間 鍼灸で月経が改善し4回目の胚移植で妊娠

投稿日:

 

北区からお越しのFさん(38歳)が妊娠されました。

 

Fさんは当鍼灸院にお越しいただく前に2年7ヶ月間の不妊期間があり、

人工受精×6回、体外受精×1回、顕微受精×1回、胚移植×2回

をされていましたが、1度も陽性反応が出たことがありませんでした。

 

症状として肩こりや月経痛が目立っていましたので、鍼灸による改善と、採卵および移植前にはレーザー治療による血流改善をはかりました。

徐々に体調が改善されてきて、当鍼灸院にお越し頂いてから5ヶ月後に迎えた体外移植で、初めて陽性反応および胎のうが確認できました!

 

Fさん、本当におめでとうございます!

いつも可愛い笑顔のFさん、引き続き妊娠維持の鍼灸にお越しくださいね(^-^)

 

 

□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に○をつけてください

 

顕微受精 ショート法

カルシウムイオノファ

ヒアルロン酸

 

□治療を受けていただいた感想をお聞かせください

首・肩こり・・・ずっと痛かったのですが3ヶ月ぐらいで治りました。

生理痛・・・生理痛がないときがないぐらいだったのが、これも3ヶ月ぐらいで無痛になりとても楽になりました。

 

忍先生には心身共にお世話になりました。

精神的な部分もすごく大きかったと思います。

スタッフ皆様のお陰だと心よりお礼申し上げます。

 

□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします

 

ネガティブになりがちですが、治療してもらっている間、おいしいお店の話、好きな音楽、ぐち等、先生とお話してスッキリして帰る。

 

 

 

 

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。

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不妊の原因は年齢だけ?男女別の主な原因と検査を受ける目安

投稿日:

「なかなか妊娠しないのは、年齢のせいでしょうか?」

妊活中は、女性の年齢や卵子の状態に注目が集まりやすく、自分を責めてしまう方も少なくありません。しかし、不妊の原因は年齢だけではなく、女性側の排卵・卵管・子宮の問題、男性側の精子や性交の問題、男女双方の要因など、さまざまな可能性があります。

また、一般的な検査を受けても、原因をはっきり特定できない「原因不明不妊」もあります。

この記事では、不妊と年齢の関係、男女別に考えられる主な原因、検査を受ける目安について解説します。

この記事の要点まとめ
  • 年齢は妊娠しやすさに影響しますが、不妊の原因は年齢だけではありません。
  • 女性側では、排卵・卵管・子宮・子宮内膜症などの要因が考えられます。
  • 男性側では、精子をつくる機能、精子の通り道、勃起・射精などの問題が考えられます。
  • 不妊の原因は女性だけでなく、男性側にも関係していることがあります。
  • 女性と男性の検査を、できるだけ同じ時期に進めることが大切です。
  • 35歳以上では6か月、40歳以上では期間を待たず、早めの相談が検討されます。

不妊の原因は年齢だけではありません

日本では一般的に、妊娠を希望する健康な男女が避妊をせずに性交しているにもかかわらず、1年間妊娠しない場合を「不妊症」といいます。

ただし、この「1年間」は、すべての人が1年間待たなければならないという意味ではありません。

年齢、月経の状態、婦人科疾患の有無、これまでの手術歴、男性側の症状などによっては、妊活を始めて間もない段階でも検査を受けたほうがよい場合があります。

特に大切なのは、「不妊は女性だけの問題ではない」という点です。不妊の原因は、女性側と男性側のどちらにも関係する可能性があり、複数の要因が重なっている場合もあります。

年齢は妊娠しやすさにどう影響する?

女性は年齢とともに卵子の数と状態が変化する

女性は生まれたときから卵子のもとになる細胞を持っており、年齢とともにその数は減少していきます。

一般的に、女性の妊娠する力は30歳を過ぎる頃から少しずつ低下し、35歳を過ぎると低下がより目立つようになります。

年齢が上がると、卵子の数が減るだけでなく、受精や胚の発育、染色体の状態などにも変化が起こりやすくなります。また、子宮筋腫や子宮内膜症など、妊娠に影響する可能性のある婦人科疾患も増えやすくなります。

ただし、年齢が同じでも卵巣予備能や婦人科疾患の有無、精子の状態などは一人ひとり異なります。年齢だけで妊娠の可能性を決めることはできません。

年齢ごとの妊活の進め方については、年齢別(30代・40代)に見る妊活プランと注意点でも詳しく解説しています。

男性も年齢の影響を受ける

男性は女性のように閉経を迎えるわけではありませんが、男性の妊娠する力も年齢の影響を受けます。

加齢に伴い、精子の運動性や形態、精子DNAの状態などが変化する可能性があります。ただし、変化の程度には個人差が大きく、年齢だけでは精子の状態を判断できません。

妊活が長引いている場合や男性の年齢が気になる場合は、「まだ精子はつくられているから大丈夫」と考えるのではなく、精液検査で現在の状態を確認することが大切です。

詳しくは、男性の年齢は妊娠率に影響する?高齢父親と妊活で知っておきたいことをご覧ください。

女性側に考えられる主な不妊原因

1.排卵の異常

卵胞が十分に育たない、排卵が起こりにくい、排卵の時期が安定しないなどの状態です。

排卵障害には、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、甲状腺機能の異常、高プロラクチン血症、体重の急激な増減、過度な運動、強いストレスなどが関係する場合があります。

月経周期が大きく乱れている、月経が数か月来ない、極端に周期が短い場合は、妊活期間にかかわらず婦人科へ相談しましょう。

2.卵管の問題

卵管は、排卵された卵子と精子が出会い、受精卵が子宮へ移動するための通り道です。

卵管が詰まっている、狭くなっている、卵管周囲に癒着がある場合は、卵子と精子が出会いにくくなることがあります。

クラミジア感染症、骨盤内の炎症、子宮内膜症、腹部や骨盤内の手術歴などが影響する場合があります。卵管の状態は自覚症状だけでは判断しにくいため、子宮卵管造影検査などで確認します。

3.子宮や子宮内膜の問題

子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮腺筋症、子宮内の癒着、先天的な子宮の形態異常などが、着床に影響する場合があります。

病変の大きさや位置によって影響は異なり、筋腫やポリープがあるからといって、必ず不妊の原因になるわけではありません。

経腟超音波検査のほか、必要に応じて子宮鏡検査やMRI検査などが行われます。

4.子宮内膜症

子宮内膜症は、卵巣や卵管周囲の癒着、卵巣機能、骨盤内の環境などに影響し、妊娠しにくさと関係する場合があります。

強い月経痛、性交痛、排便時の痛み、慢性的な骨盤痛などがある場合は、早めに婦人科へ相談することが大切です。

5.頸管や性交に関する問題

子宮頸管から分泌される粘液の状態や、性交痛などによって、精子が子宮内へ進みにくくなることがあります。

また、妊娠しやすい時期に性交することが難しい場合もあります。性交の回数だけでなく、痛みや精神的な負担についても、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。

男性側に考えられる主な不妊原因

1.精子をつくる機能の問題

精子の数が少ない、運動性が低い、正常な形の精子が少ないなど、精子をつくる機能に問題がある状態です。

原因が特定できないこともありますが、精索静脈瘤、ホルモンの異常、染色体・遺伝子の問題、停留精巣の既往、抗がん剤治療などが関係する場合があります。

喫煙、過度な飲酒、肥満、睡眠不足、精巣への過度な熱などの生活習慣も、精子の状態に影響する可能性があります。ただし、生活習慣だけが不妊の原因だと決めつけることはできません。

2.精子の通り道の問題

精巣で精子がつくられていても、精管などの通り道が詰まっていると、精液中に精子が出てこないことがあります。

過去の炎症や手術、生まれつきの精管の異常などが関係する場合があります。無精子症と診断された場合でも、精子がつくられていないとは限らないため、男性不妊を専門とする泌尿器科での詳しい検査が必要です。

3.勃起・射精の問題

勃起障害(ED)、腟内で射精できない状態、逆行性射精なども、妊娠に影響します。

妊活中のプレッシャーやストレスが関係することもありますが、糖尿病、神経の病気、服用している薬などが原因となる場合もあります。

話しにくい悩みですが、治療や妊活方法を選ぶうえで重要な情報です。無理に性交を続けるのではなく、泌尿器科や生殖医療を扱う医療機関へ相談しましょう。

4.男性側の状態は精液検査だけでは決まらない

男性不妊の基本となる検査は精液検査です。ただし、精液所見は体調、発熱、禁欲期間、睡眠、採取時の状況などによって変動します。

1回の結果だけで判断せず、必要に応じて再検査や診察、ホルモン検査、超音波検査などを行います。

男性が受ける検査については、妊活前に男性が受けておきたい検査とは?精液検査だけではわからないことでも詳しくご紹介しています。

当院でお伝えしていること

当院では「検査で問題がなければ、女性だけがもっと頑張らなければいけないのでしょうか」というご相談を受けることがあります。しかし、妊娠は排卵、卵管、子宮内膜、精子、性交のタイミングなど、複数の条件が関係して成立します。

女性側の検査だけを進めるのではなく、男性側も早い段階で精液検査を受け、ご夫婦で現在の状態を確認することが大切です。検査は、どちらかに責任を求めるためではなく、今後の進め方を考えるための情報です。

検査で原因が見つからない「原因不明不妊」とは

排卵、卵管、子宮、精液などの基本的な検査を受けても、妊娠しない理由を特定できないことがあります。これを「原因不明不妊」といいます。

「原因不明」は、原因がまったく存在しないという意味ではありません。

卵子の状態、精子の機能、受精、胚の発育、卵管が卵子を取り込む働き、着床までの過程など、一般的な検査だけでは確認できない要因が関係している可能性があります。

また、女性の年齢や不妊期間によっては、原因を探す検査を繰り返すよりも、タイミング法、人工授精、体外受精など、次の治療段階を検討する場合があります。

女性が受ける主な不妊検査

  • 問診・月経周期や既往歴の確認
  • 内診・経腟超音波検査
  • 排卵や卵胞発育の確認
  • FSH・LH・エストロゲン・プロゲステロンなどのホルモン検査
  • 甲状腺ホルモン・プロラクチンなどの検査
  • AMH検査
  • クラミジアに関する検査
  • 子宮卵管造影検査などの卵管疎通性検査
  • 必要に応じた子宮鏡検査・MRI検査・腹腔鏡検査

検査は一度にすべて行うのではなく、月経周期に合わせて進めるものもあります。

なお、AMHは卵巣に残っている卵子の数の目安となる検査ですが、卵子の質や自然妊娠できる可能性を直接示す検査ではありません。AMHの数値だけで妊娠の可能性を判断しないことが大切です。

男性が受ける主な不妊検査

  • 問診・病歴・手術歴・服薬内容の確認
  • 精液検査
  • 精巣や精索静脈瘤などの診察
  • FSH・LH・テストステロンなどのホルモン検査
  • 陰嚢超音波検査
  • 必要に応じた染色体・遺伝子検査
  • 勃起障害・射精障害に関する確認

精液検査は、女性側の検査と比べて身体への負担が比較的少なく、妊活の早い段階で受けやすい検査です。

女性の検査がすべて終わってから男性が検査を受けるのではなく、可能であれば同時に進めると、妊活の方針を早く整理しやすくなります。

不妊検査を受ける時期の目安

女性が35歳未満の場合

避妊をせずに定期的な性交を続けて1年間妊娠しない場合は、検査を受けることが一般的な目安です。

女性が35歳以上の場合

妊活を始めて6か月程度妊娠しない場合は、早めの検査がすすめられます。

女性が40歳以上の場合

一定期間セルフタイミングを続けてからではなく、妊娠を希望した段階で婦人科や不妊治療専門の医療機関へ相談することが検討されます。

これらは一般的な目安であり、月経の状態や病歴などによって受診時期は異なります。

期間を待たずに相談したいケース

次のような場合は、1年または6か月を待たず、早めに婦人科や泌尿器科へ相談しましょう。

  • 月経が数か月来ない、または月経周期が大きく乱れている
  • 月経痛や性交痛、排便時の痛みが強い
  • 子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症などを指摘されている
  • クラミジア感染症や骨盤内炎症の既往がある
  • 卵巣・子宮・骨盤内の手術を受けたことがある
  • 抗がん剤治療や放射線治療を受けたことがある
  • 流産を繰り返している
  • 男性に停留精巣、精索静脈瘤、精巣の手術歴などがある
  • 勃起や射精が難しく、妊娠しやすい時期に性交できない
  • どちらかの年齢や持病について不安がある
当院でお伝えしていること

検査や治療を進めている方からは、冷え、睡眠不足、肩こり、頭痛、胃腸の不調、強いストレスなど、妊活以外の不調についてもよくご相談いただきます。

当院では、良導絡測定や東洋医学的な体質の見方を、現在の体調を把握するための参考として使用しています。鍼灸で不妊の原因を診断することはできないため、必要な医学的検査や治療は医療機関で受けながら、睡眠やストレス、冷えなどの体調管理を並行して進めることを大切にしています。

不妊の原因をどちらか一方の責任にしないことが大切

妊活が長引くと、「自分の年齢が原因かもしれない」「私の生活習慣が悪かったのでは」と、ご自身を責めてしまうことがあります。

しかし、不妊の原因は一つとは限りません。女性側、男性側、男女双方、現在の検査では特定できない要因など、さまざまな可能性があります。

年齢は大切な要素ですが、年齢だけを見て妊娠の可能性を決めることはできません。また、女性だけが検査や体づくりを頑張る必要もありません。

検査は誰かを責めるためではなく、ご夫婦に合った妊活の進め方を考えるために行うものです。気になることがある場合は、妊活期間だけにとらわれず、早めに医療機関へ相談しましょう。

まとめ

  • 不妊の原因は年齢だけではなく、女性側・男性側・男女双方の要因が考えられます。
  • 女性側では排卵、卵管、子宮、子宮内膜症などを確認します。
  • 男性側では精子をつくる機能、精子の通り道、勃起・射精などを確認します。
  • 一般的な検査で原因を特定できない原因不明不妊もあります。
  • 35歳以上では6か月、40歳以上ではより早い段階での相談が検討されます。
  • 気になる症状や病歴がある場合は、一般的な期間を待つ必要はありません。
  • 女性と男性の検査をできるだけ同時に進めることが大切です。
当院でよく受けるご相談

月経が規則的なら不妊検査は必要ありませんか?

月経が規則的でも、卵管、子宮、子宮内膜症、精子などに妊娠へ影響する要因がある可能性はあります。妊活期間や年齢に応じて、必要な検査を受けましょう。

AMHが低いと妊娠できないのでしょうか?

AMHは、卵巣に残っている卵子の数の目安となる検査です。卵子の質や自然妊娠の可能性を直接示すものではないため、AMHだけで妊娠できるかどうかを判断することはできません。

男性は精液検査だけ受ければよいですか?

まずは精液検査が基本となります。ただし、結果や症状によっては、再検査、診察、ホルモン検査、超音波検査などが必要です。精液所見が大きく低下している場合は、男性不妊を専門とする泌尿器科へ相談しましょう。

鍼灸で不妊の原因はわかりますか?

鍼灸で卵管の詰まり、子宮内の病変、精液所見などを診断することはできません。不妊原因を確認するためには、婦人科や泌尿器科での医学的検査が必要です。鍼灸は医療機関での検査や治療と並行し、妊活中の体調管理を支える目的で取り入れられます。

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この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

検査を進めながら、妊活中の体調も整えたい方へ

不妊の原因は年齢だけではなく、排卵や卵管、子宮、精子の状態など、さまざまな要因が関係します。まずは婦人科や泌尿器科で必要な検査を受け、ご夫婦の現在の状態を確認することが大切です。

一方で、検査や治療を続けるなかで、冷え、睡眠不足、肩こり、胃腸の不調、ストレスなどが気になっている方もいらっしゃいます。

大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、医療機関での検査や治療内容を確認しながら、月経周期やその日の体調に合わせた施術をご提案しています。

検査と並行した体調管理について相談したい方は、無理のないことから一緒に整理していきましょう🍀

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妊活中にかかとが痛いときに考えられる原因|足底腱膜炎とセルフケア

投稿日:

妊活中に「朝起きたとき、かかとの裏が痛い」「歩き始めの一歩がつらい」と感じることはありませんか。

かかとの痛みは、妊活そのものが直接の原因とは限りません。長時間の立ち仕事、足に合わない靴、運動不足、急な運動量の増加などによって足裏へ負担がかかり、足底腱膜炎などを起こしている可能性があります。

この記事では、妊活中にかかとが痛むときに考えられる原因、足底腱膜炎の特徴、自宅でできるセルフケア、医療機関へ相談した方がよい症状について解説します。

この記事の要点まとめ
  • 妊活中のかかとの痛みだけで、不妊症や妊娠しにくさを判断することはできません
  • 朝の一歩目や、座った後の歩き始めに痛む場合は、足底腱膜炎の可能性があります
  • 立ち仕事、靴、足の形、急な運動量の増加などが関係します
  • 負担を減らし、靴を見直して、足裏やふくらはぎをやさしく伸ばすことが基本です
  • 強い腫れやしびれ、体重をかけられない痛みがある場合は整形外科へ相談しましょう

妊活中のかかとの痛みは、不妊と関係がある?

かかとの痛みがあるからといって、不妊症である、妊娠しにくいということではありません。また、かかとの痛みだけからホルモンバランスや卵巣機能などを判断することもできません。

妊活中は、仕事と通院の両立によって長時間座っている日が増えたり、反対に立ち仕事が続いたりすることがあります。また、「身体づくりのために運動を始めよう」と、急にウォーキングやランニングの量を増やす方もいらっしゃいます。

こうした生活の変化によって足裏への負担が増え、かかとの痛みにつながることがあります。妊活と無理に結びつけるのではなく、まずは痛む場所や時間帯、靴、歩き方、運動量などを振り返ることが大切です。

足底腱膜炎とは

足底腱膜は、かかとの骨から足の指の付け根にかけて広がる、丈夫な線維状の組織です。歩行時の衝撃をやわらげたり、土踏まずのアーチを支えたりする働きがあります。

足底腱膜のかかと側の付着部分に、繰り返し引っ張る力や圧迫する力が加わることで、痛みが生じる状態が足底腱膜炎です。「足底腱膜症」や「足底かかと痛」と呼ばれることもあります。

足底腱膜炎でみられやすい症状

  • 朝、ベッドから立ち上がった最初の一歩が痛い
  • 長く座った後、歩き始めにかかとが痛む
  • かかとの裏側から、やや内側を押すと痛い
  • 歩いているうちに一度軽くなるが、長時間歩くと再び痛む
  • 長時間の立ち仕事や運動の後に痛みが強くなる
  • 足裏や土踏まずにも張りや痛みを感じる

特に「朝の一歩目が痛い」「休んだ後の歩き始めが痛い」という症状は、足底腱膜炎の特徴の一つです。ただし、症状だけで自己判断せず、痛みが続くときは整形外科で確認してもらいましょう。

妊活中にかかとが痛くなる主な原因

1.長時間の立ち仕事や歩き過ぎ

長時間立ち続けたり、普段より多く歩いたりすると、足底腱膜へ繰り返し負担がかかります。仕事中は痛みを感じにくくても、帰宅後や翌朝に痛みが強くなることがあります。

2.急に運動を始めた

妊活中の身体づくりとして、ウォーキングやジョギングを始める方もいます。運動自体は健康管理に役立ちますが、運動習慣がなかった方が急に歩数や運動時間を増やすと、足の組織が負担に対応できず、痛みにつながることがあります。

3.足に合わない靴

サイズが合わない靴、靴底が薄い靴、かかとが固定されないサンダル、クッション性が低下した古い靴などは、かかとへの衝撃を強めることがあります。

ハイヒールやパンプスを長時間履くことで、ふくらはぎや足裏の緊張が強くなっている場合もあります。

4.ふくらはぎや足首の硬さ

ふくらはぎやアキレス腱が硬く、足首を上へ曲げる動きが少ないと、歩行時に足底腱膜が強く引っ張られやすくなります。

デスクワークや運動不足が続いている場合は、足裏だけでなく、ふくらはぎや足首の柔軟性も確認してみましょう。

5.扁平足や足のアーチの変化

土踏まずが低い扁平足だけでなく、反対に土踏まずが高い足でも、足底腱膜やかかとの一部に負担が集中することがあります。

靴底の片側だけが大きくすり減っている場合は、立ち方や歩き方の癖が関係している可能性もあります。

6.体重や活動量の変化

短期間で体重が増えたり、仕事や生活環境の変化によって歩く時間が増えたりすると、かかとにかかる負担も変化します。

体重だけを原因と決めつけるのではなく、靴、運動量、足首の硬さ、立ち方などをまとめて見直すことが大切です。

足底腱膜炎以外に考えられる原因

かかとの痛みが、すべて足底腱膜炎とは限りません。痛む場所や症状によっては、次のような原因も考えられます。

  • かかとの後ろが痛むアキレス腱付着部症
  • かかとのクッション部分に負担がかかる踵部脂肪体の障害
  • 急な運動量の増加などによる踵骨の疲労骨折
  • 神経が圧迫され、痛みやしびれが出る足根管症候群
  • 扁平足や足関節の機能低下に伴う痛み
  • 打撲、捻挫、靴ずれ、うおのめなどによる痛み

かかとの後ろ側が痛む、しびれを伴う、安静にしていても痛む場合は、足底腱膜炎以外の原因も考えて、整形外科へ相談しましょう。

妊活中にできる、かかとのセルフケア

1.痛みを強くする動作を一時的に減らす

痛みを我慢して長時間歩いたり、走ったりすると、足底腱膜への負担が続いてしまいます。

完全に動かないようにする必要はありませんが、ランニング、長時間のウォーキング、ジャンプを伴う運動など、痛みが強くなる動作はいったん減らしましょう。

2.靴を見直す

  • かかとが靴の中で動きにくい
  • 足の指を無理なく動かせる
  • 靴底に適度なクッション性がある
  • 土踏まずを支えられる
  • 靴底が大きくすり減っていない

室内でも、痛みが強い時期は裸足や底の薄いスリッパを避けた方が楽なことがあります。必要に応じて、かかとの衝撃をやわらげるインソールを検討しましょう。

3.朝、立ち上がる前に足裏を伸ばす

ベッドや椅子に座り、痛む側の足を反対側の膝に乗せます。足の指を手で持ち、すねの方向へゆっくり反らして、足裏を伸ばします。

20~30秒ほどを目安に、痛気持ちよい程度で2~3回行いましょう。強い痛みが出るほど引っ張る必要はありません。

4.ふくらはぎとアキレス腱を伸ばす

壁に両手をつき、伸ばしたい側の足を後ろへ引きます。かかとを床につけたまま、前側の膝をゆっくり曲げます。

ふくらはぎが気持ちよく伸びる位置で、20~30秒ほど保ちます。反動をつけず、呼吸を止めないようにしましょう。

5.痛みが強いときは短時間冷やす

歩行後に痛みが強くなった場合は、保冷剤などをタオルで包み、10~15分程度かかとの周辺を冷やすと楽になることがあります。

冷やし過ぎたり、保冷剤を直接皮膚へ当てたりしないでください。冷えによって痛みが増す場合や、皮膚の感覚が鈍い場合は行わないようにしましょう。

6.足裏を強く押し過ぎない

テニスボールやマッサージボールを使う場合は、足裏で軽く転がす程度にします。「痛いほど効く」と考えて、炎症が起きている場所を強く押し続けると、かえって痛みが強くなることがあります。

セルフケア中や翌日に痛みが増える場合は中止してください。

妊活中の湿布や鎮痛薬は自己判断で使わない

妊活中は、妊娠に気づく前の時期もあります。市販の飲み薬だけでなく、湿布や塗り薬にも消炎鎮痛成分が含まれていることがあります。

痛み止めが必要な場合は、妊活中であること、排卵後や胚移植後で妊娠の可能性があること、不妊治療で使用している薬があることを医師や薬剤師へ伝えましょう。

すでに処方されている薬についても、自己判断で中止せず、処方した医療機関へ確認してください。

当院でお伝えしていること

妊活中の方から、かかとの痛みだけでなく、足の冷え、むくみ、ふくらはぎの張り、腰の重だるさなどを一緒にご相談いただくことがあります。

当院では、痛む場所だけを見るのではなく、立ち方や足首の動き、ふくらはぎの緊張、日頃履いている靴、運動量、睡眠やストレスなども伺いながら身体の状態を確認します。必要に応じて良導絡測定を行い、自律神経の状態や全身のバランスを見ることもあります。

ただし、鍼灸やセルフケアだけで対応できる痛みとは限りません。強い腫れやしびれ、歩くことが難しい痛みなどがある場合は、整形外科で原因を確認することをおすすめしています。

整形外科を受診した方がよい症状

次のような症状がある場合は、セルフケアを続ける前に整形外科へ相談しましょう。

  • 痛みが強く、足に体重をかけられない
  • 転倒や運動中に「ブチッ」という感覚や音があった
  • かかとが大きく腫れている
  • 赤みや熱感が強い
  • 安静にしていても痛む、夜中にも痛む
  • 足裏にしびれや感覚の低下がある
  • 痛みが日ごとに強くなっている
  • 1~2週間セルフケアをしても改善傾向がない
  • 同じ場所の痛みを何度も繰り返している
  • 糖尿病など、足の状態に注意が必要な持病がある

まとめ

妊活中にかかとが痛くなっても、かかとの痛みだけで不妊症や妊娠しにくさを判断することはできません。

朝の一歩目や、座った後の歩き始めにかかとの裏が痛む場合は、足底腱膜炎の可能性があります。立ち仕事、歩き過ぎ、急な運動、足に合わない靴、ふくらはぎや足首の硬さなどを見直してみましょう。

まずは痛みを強くする動作を減らし、靴の見直しと、足裏・ふくらはぎのやさしいストレッチを行います。ただし、強い腫れやしびれ、体重をかけられない痛みがある場合や、セルフケアを続けても改善しない場合は、整形外科へ相談してください。

当院でよく受けるご相談

かかとの痛みは、不妊症のサインですか?

かかとの痛みだけで、不妊症や妊娠しにくさを判断することはできません。多くの場合は、足底腱膜への負担、靴、立ち仕事、運動量、足の形などを確認する必要があります。

朝だけ痛く、歩くと楽になる場合も受診が必要ですか?

朝の一歩目に痛み、歩くと一度軽くなる症状は、足底腱膜炎でみられることがあります。痛みを繰り返す場合や、長時間歩くと再び強くなる場合は、早めに整形外科へ相談しましょう。

妊活中もウォーキングを続けてよいですか?

歩いても痛みが強くならない範囲であれば、短時間から様子を見る方法があります。歩行中や翌朝に痛みが増す場合は、時間や距離を減らしてください。

採卵前後、胚移植後、妊娠判定後などは、不妊治療を受けている医療機関からの運動に関する指示を優先しましょう。

かかとは温めるのと冷やすのでは、どちらがよいですか?

歩き過ぎた後にズキズキする場合は、短時間冷やすことで楽になることがあります。一方、朝のこわばりが気になる場合は、入浴後など身体が温まった状態でやさしくストレッチすると動かしやすいことがあります。

赤みや強い熱感、腫れがある場合は自己判断で温めず、医療機関へ相談してください。

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📚参考文献

この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

かかとの痛みや足の不調もご相談ください

妊活中にかかとの痛みが続くと、「運動を続けても大丈夫?」「身体の冷えやむくみも関係しているのかな」と不安になることがあります。

大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、かかとの痛みだけでなく、足首やふくらはぎの緊張、冷え、むくみ、腰の重だるさ、睡眠やストレスなども伺いながら、お身体の状態に合わせた施術をご提案しています。

強い腫れやしびれ、歩くことが難しいほどの痛みがある場合は、整形外科への受診を優先していただきます。「妊活中の身体の悩みとして相談してみたい」という方は、無理のない範囲でご相談ください🍀

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26歳 肩こり腰痛などの不定愁訴や排卵障害 タイミングで妊娠

投稿日:

【排卵障害 タイミングで妊娠】

 

淀川からお越しのSさん(26歳)が妊娠されました。

 

自力で排卵ができず、肩こり腰痛などの不定愁訴も沢山お持ちでした。

また、脱毛症が深刻だったので

 

同時進行で施術をさせていただきました。

 

5月から毎週お越しいただいて、タイミングで妊娠されました。

 

Sさんおめでとうございます。

 

□鍼灸以外で妊娠された方法に〇をつけてください

 

 タイミング

 

□治療を受けていただいた感想をお聞かせください

 

 初めは不妊治療だけが目的でしたが、腰痛があったり、肩こりがひどかったりし

 その症状も毎回なくなってすっきりした気持ちになれました。

 最終的に妊娠にもつながって本当によかったです。

 

□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願致します

 

 最初は不安でしかたないと思いますが、色んなことを続けると結果は

 必ずよくなると思います。

 

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。

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42歳 髄膜種や糖尿病、各種アレルギーの持病もありましたが無事妊娠

投稿日:

豊中市からお越しのKさん(42歳)が妊娠されました。

 

Kさんは、髄膜腫(良性の腫瘍)があり、その他、糖尿病や各種アレルギーもお持ちです。

不妊期間は3年間に及び、排卵誘発剤クロミッドで卵胞を刺激してもなかなか卵が育たず、採卵結果もいまいちの状態でした。

不育症検査でも問題が見つかり、ご本人は「絶望的」だったそうです。

そんな中、不妊鍼灸を受けに当鍼灸院にお越しいただき、約3ヵ月間、不妊鍼灸とレーザー治療で生殖系の血流改善をはかりました。

 

その結果、思いの他、早い反応があり、この度アンタゴニスト法による体外受精で陽性反応が確認できたそうです!

 

ご本人も驚いてらっしゃいました。

ご自宅でお灸を毎日されていましたので、Kさんの前向きな姿勢が結果を出したのだと思います!

Kさん本当におめでとうございます!

 

□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に○をつけてください

 

体外受精

(一般体外受精・アンタゴニスト法)

 

□治療を受けていただいた感想をお聞かせください

 

月経周期が整ったこと、内膜の厚みが増したことです。

身体を測定してから、自分の不調面に合わせて鍼灸をして頂けることやレーザー治療も効果が出たと思います。

 

 

□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします。

 

年齢的に厳しい中、転院先で不育検査をしたところ、色々と原因が見つかり、正直、絶望的な気持ちになりました。治療と自分の力だけではどうにもならないと思い、鍼灸とレーザーをして頂けるこちらにお願いすることにしました。不妊治療は婦人系(子宮や卵巣など)を整えることばかり意識しがちですが、肩こりや腰痛など全身を整えることがとても大事なんだと思いました。

 

 

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。

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43歳 子宮内膜への血流をあげホルモン補充周期による凍結胚盤胞で陽性

投稿日:

8月は現在6名の方から妊娠のご報告を頂戴しております。

6名めにご報告いただいたのは宝塚市からお越しのKさん(43歳)さんです。

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「子宮内膜への血流をあげて妊娠(43歳)」 

 

Kさんが当鍼灸院にお越しいただいた当初は肩こり腰痛が強く、まずは院長先生による良導絡治療で痛みをとることを優先しました。

※症状によって「不妊鍼灸」より「良導絡治療」をおススメすることがございます。

 

ある程度症状が緩和された時点で不妊鍼灸に切り替えました。

Kさんは移植を数回繰り返えされていますが、内膜がなかなか厚くならないことにお悩みでした。

不妊鍼灸レーザー治療を併用し、とにかく子宮内膜への血流を促しました。

移植後には着床を促す受胎マッサージを受けられました。

 

そしてこの度、ホルモン補充周期による凍結胚盤胞で陽性反応がでました!

Kさん!本当におめでとうございます!

 

あきらめずに、治療を続けられたKさんの前向きな姿勢が功を奏したのだと思います!

 

お身体がまだ緊張しやすくなっているようですので、

引き続きお身体をリラックスさせる鍼灸治療を受けにお越しください。

 

 

↓Kさんのお喜びの声です

 

□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に○をお付けください。

 

体外受精

ホルモン補充周期(胚盤胞凍結胚)

 

□治療を受けていただいた感想を置きかせください

 

いつも悪いところを中心に治療してくださるのでうれしいです。

話もたくさん聞いてくださいます。

 

□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします。

 

あきらめずに続けて努力すること

 

 

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。

 

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41歳 移植の判定が陰性後に初めてご来院 通院後の体外受精で妊娠

投稿日:

【卵子の問題がありましたが妊娠】

 

鶴見区からお越しのKさん(41歳)が体外受精で妊娠されました。

 

Kさんは、4月からお越し下さっており、

 

最初の来院時は、移植の判定が陰性の後でした。

 

その後、良い卵子を採卵するためにレーザー治療も取り入れられて

数度採卵をされ

 

移植に向けてもレーザー治療と鍼灸を併用され

 

融解胚盤胞の移植で妊娠されました。

 

Kさんおめでとうございます。

 

 

□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください

 不妊治療

 

□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください

体外受精

 

□治療を受けていただいた感想をお聞かせください

 施術後はいつも視界スッキリ、腰の痛みもなく、足はポカポカ、体も楽になります。

女性ばかりで安心、話しやすい先生ばかりです。不妊治療が目的でしたが、日頃の自分の体調、状態を気にかけるようになりました。

 

□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします

 考えすぎたり、心配性な性格です。気になることは聞いてみる、やってみる、治療内容は先生達のアドバイスのままやってみました。自分の体調を知ることで、道は開けるように思います。

私でもできた!皆さんも自分を信じて、継続していって欲しいです。

 

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。

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34歳 基礎体温が不安定でしたが妊娠★不妊【不妊鍼灸・不育鍼灸】骨盤矯正

投稿日:

【基礎体温が不安定でしたが妊娠】

 

城東区からお越しのCさん(34歳)が自然妊娠されました。

 

Cさんは、8月からお越しくださり、4回目の治療で妊娠が判明しました。

 

Cさんは、肩こりや腰痛と冷えに悩まれていて、

体質改善のために当院にお越し下さいました。

 

肩こり、腰痛をはじめとし、身体を温める治療をさせていただきましたところ

とても早い段階で妊娠されました。

 

Cさんおめでとうございます。

 

身体の不調が取り除かれると、妊娠に近づきます。

 

以下は、Cさんのお喜びの声です。

 

 

□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください

 もともと腰痛、肩こりなどがあり、体も冷えやすかったので、妊活のための体質改善がしたくて。

(何度かタイミングをとっていましたが妊娠しなかったので)

 

□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください。

 タイミング

 

□治療を受けていただいた感想をお聞かせください。

 鍼灸自体初めてで緊張していたのですが、先生が優しく説明しながら施術してくださったので安心できました。

基礎体温が安定してなかったのですが、(体温が下がらなかったり上がらなかったりでした)鍼灸をしていただいてからすごく安定してきました。肩こり、腰痛も改善されてきました。

 

□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします。

 いろいろと不安な気持ちになることもあると思いますが先生方はいろんなことをご存じで適切に処置してくださるので、悩み過ぎず、前向きな気持ちで取り組んでください!

 

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。

 

 

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37歳 4年間の不妊期間ありましたが鍼灸1ヶ月後に陽性反応☆不妊【不妊鍼灸・不育鍼灸】

投稿日:

西区からお越しのHさん(37歳)が妊娠されました。

 

Hさんは4年間の不妊期間があり、その間、

タイミング療法×32回

人工受精×7回

胚移植×2回

されていましたが、陽性反応は一度も確認できなかったそうです。

 

今年7月に「妊娠しやすい身体づくりに」と当鍼灸院にお越しいただき、

なんと、不妊鍼灸に通い始めて1ヶ月後に迎えた3回目の胚移植で、初めての陽性反応を確認することができました!

 

Hさんも「不妊期間が長かったので、まだ実感がありません」と予想以上に早くでた結果に驚きの様子でした。

 

鍼灸治療がお身体によく合ったのか、体調改善のペースが早く、初回に訴えていた胃痛や消化不良、肩こり、便秘などの不定愁訴は、さ治療回数を重ねるごとにみるみる良くなっていました。

 

 

Hさん本当におめでとうございます!

今後は妊娠維持の治療やつわりの治療にお越しください。

 

 

以下、Hさんのお喜びの声をご紹介いたします。

 

□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください

 

4年続けていても一回も着床すらせず、できることは何でもやろうと探しているうちに鍼灸で妊娠している方も多く、試してみようと思いました。

不妊に特化しているのと自律神経に興味があったので貴院を選びました。

 

□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に○をつけてください。

 

体外移植

初期胚盤胞2個移植

 

□治療を受けて頂いた感想をお聞かせください

 

皆様の知識がとても豊富なので、安心して話すことができました。

鍼灸は初めての経験でしたが、不安もなくリラックスしてお願いできました。

 

□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願い致します

 

信じて治療を受けることで、心身共に効果があったように思います。

あきらめずに続けて良かったです。

 

 

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。

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不妊治療の薬がつらいときはどうする?副作用への向き合い方と鍼灸の役割

投稿日:

不妊治療では、排卵誘発剤やホルモン剤など、治療の段階に応じてさまざまな薬が使われます。妊娠に向けて必要な治療だと理解していても、頭痛や吐き気、お腹の張り、ほてり、眠気、気分の落ち込みなどが続くと、「このまま薬を続けて大丈夫なのかな」「できれば薬を減らしたい」と不安になることもあるでしょう。

不妊治療の薬による症状は、薬の種類や投与量、卵巣の反応、体調などによって異なります。つらい症状があるときは我慢し続けたり、自己判断で薬を中止したりせず、まずは治療を受けているクリニックへ相談することが大切です。

この記事では、不妊治療の薬で起こることがある症状、医療機関へ相談する目安、日常生活でできる工夫、鍼灸を併用するときの考え方を解説します。

この記事の要点まとめ
  • 不妊治療薬の副作用や感じ方には個人差があります
  • 薬を自己判断で減らしたり中止したりしないことが大切です
  • 症状の内容や起こった時間を記録すると、診察時に相談しやすくなります
  • 強い腹痛、急な体重増加、尿量の減少、息苦しさなどは早めの連絡が必要です
  • 鍼灸は薬の代わりではなく、治療中の体調管理を支える補完的な選択肢です

不妊治療の薬がつらいと感じるのは珍しいことではありません

不妊治療では、卵胞を育てる、排卵を促す、排卵の時期を調節する、子宮内膜を維持するといった目的で薬が使われます。

薬によって体内のホルモン環境が変化するため、普段とは違う体調を感じることがあります。また、通院や採血、治療結果への不安、仕事との両立、睡眠不足などが重なると、薬だけが原因とは言い切れない不調が現れることもあります。

症状がつらいからといって、身体が弱い、治療に向いていないという意味ではありません。感じ方には個人差があるため、「ほかの人は平気そうだから」と我慢せず、自分の症状を医師や看護師、薬剤師へ伝えることが大切です。

不妊治療で使用される主な薬と起こり得る症状

不妊治療で使用する薬は、治療方法や体質によって異なります。ここで紹介する症状が必ず現れるわけではなく、同じ薬でも感じ方には個人差があります。

排卵誘発に使用する飲み薬

クロミフェンやレトロゾールなどは、排卵を促したり、卵胞の発育を助けたりする目的で使用されます。

薬によって異なりますが、次のような症状が報告されています。

  • 頭痛
  • ほてりや顔の紅潮
  • 吐き気や食欲の低下
  • 疲労感や眠気
  • めまい
  • 気分の変化や不眠
  • お腹の張りや腹痛

クロミフェンでは、目のかすみや光がちらついて見えるなどの視覚症状が現れることがあります。見え方に異常を感じた場合は服用を続けたまま様子を見ず、処方した医療機関へ速やかに連絡してください。

卵巣を刺激する注射薬

FSH製剤やhMG製剤などは、複数の卵胞を育てる目的などで使用されます。注射した部分の痛みや赤みのほか、卵巣が反応することで下腹部の張りや重さを感じることがあります。

卵巣が薬に強く反応すると、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)が起こることがあります。特に採卵周期などで卵胞が多く育っている場合は、体重や腹部症状、尿量などの変化に注意しましょう。

排卵時期を調節する薬

採卵周期などでは、排卵を抑制したり、卵子の最終成熟を促したりするために、点鼻薬や注射薬が使われることがあります。

薬の種類によって、頭痛、ほてり、倦怠感、注射部位の痛みや赤みなどを感じる場合があります。使用方法や使用時刻が治療に影響する薬もあるため、分からないことがあれば使用前に確認しておきましょう。

黄体ホルモンを補充する薬

胚移植の前後などには、子宮内膜を維持する目的で黄体ホルモンの内服薬、腟剤、注射薬などが使われることがあります。

眠気やだるさ、乳房の張り、腹部の違和感などがみられることがあります。腟剤では、おりものの増加や薬剤の一部が出てくることもあります。薬が出てきたように見えても、自己判断で追加せず、使用方法についてクリニックへ確認してください。

副作用がつらいときに避けたいこと

自己判断で薬を中止・減量する

不妊治療薬の中には、使用する日や時間が治療計画に大きく関係するものがあります。急に中止したり、量を減らしたりすると、排卵時期や採卵、胚移植の予定に影響する可能性があります。

症状がつらいときは、「薬を続けるか、中止するか」を自分だけで判断するのではなく、処方したクリニックへ連絡しましょう。症状や治療状況によっては、医師が投与量、使用方法、薬の種類などを検討する場合があります。

市販薬やサプリメントを独断で追加する

頭痛薬、吐き気止め、漢方薬、ハーブ、サプリメントなども、不妊治療薬との飲み合わせや妊娠の可能性を考慮する必要があります。

市販薬だから安全、天然成分だから問題ないとは限りません。新しく使用したいものがある場合は、商品名や成分が分かるものを持参し、医師や薬剤師へ確認してください。

強い症状を「治療中だから仕方がない」と我慢する

軽い張りや眠気などは経過を見られることもありますが、症状の強さや経過によっては早めの診察が必要です。「次の診察日まで待った方がよい」と自己判断せず、心配な症状がある場合はクリニックへ連絡しましょう。

すぐにクリニックへ相談したい症状

排卵誘発剤や卵巣刺激の薬を使用したあとに、次のような症状がある場合は、卵巣過剰刺激症候群などの可能性も考えられます。時間外の連絡方法を含め、治療を受けているクリニックの指示に従ってください。

  • お腹の張りが急に強くなった
  • 強い下腹部痛がある
  • 吐き気や嘔吐が続く
  • 短期間で急に体重が増えた
  • 尿量やトイレへ行く回数が明らかに減った
  • 息苦しさや胸の痛みがある
  • 片方の脚だけが腫れる、痛む
  • 目がかすむ、光がちらつくなど見え方に異常がある
  • 全身のじんましん、顔や喉の腫れ、呼吸のしづらさがある

息苦しさ、意識状態の変化、突然の胸痛など、症状が強い場合は救急受診も検討してください。

診察で副作用をうまく伝えるためのポイント

診察室に入ると、緊張して症状をうまく説明できないことがあります。次の項目をスマートフォンや手帳に記録しておくと、医師へ状況を伝えやすくなります。

  • 使用している薬の名前と量
  • 薬を使用した日時
  • 症状が始まった日時
  • 症状の内容と強さ
  • 症状が続いた時間
  • 食事や睡眠への影響
  • 体重や尿量の変化
  • 仕事や日常生活にどの程度支障があるか

「副作用かどうか分からないから言いにくい」と感じる必要はありません。薬との関係を判断するのは医療者の役割です。いつもと違う症状があれば、そのまま伝えましょう。

診察での伝え方の例

「薬を飲み始めた翌日から頭痛と吐き気があります。仕事を休むほどではありませんが、食事が取りにくい状態です」

「注射を始めてからお腹の張りが強くなり、昨日から体重が1.5kg増えています。尿の回数も減った気がします」

「薬を中止したいわけではありませんが、症状がつらいため、ほかの方法や対処法があるか相談したいです」

日常生活でできること

治療中は無理のない予定を組む

薬を開始した直後や採卵前後は、体調の変化を感じることがあります。可能であれば、重要な仕事や長時間の外出を詰め込みすぎず、休める時間を確保しておきましょう。

睡眠と食事のリズムを大きく崩さない

体調が悪いと、食事を抜いたり、眠れないまま過ごしたりしやすくなります。食べられる範囲で消化しやすいものを選び、できるだけ普段の睡眠リズムを保ちましょう。

吐き気が強く、水分や食事が取れない場合は、セルフケアだけで対応せず医療機関へ相談してください。

水分量を自己流で極端に変えない

お腹の張りがあると「水をたくさん飲んだ方がよいのでは」と考えることがありますが、必要な水分量は治療状況や症状によって異なります。極端に増やしたり減らしたりせず、治療を受けているクリニックの指示を優先してください。

運動について医師に確認する

卵巣が大きくなっている時期は、激しい運動や身体を強くひねる動作を控えるよう指示されることがあります。採卵周期やお腹の張りがある時期は、運動してよい範囲をクリニックへ確認しましょう。

当院でお伝えしていること

不妊治療中の方からは、「薬を使い始めてから眠りが浅い」「頭痛や肩こりがつらい」「お腹が張って気持ちまで落ち込む」といったご相談があります。

症状のすべてが薬によるものとは限らないため、当院では薬の種類だけでなく、月経周期、睡眠、食事、冷え感、首肩の緊張、ストレスなども確認しています。ただし、強い腹痛や急な体重増加、尿量の減少などがある場合は、鍼灸を受ける前に不妊治療クリニックへ連絡するようお伝えしています。

不妊治療薬の副作用に対する鍼灸の役割

鍼灸は、不妊治療薬の作用を打ち消したり、医師の治療の代わりになったりするものではありません。また、鍼灸によって妊娠率や出産率が高くなると断定できる十分な根拠は確立していません。

一方で、不妊治療中には、首肩こり、腰の重さ、冷え感、睡眠の乱れ、緊張、疲労感など、薬の副作用とは分けて考える必要がある不調が重なることがあります。

鍼灸院では、不妊治療の内容や月経周期、現在使用している薬、採卵・移植の予定などを確認しながら、治療中の体調管理を支えることが主な役割になります。

鍼灸を受ける前に伝えておきたいこと

  • 現在使用している薬
  • 注射や点鼻薬を使用した日時
  • 採卵や胚移植の予定日
  • 卵胞の数や卵巣の腫れについて受けている説明
  • 腹痛、吐き気、体重増加などの症状
  • 不妊治療クリニックから受けている生活上の指示

不妊治療と鍼灸を併用する場合も、薬の変更や中止については必ず処方した医師へ相談してください。

当院でお伝えしていること

当院では、良導絡測定や問診を通して、自律神経のバランスや睡眠、疲労、冷え、首肩や腰の緊張などを確認しています。

施術の目的は、不妊治療薬を減らすことや副作用を治すことではありません。医療機関での治療を優先しながら、通院期間中を少しでも落ち着いて過ごせるよう、体調管理の一つとして鍼灸を取り入れています。

まとめ

不妊治療の薬は、排卵や採卵、胚移植を支えるために使用されますが、頭痛、吐き気、ほてり、お腹の張り、眠気などを感じることがあります。

症状がつらいときは、我慢し続けたり、自己判断で薬を中止したりせず、薬の名前、使用日時、症状の内容や強さを記録して、治療を受けているクリニックへ相談しましょう。

特に、強い腹痛、急な体重増加、尿量の減少、息苦しさ、見え方の異常などがある場合は、次回の診察を待たずに連絡することが大切です。

鍼灸は不妊治療薬の代わりではありませんが、睡眠の乱れや身体の緊張、首肩こり、冷え感などを確認しながら、治療中の体調管理を支える方法の一つです。医療機関と連携し、安全を優先しながら取り入れましょう。

当院でよく受けるご相談

薬がつらい場合は、すぐに中止してもよいですか?

自己判断では中止せず、まず処方したクリニックへ連絡してください。薬の種類によっては、使用する日時が排卵や採卵、胚移植の予定に関係します。症状に応じて、医師が継続、中止、投与量や薬剤の変更などを判断します。

副作用を伝えると治療を中止されませんか?

症状を伝えたからといって、必ず治療が中止されるわけではありません。安全に治療を進めるために、医師が症状の程度や検査結果を確認します。我慢して伝えないよりも、早めに相談することが大切です。

頭痛薬や吐き気止めを飲んでもよいですか?

薬の種類、治療周期、妊娠の可能性によって判断が異なります。手元にある薬を自己判断で使用せず、不妊治療クリニックや薬剤師へ確認してください。

鍼灸を受ければ薬を減らせますか?

鍼灸を受けることで薬を減らせるとは断定できません。不妊治療薬の種類や量は、検査結果や卵巣の反応などをもとに医師が決定します。鍼灸は医療機関での治療に代わるものではなく、治療中の体調管理を支える補完的な方法として考えます。

採卵前のお腹の張りは様子を見てもよいですか?

卵胞が育つことで張りを感じる場合もありますが、症状だけで問題がないかを判断することはできません。張りが急に強くなった、体重が増えた、吐き気がある、尿量が減ったなどの変化がある場合は、早めにクリニックへ連絡してください。

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📚参考文献

この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

不妊治療中のつらい不調を、一人で抱え込まないために

薬を使用してから強い腹痛や急な体重増加、息苦しさ、尿量の減少などがある場合は、鍼灸を受ける前に、まず治療を受けているクリニックへ相談することが大切です。

鍼灸院では薬の副作用を診断したり、薬の種類や量を変更したりすることはできません。一方で、不妊治療中に重なりやすい首肩こり、頭痛、睡眠の乱れ、冷え、疲労感、緊張やストレスなどを確認しながら、治療期間中の体調管理をお手伝いできます。

大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、現在使用している薬や治療周期、採卵・胚移植の予定を確認したうえで、お身体の状態に合わせた無理のない施術をご提案しています。「治療を続けながら体調も整えたい」と感じている方は、どうぞお気軽にご相談ください🍀

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精子無力症と排卵障害に夫婦で取り組んだ事例|漢方・生活習慣・鍼灸の位置づけ

投稿日:

妊活を続けていると、女性側の検査や治療に意識が向きやすい一方で、精液検査をきっかけに男性側の要因が見つかることもあります。

今回ご紹介するのは、奥さまに排卵障害、ご主人に精子無力症が見つかり、それぞれが必要な検査やケアを受けながら、夫婦で妊活に取り組まれた事例です。

漢方薬やサプリメント、生活習慣、鍼灸にはそれぞれ異なる役割があります。どれか一つだけで結果が決まるものではないため、医学的な治療との位置づけも含めて解説します。

※この記事は当院で伺った一事例をもとに、個人情報に配慮して作成しています。経過や感じ方には個人差があり、同じ方法で同様の変化が得られることを保証するものではありません。

この記事の要点まとめ
  • 奥さまは37歳で、月経不順と排卵障害を指摘されていた
  • 胃の不調、腰痛、首こり、頭痛など複数の身体的な悩みもあった
  • ご主人は38歳で、精液検査を受けた結果、精子無力症と診断された
  • 奥さまは鍼灸を続けながら、婦人科での検査や治療を受けた
  • ご主人はクリニックで処方された漢方薬などを服用し、生活習慣も見直した
  • ご夫婦それぞれの状態を確認し、並行して妊活に取り組んだ

ご夫婦が当院へ相談されたときの状況

奥さまは月経不順と排卵障害を指摘されていた

奥さまは37歳で、月経の間隔が一定せず、婦人科では排卵障害があると診断されていました。

排卵障害とは、卵胞が十分に育たない、排卵が起こりにくい、排卵の時期が安定しないといった状態の総称です。月経が来ていても、毎周期必ず排卵しているとは限りません。

排卵障害の背景には、多嚢胞性卵巣症候群、甲状腺機能やプロラクチンの異常、急激な体重変化、強いストレス、加齢など、さまざまな要因が考えられます。

そのため、月経周期が不規則な場合は、自己判断だけで様子を見るのではなく、超音波検査や血液検査などを受け、原因を確認することが大切です。

胃の不調や頭痛、首こりなどの悩みもあった

奥さまには排卵障害だけでなく、胃が弱い、腰が痛い、首がこる、頭痛が起こりやすいといった複数の不調がありました。

妊活中は、通院や検査、治療の予定を優先するあまり、自分自身の睡眠や食事、休息が後回しになることがあります。

当院では、妊娠だけを目的として身体を見るのではなく、睡眠、食欲、便通、冷え、痛み、疲労、月経周期などを一緒に確認し、その時々の体調に合わせて施術内容を調整しました。

奥さまは週1回程度の鍼灸を続け、婦人科にも通院されました。その経過のなかで、約半年後には月経周期が以前より安定してきたと伺いました。

ただし、この変化を鍼灸だけの作用と判断することはできません。婦人科での管理や生活環境の変化など、複数の要素が関係した可能性があります。

ご主人の精液検査で精子無力症が見つかった

ご夫婦でクリニックへ通い始め、ご主人も精液検査を受けたところ、精子無力症と診断されました。

精子無力症とは

精子無力症とは、前方へ進む精子や動いている精子の割合が、基準と比べて低い状態を指します。現在は「精子運動率が低い」「精子運動性が低下している」と説明されることもあります。

精子には、卵子まで到達するために前方へ進む力が必要です。そのため、運動性は精液検査で確認される重要な項目の一つです。

ただし、精子運動率だけで自然妊娠ができるかどうかを判断することはできません。精子濃度、精液量、正常形態率、総運動精子数などを総合的に評価し、女性側の年齢や排卵、卵管の状態なども含めて治療方針を考えます。

精液検査の結果は毎回同じとは限らない

精液所見は、採取時の体調、禁欲期間、発熱、睡眠不足、飲酒、ストレスなどの影響を受けて変動します。

一度の検査で数値が低かったとしても、それだけで妊娠の可能性がないと決まるわけではありません。最初の検査で異常が認められた場合は、時期を変えて再検査し、複数回の結果から判断することが一般的です。

精索静脈瘤、ホルモン異常、感染症、服用中の薬、過去の手術歴などが関係している場合もあるため、数値が低い状態が続くときは、男性不妊を扱う泌尿器科などへの相談が必要です。

当院でお伝えしていること

精液検査の結果を見て、ご主人が「自分のせいだ」と責任を感じたり、夫婦で話しにくくなったりすることがあります。しかし、不妊の原因は男性と女性のどちらか一方だけにあるとは限りません。当院では、ご夫婦それぞれが必要な検査を受け、責任を押しつけ合わずに取り組めるようお伝えしています。

ご主人が取り組んだ漢方薬と生活習慣の見直し

漢方薬はクリニックの指示に沿って服用

ご主人は、クリニックから処方された漢方薬を服用し、ご自身でも選んだ漢方系のサプリメントを併用されていたとのことです。その後の検査では、精子の運動性に変化が見られたと伺いました。

男性不妊に対しては、体質や症状に応じて漢方薬が用いられる場合があります。ただし、漢方薬は「自然由来だから誰でも安全」というものではありません。

体質や持病、服用している薬との組み合わせによっては、副作用や相互作用が起こる可能性があります。自己判断で複数の漢方薬やサプリメントを併用せず、医師や薬剤師へ相談することが大切です。

補中益気湯に関する研究はあるが、効果はまだ確立していない

男性不妊に用いられることがある漢方薬の一つに、補中益気湯があります。

特発性男性不妊の男性22人を対象とした小規模な研究では、補中益気湯の服用後に精漿中の一部の物質が変化し、精子濃度との関連が報告されました。

しかし、対象者が少なく、漢方薬を服用しなかった人と比較する試験ではないため、この研究だけで精子運動率や妊娠率への効果を断定することはできません。

漢方薬は精液検査の数値だけを見て選ぶものではなく、全身状態や体質、持病などを確認したうえで、医師の判断により処方されるものです。

サプリメントだけに頼らない

抗酸化成分などを含むサプリメントが男性妊活向けに販売されていますが、特定の成分を飲めば精子運動率が必ず上がるわけではありません。

研究によって結果にばらつきがあり、妊娠や出産につながるかについて十分な結論が出ていない成分もあります。

食事の代わりとして大量に摂取したり、複数の商品を重ねて飲んだりするのではなく、必要性や摂取量を医師や薬剤師へ確認しましょう。

精子の状態を考えるうえで見直したい生活習慣

生活習慣を整えたからといって、すべての精液所見が正常になるわけではありません。しかし、喫煙、過度の飲酒、肥満、運動不足などは、精子の状態と関連することが報告されています。

喫煙を控える

喫煙は、精子濃度や運動性などの精液所見と負の関連が報告されています。妊活を始めたことをきっかけに、禁煙について医療機関へ相談するのも一つの方法です。

過度の飲酒を避ける

飲酒量が多い状態が続くと、男性ホルモンや精子の状態に影響する可能性があります。毎日の飲酒量や休肝日の有無を確認し、飲み過ぎが続いている場合は減らすことを検討しましょう。

適度に身体を動かす

運動不足や肥満は、精子の状態や男性ホルモンと関連する場合があります。無理な運動を急に始めるのではなく、歩く時間を増やすなど、続けやすい方法から取り組みます。

睡眠と休息を確保する

睡眠不足や不規則な生活が続くと、疲労が抜けにくくなり、食事や運動などほかの生活習慣も乱れやすくなります。

就寝時刻を急に大きく変える必要はありません。まずは起床時刻をそろえる、寝る直前までスマートフォンを見続けないなど、取り組めることから始めましょう。

精巣周辺を長時間高温にしない

長時間の高温環境や発熱は、精子をつくる働きに一時的な影響を与える可能性があります。

サウナや長風呂、膝の上での長時間のパソコン作業などを完全に禁止する必要はありませんが、頻度や時間が極端になっていないか確認してみましょう。

薬や育毛剤なども医師へ伝える

男性ホルモン製剤や一部の薬剤は、精子をつくる働きに影響することがあります。

処方薬、市販薬、サプリメント、育毛目的の薬などを使用している場合は、自己判断で中止せず、精液検査を受ける医療機関へ内容を伝えてください。

排卵障害に対する鍼灸の位置づけ

排卵障害にはさまざまな原因があるため、鍼灸だけで原因を特定したり、排卵を起こしたりすることはできません。

月経不順が続く場合は、婦人科で超音波検査やホルモン検査などを受け、必要に応じて排卵誘発などの治療を検討します。

鍼灸は、医療機関での検査や治療に代わるものではなく、妊活中に生じやすい首肩こり、腰痛、頭痛、冷え、胃腸の不調、睡眠の悩み、緊張などを含め、全身状態を整えるための補完的なケアとして位置づけます。

精子無力症に対する鍼灸の位置づけ

男性不妊に対する鍼灸については、精子濃度や運動性などを評価した研究がありますが、研究の規模が小さく、方法にもばらつきがあります。

鍼灸単独で精子運動率を高められる、自然妊娠率や出産率を高められると断定できる段階ではありません。

そのため、精液所見に異常がある場合は、まず泌尿器科などで原因を確認することが優先されます。鍼灸を受ける場合も、医学的な検査や治療と並行しながら、疲労、ストレス、睡眠、身体の痛みなどを支える目的で取り入れることが大切です。

当院でお伝えしていること

当院では、精液検査の数値だけを見て「精子の質を上げる施術」と一律に考えることはしていません。良導絡測定や問診を通して、睡眠、疲労、胃腸の状態、冷え、首肩こり、腰痛、ストレスなどを確認します。医療機関での検査を優先しながら、妊活を続けるための体調管理をお手伝いすることが鍼灸の役割だと考えています。

夫婦で並行して検査を受けることが大切

今回の事例では、奥さまだけが治療を続けるのではなく、ご主人も精液検査を受けたことで、精子の運動性に関する課題が見つかりました。

不妊には、男性側の要因、女性側の要因、両方の要因、検査をしても原因を特定できない場合があります。

女性側の年齢や卵巣予備能によっては、男性側の検査結果を待ち過ぎず、人工授精や体外受精、顕微授精などを検討した方がよいこともあります。

どちらか一方だけが長期間通院するのではなく、可能な範囲で早い段階から二人で検査を受け、治療の優先順位を相談することが大切です。

医療機関へ相談したい目安

  • 精液検査で運動率や精子濃度の低下を指摘された
  • 再検査でも精液所見の異常が続いている
  • 陰嚢の腫れ、痛み、左右差、しこりなどがある
  • 過去に停留精巣、精巣炎、鼠径部の手術などを経験している
  • 勃起や射精について悩みがある
  • 月経周期が21日未満または35日を超えることが多い
  • 月経が数か月来ないことがある
  • 35歳以上で妊活を始めてから6か月以上妊娠していない
  • 35歳未満で1年以上妊娠していない

年齢や既往歴、月経の状態によっては、上記の期間を待たずに検査を始めた方がよい場合があります。

まとめ

今回の事例では、奥さまに排卵障害、ご主人に精子無力症が見つかり、ご夫婦それぞれが必要な検査やケアに取り組みました。

ご主人はクリニックの指示に沿って漢方薬などを服用し、生活習慣を見直しました。奥さまは婦人科へ通院しながら、身体の不調に対する補完的なケアとして鍼灸を続けました。

漢方薬、サプリメント、生活習慣、鍼灸のいずれも、単独で妊娠や精液所見の改善を保証するものではありません。

大切なのは、どちらか一方に原因や負担を集中させず、夫婦それぞれの状態を確認し、医学的な検査や治療と日々の体調管理を組み合わせていくことです。

当院でよく受けるご相談

精子無力症でも自然妊娠できますか?

精子無力症と診断されても、自然妊娠の可能性が直ちになくなるわけではありません。運動率だけでなく、総運動精子数、女性側の年齢、排卵や卵管の状態などを総合して考えます。検査結果に応じて、タイミング法、人工授精、体外受精、顕微授精などが検討されます。

精液検査は一度受ければ十分ですか?

最初の結果が正常であれば一度で判断される場合がありますが、異常が見つかった場合は、複数回の検査が推奨されます。精液所見は体調や採取条件によって変動するためです。

漢方薬を飲めば精子運動率は上がりますか?

漢方薬を服用した研究はありますが、誰にでも同じ効果があるとは限らず、精子運動率や妊娠率への効果が確立しているとはいえません。自己判断で購入せず、医師や薬剤師へ相談してください。

排卵障害は鍼灸だけで整えられますか?

排卵障害の原因はさまざまであり、鍼灸だけで原因の診断や治療はできません。婦人科で必要な検査を受けたうえで、鍼灸は痛み、冷え、睡眠、胃腸の不調、ストレスなどの体調管理を支える方法として取り入れます。

夫婦で同時に検査を受けた方がよいですか?

不妊の原因には男性側と女性側の両方が関係することがあるため、可能であれば並行して検査を進めることが大切です。特に女性が35歳以上の場合や月経不順がある場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。

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📚参考文献

この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

夫婦それぞれの妊活を、一緒に整えてみませんか?

精子の運動率や排卵について指摘されると、「どちらかに原因がある」と考えてしまい、ご夫婦のどちらか一方が負担を抱えてしまうことがあります。

妊活では、男性側と女性側の状態をそれぞれ確認し、必要な検査や治療を受けながら、睡眠、食事、疲労、ストレスなどの日々の体調も整えていくことが大切です。

大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、月経周期やクリニックでの治療状況、精液検査の結果、冷え、睡眠、胃腸の不調、肩こり、腰痛などを伺い、お一人おひとりの状態に合わせた施術をご提案しています。

鍼灸は医療機関での検査や治療に代わるものではありませんが、妊活を続けるための体調管理として取り入れることができます。「夫婦でできることを始めたい」「何から整えればよいかわからない」という方も、どうぞお気軽にご相談ください🍀

24時間予約受付中

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33歳・二人目不妊|流産後の体調立て直しで妊娠!骨盤矯正×鍼灸で着床環境を整えた症例

投稿日:

【33歳・二人目不妊】流産後の体調立て直しで妊娠!骨盤矯正×鍼灸で着床環境を整えた症例

鶴見区からお越しのNさん(33歳)が体外受精で妊娠されました。

 

Nさんは2人目を希望されておられ不妊期間は約3年前から、当院には半年前から通われていました。

 

今までタイミング療法、人工授精4回、体外受精1回、胚移植1回にチャレンジされ妊娠に至りませんでした。

今年の3月に移植後に流産を経験され、次周期に向けて体調を整えるために何ができるかを一緒に考え取り組んでいきました。

 

 腰痛と生殖器の捻じれと環境を整えるために骨盤の歪みを矯正し、着床しやすい環境を目指しました。

 

そして、今回見事に陽性となりました。

 

Nさん本当におめでとうございます。これからもお身体を大事にしてくださいね。

 

□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください

 

 2人目の妊娠にむけて体調を整えたかったので(移植に向けて)

 

□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇とつけてください

 

 体外受精

 

□治療を受けていただいた感想をお聞かせください

 

 泰子先生をはじめ、先生方みなさんとても丁寧に親身になって話を聞いて下さり、とても嬉しかったです。

腰痛がひどかったのですが、こちらでお世話になるようになってからは、痛みも和らぎ、終わった後は体もポカポカしていて寝つきもとてもよかったです。

移植前に骨盤矯正もお願いして、して頂いたのですが、とても楽になり腰痛にも効果があったのでもっと早くお願いしておけばよかったと思いました。

体調が良くなっただけでなく、安心して移植に挑戦できたのは、先生方の優しさが心の支えになったからだと思います。妊娠を維持できるようこれからもお世話になりたいです。

 

□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願致します

 

 不妊治療は本当にとても不安で苦しいこともたくさんありますが、こちらに通えたことで希望が持てて、頑張ることができました。同じように悩んでいる方の願いが叶いますように。

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。

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41歳 鍼灸とタイミングで妊娠★不妊【不妊鍼灸・不育鍼灸】不妊骨盤矯正

投稿日:

41歳鍼灸とクリニックの併用でタイミング妊娠】

 

吹田市からお越しのYさん(41歳)がタイミングで妊娠されました。

 

Yさんがお越しくださったのは、数か月前の事です。

 

体外受精で妊娠され、5月に6Wの心拍確認後に流産され、辛い経験をされました。

 

子宮頚管ポリープ、子宮内膜ポリープ、甲状腺機能亢進という既往歴をお持ちで

 

着床にいたらない理由は、内膜の問題と卵子の問題(卵胞が育たない)という状況で

体外受精をされていました。

 

月経も、いつも薬でおこさないといけない状況でしたが、鍼灸を始められてすぐに

自力で月経が始まり、

 

鍼灸とクリニックのタイミング指導で、妊娠されました。

 

流産後の次周期はまず身体を整えたいとおっしゃっていたのに・・・・。

41歳で体外受精をされていて、タイミングで妊娠されるのは稀な事なので、

ご本人はもちろん、私たちもびっくりしております。

 

Yさん本当におめでとうございます。

 

□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください

 

 鍼灸とクリニックの併用で授かることができればと思いました。

 

□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇とつけてください

 

 排卵誘発剤とタイミング指導

 

□治療を受けていただいた感想をお聞かせください

 

 60分でここまで身体の問題点に取り組んでいただけるのかと思いました。

 また、都度体調に合わせて、調整していただき

 治療終了すると、自分自身も手応えを感じました。

 

□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願致します

 

 私のような年齢でもタイミングで授かることができました。

 きっと、続けていれば道は何らか開けるのだと思います。

 

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。


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妊活中の水分補給はどれくらい?1日の目安と飲み方・飲み物の選び方

投稿日:

妊活中は、「水をたくさん飲むと血流によい?」「1日2Lは必ず飲んだ方がいい?」と気になる方もいるのではないでしょうか。

水分は、体温調節や栄養素の運搬、体内の老廃物を尿として排出するために欠かせません。ただし、妊活中だからといって、全員が同じ量の水を飲む必要はありません。

この記事では、妊活中の水分補給の目安や飲むタイミング、コーヒー・お茶・炭酸水などの選び方について、分かりやすく解説します。

この記事の要点まとめ
  • 妊活中だけに決められた特別な水分摂取量はありません。
  • 飲み物としては、1日1.2〜1.6L程度を一つの目安にし、体格や食事、季節、発汗量に合わせて調整しましょう。
  • 一度に大量に飲むのではなく、起床後や食事、休憩、入浴前後などに分けてこまめに補給することが大切です。
  • 水や白湯、麦茶などを中心にし、コーヒーや紅茶はカフェインの総量に注意しましょう。
  • 冷たい水を必ず避ける必要はなく、胃腸の状態や季節に合わせて飲みやすい温度を選んで構いません。
  • 水を多く飲むだけで妊娠率や子宮内膜の状態がよくなるとはいえません。
  • 持病がある方や採卵後などで医療機関から指示を受けている方は、その指示を優先してください。

妊活中の水分補給に決まった量はある?

妊活中の方だけを対象にした、一律の水分摂取量は定められていません。必要な量は、体格、食事内容、運動量、気温、発汗量、体調などによって変わります。

また、「1日に必要な水分」と「水として飲む量」は同じではありません。私たちは、飲み物だけでなく、ご飯、みそ汁、野菜、果物などの食事からも水分を摂っています。

厚生労働省の啓発資料では、体重60kgの成人男性の一例として、1日に必要な水分約2.5Lのうち、食事から約1.0L、体内でつくられる水が約0.3L、飲み水から約1.2Lと紹介されています。

この2.5Lを、すべて水やお茶として飲むという意味ではありません。

妊活中に飲む水分量の目安

まずは1日1.2〜1.6L程度を出発点にする

健康状態に問題のない成人であれば、飲み物としては、200mL程度のコップで6〜8杯、約1.2〜1.6Lを一つの目安にすると分かりやすいでしょう。

ただし、これは全員に当てはまる絶対量ではありません。食事から摂る水分量が多い方は飲み物が少なくても足りることがあり、汗を多くかく方は追加の水分が必要です。

  • 起床後にコップ1杯
  • 朝食・昼食・夕食のときに各1杯
  • 午前と午後に各1杯
  • 入浴の前後に必要に応じて補給

このように分けると、一度に大量に飲まなくても、自然に1日の水分を確保できます。

水分を増やした方がよい場面

次のような場合は、普段より水分が失われやすいため、のどの渇きや尿の状態を確認しながら追加しましょう。

  • 暑い日や湿度の高い日
  • 運動や立ち仕事で汗を多くかいたとき
  • 入浴やサウナで発汗したあと
  • 発熱、下痢、嘔吐があるとき
  • 空調で室内が乾燥しているとき

大量に汗をかいたときや下痢・嘔吐が続くときは、水だけでなく電解質の補給が必要になることがあります。体調が悪い場合は、自己判断だけで対応せず医療機関へ相談してください。

自己判断で増やさない方がよい場合

腎臓病、心臓病、肝臓病などで水分量の指示を受けている方は、一般的な目安よりも医師の指示を優先してください。

不妊治療中に採卵後の卵巣過剰刺激症候群(OHSS)が疑われる場合や、クリニックから水分・塩分について指示を受けている場合も、治療施設の方針に従いましょう。

水分が足りているかを確認する方法

尿の色を一つの目安にする

日中の尿が薄い黄色であれば、水分が足りている一つの目安になります。濃い黄色の尿が続く、尿の量や回数が少ない、口の中が乾く、頭痛やだるさがある場合は、水分が不足している可能性があります。

ただし、ビタミン剤や医薬品、食べ物によって尿の色が変化することもあります。尿の色だけで判断せず、体調や発汗量などもあわせて確認しましょう。

無色透明になるまで飲む必要はない

尿を常に無色透明にするために、大量の水を飲み続ける必要はありません。

短時間に極端な量の水を飲むと、血液中のナトリウム濃度が低下する「低ナトリウム血症」を起こすことがあります。水分は一気に飲むのではなく、時間を分けて補給することが大切です。

妊活中の水分補給で意識したい飲み方

一度にまとめて飲まず、こまめに飲む

朝や夜にまとめて1L飲むよりも、起床後、食事、仕事の休憩、入浴前後などに分けて飲む方が続けやすくなります。

「のどが渇いたら一気飲みする」のではなく、手の届く場所に飲み物を用意し、少量ずつ飲む習慣をつけましょう。

常温や白湯にこだわりすぎなくてもよい

冷たい水と常温の水のどちらがよいかは、季節や体調、胃腸の状態によって異なります。

冷たい飲み物でお腹が痛くなる、下痢をしやすい、胃が重くなるという方は、常温の水や白湯を選ぶと飲みやすいでしょう。一方で、暑い日や運動後に冷たい水の方が飲みやすい場合は、無理に温める必要はありません。

大切なのは、温度だけにこだわることではなく、無理なく継続して必要な水分を補うことです。

食事中も適度に飲んでよい

食事中の水分を完全に控える必要はありません。みそ汁やスープ、食事中の水やお茶も、1日の水分補給に含まれます。

ただし、水分で食事を流し込むような飲み方や、胃が苦しくなるほど大量に飲むことは避けましょう。

妊活中の飲み物の選び方

水・白湯

水や白湯は、糖分やカフェインを含まず、日常の水分補給の中心にしやすい飲み物です。

水道水、浄水、ミネラルウォーターのいずれでも構いません。特定の水を飲むことで妊娠率が高くなるというものではないため、味や価格、入手しやすさで選びましょう。

麦茶・ノンカフェイン飲料

麦茶やカフェインを含まない飲み物も、日常の水分補給に取り入れやすい選択肢です。

市販のノンカフェイン飲料やハーブティーは、原材料や糖分を確認しましょう。妊娠の可能性がある時期や妊娠判明後は、使用しているハーブによって注意が必要な場合もあるため、成分が分からないものを大量に飲むことは避けてください。

コーヒー・紅茶・緑茶

コーヒーやお茶も水分摂取量には含まれます。ただし、カフェインが含まれるため、飲む量や時間帯には注意が必要です。

妊娠中は、カフェインを1日200mg以内とする海外機関の目安があります。妊活中で妊娠の可能性がある方も、1日200mg以内を意識すると管理しやすいでしょう。

カフェイン量は、豆や茶葉の種類、抽出方法、商品の容量によって変わります。コーヒーだけでなく、紅茶、緑茶、コーラ、チョコレート、エナジードリンクなどを合計して考えることが大切です。

夕方以降のカフェインで寝つきが悪くなる方は、デカフェや麦茶などに置き換えてみましょう。

無糖の炭酸水

砂糖やカフェインを含まない炭酸水も、水分補給に含めて構いません。

ただし、炭酸によってお腹が張る、げっぷが増える、胃が苦しくなる方は、量を減らすか通常の水に替えましょう。加糖タイプや香料入りの商品は、栄養成分表示を確認してください。

スポーツドリンク・経口補水液

スポーツドリンクや経口補水液は、日常的な水分補給として必ず必要なものではありません。

大量に汗をかいたときや、下痢・嘔吐などで水分と電解質を失ったときには役立つ場合がありますが、商品によって糖分や塩分が多く含まれます。

経口補水液は一般的な清涼飲料水ではなく、脱水時の水分・電解質補給を目的とするものです。持病がある方や症状が続く方は、医師や薬剤師に確認しましょう。

ジュース・加糖飲料

ジュース、加糖コーヒー、清涼飲料水などは水分には含まれますが、毎日の水分補給の中心には向いていません。

気づかないうちに糖分やエネルギーの摂取量が増えることがあるため、水、無糖のお茶、白湯などを中心にし、甘い飲み物は量や回数を決めて楽しみましょう。

エナジードリンク

エナジードリンクには、1本で多量のカフェインを摂取する商品があります。妊娠を予定している方や妊娠の可能性がある方は、表示を確認し、習慣的な摂取を避けた方が安心です。

硬水と軟水はどちらが妊活に向いている?

硬水と軟水の違いは、主にカルシウムやマグネシウムなどのミネラル量です。どちらかを選ぶことで妊娠しやすくなるというものではありません。

日本の水道水や国産のミネラルウォーターには軟水が多く、口当たりが軽いため飲みやすい傾向があります。

硬水はミネラルを含みますが、商品や飲む量によっては、お腹がゆるくなることがあります。硬水で不足する栄養を補おうとするのではなく、食事全体のバランスを整えることを優先しましょう。

水をたくさん飲むと妊娠しやすくなる?

適切な水分補給は、体調管理や脱水予防のために大切です。しかし、水を多く飲むだけで卵子の質や子宮内膜がよくなったり、妊娠率が高くなったりすると断定することはできません。

水分補給は、睡眠、食事、運動、休養などと同じく、健康を保つための基本的な生活習慣の一つとして考えましょう。

当院でお伝えしていること

妊活中の方からは、「冷えが気になるので白湯を何リットルも飲んでいます」「水をたくさん飲んだ方が血流によいですか」と相談されることがあります。

当院では、決められた量を無理に飲むのではなく、尿の色、発汗量、便通、むくみ、胃腸の状態などを確認しながら、その方に合った量をこまめに摂るようお伝えしています。

冷えやむくみ、疲れやすさは、水分量だけで決まるものではありません。睡眠、食事、運動量、ストレス、月経周期、自律神経の状態なども含めて振り返ることが大切です。

まとめ

  • 妊活中だけに決められた水分摂取量はない
  • 飲み物として1日1.2〜1.6L程度を一つの出発点にする
  • 食事に含まれる水分も1日の摂取量に含まれる
  • 一度に大量に飲まず、時間を分けて補給する
  • 暑さ、運動、発熱、下痢などがある日は追加する
  • 水、白湯、麦茶などを日常の水分補給の中心にする
  • 妊娠の可能性がある時期はカフェインの総量を確認する
  • 持病や治療中の指示がある場合は、医師の指示を優先する

水分補給は、多ければ多いほどよいわけではありません。決められた量を無理に飲むのではなく、食事や体調、季節、発汗量に合わせて、こまめに補給することを心がけましょう。

当院でよく受けるご相談

Q.妊活中は毎日2Lの水を飲んだ方がよいですか?

一律に2Lの水を飲む必要はありません。食事に含まれる水分、体格、季節、運動量などによって必要量は変わります。まずは飲み物として1.2〜1.6L程度を目安にし、尿の色や発汗量、体調を見ながら調整しましょう。

Q.水を飲むと子宮内膜が厚くなりますか?

水を多く飲むだけで、子宮内膜が厚くなるとはいえません。子宮内膜の状態には、ホルモン、年齢、子宮の状態、治療方法など複数の要因が関係します。内膜の厚さについて気になる場合は、不妊治療クリニックへ相談しましょう。

Q.冷たい水は妊活中に避けるべきですか?

冷たい水を必ず避ける必要はありません。冷たい飲み物で腹痛や下痢が起こる方は、常温の水や白湯が向いています。季節や体調に合わせ、無理なく飲める温度を選びましょう。

Q.コーヒーを飲んではいけませんか?

完全に禁止する必要はありませんが、妊娠の可能性がある時期はカフェインの総量に注意しましょう。コーヒー以外のお茶やチョコレート、エナジードリンクなども合計し、気になる場合はデカフェへ置き換えてください。

Q.採卵後や胚移植後も同じ量でよいですか?

基本的には普段どおりの水分補給で構いませんが、治療内容や体調によって個別の指示が出る場合があります。採卵後に強いお腹の張り、急な体重増加、尿量の減少、吐き気、息苦しさなどがある場合は、早めに治療施設へ連絡してください。

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📚参考文献

この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

水分を意識していても体調が整わないときは

「水分は足りているはずなのに、むくみや冷えが気になる」「便秘や疲れやすさが続いている」などのお悩みは、水分量だけでなく、食事、睡眠、運動量、ストレス、自律神経などが重なっていることがあります。

大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中のお身体の状態や治療周期を確認しながら、鍼灸や良導絡測定を取り入れ、一人ひとりに合わせた体調管理をサポートしています。

生活習慣をどこから見直せばよいか分からない方も、無理に一人で抱え込まず、気になることがあればご相談ください🍀

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不妊鍼灸は痛くない。お灸も熱くない☆不妊≪不妊鍼灸・不育鍼灸≫

投稿日:

「不妊に鍼灸って効果あるの?」

「鍼って痛いの?」

「お灸って火傷するの?」

 

などのご質問をいただくことがあります。

 

不妊に鍼灸は効果を発揮してくれます。

 

鍼は場所によっては痛みを感じやすいところがありますが、ほとんどの方がすぐに安心してリラックスして受けていただいております。

お灸は、当鍼灸院では自律神経の調整を目的としておりますので、火傷させない心地よい刺激のお灸をおこなっております。

 

 

ご参考までに、

最近、宇都宮鍼灸良導絡院に初めてお越しいただいた患者さまのお声を掲載いたします。

 

Q当院にお越しいただく前は、どんなことでお悩みでしたか

 生理不順と不妊と無排卵

Q当院を選んでいただいた理由をお教えください

 不妊に力を入れていらっしゃるので

Q治療を受けてみていかがでしたか

 その都度、説明をしていただけたので安心できました

(東大阪市からお越しのOさん/30代女性)

 

Q当院にお越しいただく前は、どんなことでお悩みでしたか

 化学流産をしてしまい、早く妊娠するためにも体をいい状態にしたかったから

Q当院を選んでいただいた理由をお教えください

 自宅から近いから

Q治療を受けてみていかがでしたか

 全身の鍼は初めてだったけど、痛みもないしよかった!

(都島区からお越しのMさん/30代女性)

 

Q当院にお越しいただく前は、どんなことでお悩みでしたか

 二人目不妊 長男に兄弟を作ってあげたい

Q当院を選んでいただいた理由をお教えください

 実績が毎月あったことが一番大きいです。女性の方なので安心して受けられると思いました

Q治療を受けてみていかがでしたか

 体がポカポカする感じがありました

(都島区からお越しのSさん/30代女性)

 

Q当院にお越しいただく前は、どんなことでお悩みでしたか

 肩・首こりと冷え症

 男性不妊がありますが、特別な原因はいわれていないので、中々妊娠することができないので、

 少しでもプラスになればと思って

Q当院を選んでいただいた理由をお教えください

 料金的にも距離も通いやすそうと思ったので

 長くされていると書いてあったので信頼できそうだと思いました。

Q治療を受けてみていかがでしたか

 鍼は全然痛くなくて良かったです。お灸も初めてだったのですが熱くなくて大丈夫でした。

 詳しく説明もしてくださって良かったです。

(西区からお越しのTさん/30代女性)

 

Q当院にお越しいただく前は、どんなことでお悩みでしたか

 肩こり、腰痛からくる体の冷え、それに伴う不妊の可能性、年齢的にできるだけ早く妊娠したかったので、少しでもできることをしたいと思って

Q当院を選んでいただいた理由をお教えください

 女性の先生がいらっしゃることと、家からの通いやすさ

Q治療を受けてみていかがでしたか

 丁寧に説明して下さったので、不安がやわらぎました。

 痛みもほとんどなく、体がじーんとする感じでした。

(城東区からお越しのKさん/30代女性)

 

 

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。

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38歳 いろいろ試しもうまくいかず、顕微受精・2段階移植で陽性反応

投稿日:

本日も妊娠のご報告をいただきました。

7月は7名の方が妊娠されました。

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _

 

摂津市からお越しのMさん(38歳)が妊娠されました。

 

Mさんは、当鍼灸院にお越しいただくまで4年間の不妊期間があり、タイミング療法や人工授精を何度か試していましたが、なかなかうまくいかず、ステップアップをして初めての採卵ではあまり良い結果には至らなかったそうです。

 

Mさんが初めて鍼灸治療にお越しいただいたのは2017年2月です。

不妊鍼灸に通われ始めてから、すぐに2回目の採卵を迎えたのですが、前回の採卵より良い結果がでました。

 

採卵の次は移植です。

移植周期では、卵胞の育ちも子宮内膜の育ちも悪く、なかなか予定通りには進みませんでした。

一度お休みされて、レーザー治療不妊鍼灸で子宮の環境を整え、その次の周期には、自然周期での移植に成功しました。

移植後は、刺激の少ない安全な受胎マッサージで、引き続き子宮内膜への血流を促しました。

 

 

そして、この度!二段階移植にて、陽性反応が確認できました!

Mさん!本当におめでとうございます!

 

↓Mさんのお喜びの声を掲載させていただきます。

 

□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に○をつけてください

 

体外受精(顕微受精・二段階移植)

 

□治療を受けていただいた感想をお聞かせください

 

初めての針灸だったのですが、丁寧に説明していただき安心して治療を受けることが出来ました。

治療後は、冷えていた手足もポカポカになり、夜はぐっすり寝れるようになりました。

血流が良くなり、体が整ったので、妊娠につながったのだと思います。

ありがとうございました。

 

 

 

 

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。

 

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妊活中の東洋医学的な体質チェック|気虚・気滞・血瘀・水滞の特徴

投稿日:

妊活をしていると、冷えやむくみ、月経痛、疲れやすさ、イライラなど、これまで以上に身体の変化が気になることがあります。

東洋医学では、こうした不調を一つずつ切り離して考えるのではなく、「気・血・水」のバランスや巡りから、身体全体の状態をみていきます。

代表的な体質として挙げられるのが、次の4つです。

  • 気が不足している「気虚(ききょ)」
  • 気の巡りが滞っている「気滞(きたい)」
  • 血の巡りが滞っている「血瘀(けつお)」
  • 水分の巡りが滞っている「水滞(すいたい)」

この記事では、それぞれの特徴や妊活中に感じやすい不調、日常生活で意識したいことを分かりやすく解説します。

なお、東洋医学的な体質は、西洋医学の病名や不妊原因を診断するものではありません。セルフチェックの結果だけで「妊娠しにくい体質」と判断せず、現在の体調を知るための一つの目安としてご覧ください。

この記事の要点まとめ
  • 東洋医学では、身体の状態を「気・血・水」のバランスから考える
  • 気虚・気滞・血瘀・水滞は、西洋医学の病名ではない
  • 一人の身体に複数の体質傾向が重なることもある
  • 月経周期や季節、睡眠、ストレスなどによって体質傾向は変化する
  • 強い月経痛や不正出血などがある場合は、婦人科での確認も大切

東洋医学で考える「気・血・水」とは

漢方や東洋医学では、身体を支える基本的な要素として「気・血・水」という考え方があります。

気は、身体を動かす力や生命活動を支えるエネルギーのようなものとして捉えられています。

身体を温める、内臓の働きを支える、血や水を巡らせる、外から身体を守るといった働きと関係すると考えられています。

血は、身体に栄養や潤いを届けるものです。

東洋医学における「血」は、西洋医学の血液だけを指すものではなく、月経や肌、髪、睡眠、精神状態などとも関係する概念です。

水は、血液以外の身体の水分を表します。

涙、汗、唾液、尿、リンパ液など、身体を潤しながら巡る水分を含む考え方です。

東洋医学では、気・血・水のどれかが不足したり、巡りが滞ったりすると、冷え、疲労感、むくみ、肩こり、月経に伴う不調などが現れやすいと考えます。

体質チェックを始める前に

以下の項目は、東洋医学的な体質傾向を確認するための簡易的なチェックです。

当てはまる項目があるからといって、その体質だと確定するわけではありません。また、複数のタイプに当てはまることも珍しくありません。

直近数日だけではなく、ここ1〜3か月ほどの体調を振り返りながら確認してみましょう。

気虚タイプ|疲れやすく、身体を動かす力が不足しやすい

気虚とは、身体を動かしたり、温めたりする「気」が不足している状態です。

気虚タイプのチェック項目

  • 疲れやすく、休んでも疲れが取れにくい
  • 朝から身体が重く、なかなか動き出せない
  • 声が小さい、話すことが疲れる
  • 少し動いただけで息切れしやすい
  • 食欲が落ちやすい
  • 胃もたれや軟便、下痢が起こりやすい
  • 手足やお腹が冷えやすい
  • 風邪をひきやすい
  • 汗をかきやすい
  • 月経後に疲労感が強くなる

妊活中にみられやすい悩み

妊活中の気虚タイプでは、仕事や通院による疲れが残りやすい、睡眠を取ってもすっきりしない、食欲が安定しないといった悩みがみられます。

身体を整えようとして運動や温活を頑張りすぎると、かえって疲労が強くなることもあります。

気虚タイプが意識したいこと

  • 睡眠時間を確保し、夜更かしを減らす
  • 食事を抜かず、消化しやすいものを選ぶ
  • たんぱく質や主食を極端に減らさない
  • 激しい運動よりも、散歩や軽いストレッチから始める
  • 疲れている日は、無理に予定を詰め込まない

妊活中は「運動しなければ」「身体を温めなければ」と考えがちですが、疲労が強いときには、まず休むことも大切な体調管理です。

気滞タイプ|ストレスや緊張で気の巡りが滞りやすい

気滞とは、気の量が不足しているのではなく、気の流れが滞っている状態です。

妊活や不妊治療では、結果を待つ不安、通院と仕事の両立、周囲との関係など、心身が緊張する場面が多くあります。

気滞タイプのチェック項目

  • ため息が増えた
  • 喉に何かつかえている感じがする
  • 胸やお腹が張りやすい
  • 緊張すると胃腸の調子が悪くなる
  • イライラしたり、気分が落ち込んだりしやすい
  • 月経前になると気分が不安定になる
  • 乳房の張りや痛みが気になる
  • 便秘と下痢を繰り返しやすい
  • 肩や首に力が入りやすい
  • 寝つきが悪く、考え事が止まらない

妊活中にみられやすい悩み

気滞タイプでは、「妊活のことを考えると身体が緊張する」「結果が気になって眠れない」「月経前になるとイライラや落ち込みが強くなる」といった悩みがみられます。

ストレスだけで妊娠の可否が決まるわけではありません。しかし、緊張状態が続くことで、睡眠、食欲、便通、肩こりなどに影響することはあります。

気滞タイプが意識したいこと

  • 長く息を吐く呼吸を数回行う
  • 同じ姿勢が続いたら、肩や背中を動かす
  • 短時間でも外を歩き、気分を切り替える
  • 寝る前に妊活や治療について調べ続けない
  • 一人で抱え込まず、信頼できる人に気持ちを話す

気持ちを無理に前向きにしようとする必要はありません。まずは「今、緊張している」「少し疲れている」と、自分の状態に気づくことから始めましょう。

血瘀タイプ|血の巡りが滞りやすい

血瘀とは、東洋医学で血の巡りが滞っていると考える状態です。「瘀血(おけつ)」と表現されることもあります。

冷え、運動不足、長時間同じ姿勢で過ごすこと、緊張など、さまざまな要因と関連づけて考えます。

血瘀タイプのチェック項目

  • 月経痛が強い
  • 経血に大きな塊が混じることがある
  • 月経血の色が暗く感じる
  • 下腹部に刺すような痛みを感じる
  • 肩こりや頭痛が慢性化している
  • 手足が冷えやすい
  • 肌のくすみが気になる
  • 目の下のクマが目立つ
  • あざができやすい
  • 同じ場所に痛みやこりを感じやすい

妊活中にみられやすい悩み

血瘀タイプでは、月経痛、経血の塊、下腹部の痛み、冷え、肩こりなどが気になりやすい傾向があります。

ただし、強い月経痛や性交痛、排便時の痛み、不正出血がある場合は、東洋医学的な体質だけで判断してはいけません。

子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症、卵巣の疾患などが隠れていることもあるため、婦人科での確認が大切です。

血瘀タイプが意識したいこと

  • 長時間座り続けず、こまめに立って動く
  • ウォーキングなど無理のない運動を続ける
  • 冷えて不快なときは、入浴や衣類で調整する
  • 睡眠不足を減らす
  • 月経痛や経血量、血の塊の状態を記録する

血流は妊活に関係する要素の一つですが、血流だけで妊娠の可否が決まるわけではありません。卵子や精子、排卵、卵管、子宮、ホルモン、年齢など、さまざまな要因をあわせて考える必要があります。

水滞タイプ|余分な水分が滞りやすい

水滞とは、身体に必要な水分がうまく巡らず、特定の場所に滞っていると考える状態です。

東洋医学では、水分を多く取っているかどうかだけではなく、胃腸の働き、発汗、排尿、冷え、運動量などを含めて考えます。

水滞タイプのチェック項目

  • 顔や手足がむくみやすい
  • 雨の日や湿度の高い日に身体が重い
  • 頭が重い、ぼんやりすることがある
  • めまいや立ちくらみを感じる
  • 胃の中に水がたまっているように感じる
  • 食欲が安定しない
  • 軟便や下痢になりやすい
  • 尿の量が少ないと感じる
  • 冷たい飲み物を取ると胃腸の調子が悪くなる
  • 月経前やホルモン剤の使用中にむくみやすい

妊活中にみられやすい悩み

水滞タイプでは、むくみ、身体の重さ、頭重感、胃腸の不調などが気になりやすい傾向があります。

ただし、採卵後に急激な体重増加、強い腹部膨満、尿量の減少、吐き気、息苦しさなどがある場合は、体質によるむくみと自己判断せず、治療を受けている医療機関へ連絡してください。

水滞タイプが意識したいこと

  • 水分を極端に減らさず、少量ずつこまめに取る
  • 冷たい飲み物で胃腸がつらくなる場合は、常温を選ぶ
  • 塩分の多い食事が続かないようにする
  • ふくらはぎを動かし、長時間同じ姿勢を避ける
  • むくみが強くなる時期や薬との関係を記録する

「むくむから水を飲まない」という自己流の水分制限は、脱水につながる可能性があります。持病がある方や医師から水分量を指示されている方は、その指示を優先してください。

複数の体質が重なることもあります

東洋医学的な体質は、一人につき一つとは限りません。

例えば、疲れやすい気虚の傾向がありながら、ストレスが続くと気滞が重なることがあります。また、気の巡りが滞った状態が長く続き、肩こりや月経痛などの血瘀傾向が目立ってくると考える場合もあります。

次のような組み合わせは、妊活中の方にもよくみられます。

  • 気虚+水滞:疲れやすく、むくみや胃腸の不調もある
  • 気滞+血瘀:ストレスや緊張が強く、月経痛や肩こりもある
  • 気虚+血瘀:疲労感と冷えがあり、血の巡りも滞りやすい
  • 気滞+水滞:緊張すると胃腸が乱れ、むくみや重だるさも出る

月経周期、季節、仕事の忙しさ、睡眠、食事、不妊治療で使用している薬などによっても、身体の状態は変わります。

一度チェックした結果を固定的な体質と考えず、その時々の体調を振り返るために活用しましょう。

当院でお伝えしていること

当院では、「気虚にも気滞にも当てはまるのですが、私はどの体質ですか?」というご相談をよくいただきます。東洋医学的な体質は、一つに決められるものではなく、月経周期や睡眠、仕事の忙しさ、ストレス、冷えなどによって、その時々で現れ方が変わることがあります。

そのため、チェック項目の数だけで判断するのではなく、月経前に不調が強くなるのか、月経後に疲れやすいのか、採卵や胚移植など治療のどの時期に症状が出やすいのかを確認しています。良導絡測定による自律神経の傾向も参考にしながら、体質名に当てはめることより、現在のお身体にどのような負担が重なっているかを一緒に整理することを大切にしています。

体質チェックだけで妊娠しやすさは判断できません

気虚、気滞、血瘀、水滞は、東洋医学で身体の状態を捉えるための考え方です。

これらは、不妊症の原因や妊娠率を直接判定する検査ではありません。

不妊には、排卵因子、卵管因子、子宮因子、男性因子、年齢など、さまざまな要因が関係します。また、検査をしても明確な原因が分からないこともあります。

体質を整えることに集中しすぎて、必要な検査や治療のタイミングを遅らせないことも大切です。

婦人科や不妊治療クリニックへ相談したい目安

次のような場合は、東洋医学的なセルフケアだけで様子を見ず、婦人科や不妊治療を行う医療機関へ相談しましょう。

  • 月経痛が強く、日常生活に支障がある
  • 月経量が極端に多い、または少ない
  • 不正出血が続いている
  • 月経周期が大きく乱れている
  • 月経が3か月以上来ていない
  • 性交痛や排便痛がある
  • 急激なむくみや体重増加がある
  • 強い腹痛、吐き気、息苦しさがある
  • 妊活を続けていても妊娠に至らない

一般的には、避妊をせず定期的な性交渉を1年間続けても妊娠しない場合、不妊症の検査が検討されます。35歳以上では6か月程度、40歳以上ではさらに早い段階での相談が推奨されることがあります。

妊活中の体調を記録してみましょう

体質チェックを日々の体調管理に役立てるためには、症状を簡単に記録する方法がおすすめです。

  • 月経周期と経血量
  • 月経痛の強さ
  • 睡眠時間と寝起きの状態
  • 食欲や便通
  • 冷えやむくみ
  • 肩こりや頭痛
  • 気分の変化
  • 使用している薬や治療内容

毎日詳しく書く必要はありません。「疲れが強い」「むくみあり」「月経前でイライラ」など、短い言葉で記録するだけでも、体調の変化が分かりやすくなります。

当院でお伝えしていること

妊活中の方からは、冷えやむくみ、月経痛、肩こり、眠りの浅さ、治療結果を待つ間の緊張などについてご相談いただくことがあります。当院では、無理に身体を温めたり、特定の食べ物だけを取り入れたりするよりも、まずは睡眠時間を確保する、長時間同じ姿勢を避ける、冷えて不快なときだけ衣類や入浴で調整するなど、続けやすい方法から始めるようお伝えしています。

鍼灸では、月経周期や治療状況に加えて、自律神経、血流、胃腸の状態、ストレスなどを含めて身体全体をみていきます。ただし、強い月経痛、不正出血、急な腹部の張り、息苦しさなどがある場合は、東洋医学的な体質だけで考えず、婦人科や治療中のクリニックへ相談することが大切です。鍼灸は医療機関での検査や治療に代わるものではなく、体調管理を支える選択肢の一つとして位置づけています。

まとめ

東洋医学では、妊活中の身体を「気・血・水」のバランスから捉えることがあります。

  • 気虚は、疲れやすく身体を動かす力が不足した状態
  • 気滞は、ストレスや緊張によって気の巡りが滞った状態
  • 血瘀は、血の巡りが滞り、月経痛やこりなどが出やすい状態
  • 水滞は、水分の巡りが滞り、むくみや重だるさが出やすい状態

大切なのは、自分を一つの体質に当てはめることではなく、現在の身体がどのようなサインを出しているかに気づくことです。

睡眠、食事、運動、ストレスとの付き合い方を無理のない範囲で見直しながら、気になる症状がある場合は、婦人科や不妊治療クリニックなどの医療機関にも相談しましょう。

当院でよく受けるご相談

チェック項目が多いほど妊娠しにくいのでしょうか?

チェック数だけで妊娠しやすさを判断することはできません。

体質チェックは、疲れ、ストレス、月経に伴う症状など、現在の体調を整理するための目安です。不妊原因や妊娠率を判断するものではありません。

どのタイプにも当てはまります

複数の体質傾向が重なることは珍しくありません。

すべてを一度に整えようとせず、「今、一番つらい症状は何か」「生活の中で無理なく変えられることは何か」を考えてみましょう。

体質は一生変わらないのでしょうか?

東洋医学的な体質傾向は固定されたものではありません。

季節、年齢、月経周期、食事、睡眠、運動、ストレス、治療内容などによって変化すると考えられています。

漢方薬を自分で選んでもよいですか?

体質チェックだけをもとに、自己判断で漢方薬を選ぶことはおすすめできません。

漢方薬にも副作用や飲み合わせの問題があります。不妊治療中や妊娠の可能性がある場合は、医師や薬剤師、漢方に詳しい専門家へ相談してください。

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📚参考文献

  • 株式会社ツムラ「漢方とは」:漢方における気・血・水と、気虚・気滞・瘀血・水滞などの考え方を参照。
  • 株式会社ツムラ「気血水チェック」:気虚・気滞・瘀血・水滞などの状態と主な特徴を参照。
  • 日本産婦人科医会「不妊の原因と検査」:不妊症の原因と基本的な検査について参照。
  • こども家庭庁「妊娠・不妊の基礎知識」:不妊症の定義と妊娠を妨げる主な要因について参照。
  • 厚生労働省「不妊治療」:男女双方に不妊原因がある可能性について参照。
  • 一般社団法人日本東洋医学会「漢方Q&A」:漢方薬の副作用と安全な使用について参照。

この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

体質を一つに決めつけず、今のお身体を一緒に整理しませんか?

妊活中の冷えやむくみ、疲れやすさ、月経に伴う不調、眠りの浅さなどは、一つの体質だけでは説明しにくいことがあります。

大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、月経周期や治療状況、睡眠、ストレス、胃腸の状態などを確認しながら、東洋医学的な体質の見方や良導絡測定も参考に、現在のお身体の状態を一緒に整理しています。

「自分がどの体質に当てはまるのか分からない」「妊活中の体調を整えるために、何から始めればよいか相談したい」という方は、無理に一人で答えを出そうとせず、お気軽にご相談ください。鍼灸は妊娠を保証するものではありませんが、医療機関での検査や治療と併用しながら、妊活中の体調管理を支える選択肢の一つです🍀

24時間予約受付中

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34歳 精子の奇形率高め 子宮頸管部血腫もありましたが妊娠

投稿日:

引き続き妊娠ラッシュを迎えております。

 5月9名

6月8名

 そして、7月は今日のご報告で6名めです。

 _ _ _ _ _ _ _ _ _

 

西区からお越しのHさん(34歳)が妊娠されました。 

Hさんが初めて当鍼灸院にお越しいただいたのは20171月です。

 

それまで4年間の不妊期間があり、

・タイミング療法×8回

・人工受精×5回

をされていました。

ご主人の数値もいつもギリギリとのことで、奇形率が高いと指摘されていたそうです。

 体外受精へのステップアップと同時に、当鍼灸院に通い始められました。

 

胃腸が弱く、食欲低下、吐き気、下痢などの症状があり、

その他、頭痛、冷え、目の乾き、肩こり、ストレス過多などの症状があり、

病院で抗不安剤の処方を受けていました。

 

子宮頸管部血腫も見つかっており、これは2年前に手術済みです。

また、月経痛も強いようで、毎月鎮痛剤を服用されていました。

  

決してお身体の状態は良くなく、週に1回の不妊鍼灸に併用して様々なアプローチをご提案させていただきました。

 

・緊張をほぐすマッサージ(柔道整復師担当)

・レーザー治療(自律神経調整・血流改善)

・移植後の受胎マッサージ(鍼灸師担当)

・ご自宅でご夫婦でできるお灸&ストレッチ

 

奥さまはご自身の体調がすぐれなくてもいつも旦那さまの体調を気遣ってらっしゃる優しい方です。

旦那さまも奥さまのことを大切にされているようでした。

ご夫婦で一緒に妊活に励まれて、この度、顕微受精の凍結胚(3日目胚)移植で陽性反応がとれました!

 

Hさん!本当におめでとうございます!

引き続き、体調管理にお越しください。

 

 

↓Hさんのお喜びの声です。

 

□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください

 

IVFへステップアップすると同時に身体の状態を万全にし、採卵・移植にいどみたかったから。

 

□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に○をつけてください

 

体外受精

※顕微受精 凍結胚移植(3日目胚)

 

□治療を受けていただいた感想をお聞かせください

 

30代になってから肩こり、頭痛・・・色々な箇所が痛かったりが多くなったのですが、治療後は楽になり毎週毎週身体の変化を感じていました。

セルフ灸や妊活ストレッチを教えて頂き、毎日家で実践できたのも効果が大きかったように思います。

 

□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします

 

不妊治療を食事での身体作りも大切ですが、同時に身体の色んな不調を取りのぞくことも大切なことだと実感しています。

こちらの通院を迷われていたら、ぜひ一度鍼灸の効果を試していただきたいです。

 

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。

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42歳 卵子の問題で1年6か月の不妊期間 体調を整える鍼灸治療で無事妊娠

投稿日:

西区からお越しのTさん(42歳)が妊娠されました。

 

Tさんは当鍼灸院にお越しいただくまで1年6ヶ月間の不妊期間があり、

・体外受精×2回

・顕微受精×2回

・胚移植×3回

をしていましたが、なかなか着床せず、病院では「卵子の問題」と言われていたそうです。

 

「体調を整えて、妊娠しやすい身体づくりのため」と当鍼灸院にお越しいただき、4回めの胚移植にむけて、体調を整える鍼灸治療をおこないました。

そしてお見事!その移植で陽性反応がでました!

 

不妊鍼灸を受けた期間はおよそ1ヶ月間です。

 

Tさん本当におめでとうございます!

 

↓Tさんのお喜びの声です。

 

□お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください

 

体調を整え妊娠しやすい身体にする為

 

□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に○をつけてください

 

体外受精(3日目融解胚移植)

 

□治療を受けていただいた感想をお聞かせください

 

肩こりがひどく、妊娠とは関係ないと重要視はしていなかったのですが、貴院で全身をみていただき、身体全体が軽くなったと感じました。

通院しだして早い時期に妊娠できとても感謝しています。

担当者がどなたになっても丁寧にみていただきました。

 

□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします

 

妊娠率と年齢は関係性が深いとは思いますが、自分の体調を整え身体によいと思えることを選択していくと望んでいる結果が得られると感じています。

根を詰めずにリラックスして治療を受けてください

 

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。

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妊活中のお酒はどこまで控える?女性・男性への影響と飲んでしまったときの考え方

投稿日:

妊活中に、

「お酒は一滴も飲んではいけないの?」

「排卵日に飲んでしまったけれど、妊娠に影響しない?」

「夫もお酒を控えた方がいい?」

と気になる方は少なくありません。

結論からお伝えすると、妊活中の飲酒については、妊娠中のように明確な「安全量」が決められているわけではありません。

女性の少量・中等量の飲酒が妊娠しやすさにどの程度影響するかは、研究によって結果が異なります。一方で、飲酒量や頻度が多い場合は、女性・男性ともに妊活への影響が懸念されるため、習慣的な飲酒は見直しておく方が安心です。

また、妊娠に気づく前から胎児の発育が始まっていることを考えると、妊娠の可能性がある時期は、できるだけ飲酒を控えることが基本になります。

この記事では、妊活中のお酒をどこまで控えればよいのか、女性・男性への影響、排卵後や不妊治療中の考え方、飲んでしまったときの対応について解説します。

この記事の要点まとめ
  • 妊活中の飲酒に、妊孕性の面で明確な「安全量」は設定されていません
  • 女性の少量飲酒と妊娠しやすさの関係は、研究結果が一致していません
  • 女性・男性ともに、習慣的な多量飲酒は避けた方がよいと考えられます
  • 排卵後から生理予定日までは、妊娠の可能性を考えて控えると安心です
  • 妊娠が分かった後は、種類や量を問わず飲酒をやめることが基本です
  • 一度飲んでしまっただけで妊娠できない、胎児に必ず影響が出るという意味ではありません

妊活中のお酒は一滴も飲んではいけない?

妊活中の飲酒については、「少しでも飲めば不妊になる」と断定できる根拠はありません。

女性の飲酒と妊娠しやすさを調べた研究では、飲酒量が多いほど妊娠までに時間がかかったとする報告がある一方、少量の飲酒では明確な関連が認められなかった研究もあります。

そのため、妊活中に一度お酒を飲んだことだけで、卵子が傷ついた、妊娠できなくなったと考える必要はありません。

ただし、研究結果が一致していないからといって、どれだけ飲んでも問題がないという意味でもありません。

妊活中は、次のような飲み方を避けることが大切です。

  • ほぼ毎日飲む
  • 一度に酔うほど飲む
  • 休肝日を設けず飲み続ける
  • 寝酒として習慣化している
  • 採卵・胚移植などの治療中も普段どおり飲む

完全にやめることが難しい場合も、まずは飲む回数と1回の量を減らし、妊娠の可能性がある時期は控えるという方法が現実的です。

女性の飲酒は妊活にどう影響する?

排卵や妊娠しやすさへの影響

女性の飲酒と排卵、妊娠率との関係については、現在も明確に結論が出ていません。

少量の飲酒では妊娠率への明らかな影響が認められなかった研究もありますが、飲酒量が多い女性では妊娠までに時間がかかる可能性を示した研究もあります。

大切なのは、「一度飲んだかどうか」だけで考えるのではなく、飲酒の頻度や量、睡眠、食事、体重、喫煙などを含めた生活習慣全体を見ることです。

排卵後から生理予定日までの飲酒

排卵後から生理予定日までは、受精や着床が起こる可能性のある時期です。

妊娠検査薬が陽性になる前でも妊娠が成立している可能性があるため、排卵後は飲酒を控えておくと安心です。

ただし、排卵日に少量飲んだ、妊娠に気づかず数回飲んだというだけで、妊娠できない、流産する、胎児に必ず問題が起こると決まるわけではありません。

排卵日前後の飲酒について詳しく知りたい方は、「排卵日に飲酒してしまったら?1回のお酒が排卵・受精に与える影響」も参考にしてください。

採卵・胚移植など不妊治療中の飲酒

体外受精や顕微授精における飲酒の影響については、十分な研究がそろっているとはいえません。

一部の観察研究では、治療前や治療中の飲酒と採卵数、妊娠率、流産率との関連が報告されていますが、飲酒だけが原因とは断定できません。

それでも、採卵や胚移植に向けて体調を整える時期には、あえて飲酒を続けるメリットは少ないと考えられます。

特に次の時期は、できるだけ控えるとよいでしょう。

  • 排卵誘発や採卵周期に入っているとき
  • 採卵前後
  • 胚移植前後
  • 排卵後から妊娠判定日まで
  • クリニックから禁酒や飲酒制限を指示されているとき

使用している薬や治療内容によって注意点が異なるため、治療中は通院しているクリニックの指示を優先してください。

高温期の飲酒については、「高温期の飲酒は妊活に影響する?黄体期に気をつけたいこと」でも詳しく解説しています。

妊娠が分かった後は飲酒をやめる

妊娠中の飲酒については、安全と確認されている量や時期はありません。

アルコールは胎盤を通して胎児に届き、胎児の発育に影響する可能性があります。ビール、ワイン、日本酒、焼酎、缶チューハイなど、酒類による例外はありません。

「赤ワインなら身体によい」「少量なら安全」と考えず、妊娠が分かった時点で飲酒をやめることが基本です。

妊娠に気づく前に飲んでいた場合も、気づいた時点からやめることが大切です。飲んでしまったことを責め続けるのではなく、飲んだ時期やおおよその量を整理し、心配な場合は妊婦健診で医師に相談しましょう。

男性もお酒を控えた方がいい?

妊活というと女性の飲酒だけが注目されがちですが、男性の生活習慣も大切です。

慢性的な多量飲酒は、次のような精液所見や男性ホルモンとの関連が報告されています。

  • 精子濃度の低下
  • 精子運動率の低下
  • 正常形態精子の割合の低下
  • 精液量の減少
  • テストステロン値の低下
  • 性欲や性機能への影響

一方、少量・中等量の飲酒が男性の妊孕性にどの程度影響するかについては、明確な結論が出ていません。

そのため、男性も必ず一滴も飲んではいけないというより、毎日の飲酒や酔うほどの飲酒を避け、睡眠・食事・運動などと合わせて生活習慣を整えることが現実的です。

精子は一定の期間をかけてつくられるため、採卵や人工授精、体外受精の直前だけ控えるのではなく、数か月前から飲酒習慣を見直しておくとよいでしょう。

男性側の食生活については、「精子の質を上げる食事・下げる食事」も参考にしてください。

妊活中はどこまで控えるのが現実的?

妊活中の飲酒について、「この量までなら妊娠に影響しない」と保証できる基準はありません。

迷う場合は、次のように考えると整理しやすくなります。

女性の場合

  • 妊娠を希望している期間は、飲酒の回数と量を減らす
  • 排卵後から生理予定日までは、できるだけ飲まない
  • 採卵・胚移植周期は、クリニックの指示に従って控える
  • 妊娠が分かったら飲酒をやめる
  • 酔うほどの飲酒や連日の飲酒は避ける

男性の場合

  • 毎日の飲酒を見直し、飲まない日をつくる
  • 一度に大量に飲まない
  • 採卵や人工授精の直前だけでなく、数か月前から整える
  • 睡眠不足、喫煙、肥満などほかの生活習慣も一緒に見直す
  • 夫婦のどちらか一方だけに我慢を求めない

女性だけが禁酒し、男性は普段どおり飲むという形では、負担感が大きくなることがあります。

夫婦で一緒に飲まない日を決める、家ではアルコールを買い置きしないなど、二人で取り組める方法を考えてみましょう。

当院でお伝えしていること

当院では、「妊活中はお酒を一滴も飲んではいけませんか」「夫にも禁酒してもらった方がよいですか」といったご相談をよく伺います。飲酒だけを切り取って考えるのではなく、月経周期や治療の段階、飲む量や頻度、睡眠、食事、ストレスなどを含めて、生活全体を無理なく見直すことが大切だとお伝えしています。

まずは連日の飲酒を避ける、排卵後や胚移植後は控える、夫婦で一緒に休肝日をつくるなど、続けやすい方法から始めてみましょう。不妊治療中で薬を使用している場合や、採卵・胚移植を控えている場合は、通院中のクリニックの指示を優先してください。

妊活中にお酒を飲んでしまったときの考え方

排卵日や高温期にお酒を飲んでしまうと、「今回の妊娠はもう無理かもしれない」と不安になる方がいます。

しかし、一度の飲酒だけで妊娠できなくなる、卵子や胚に必ず影響が出ると判断することはできません。

飲んでしまったときは、次のように対応しましょう。

  • それ以上の飲酒は控える
  • 水分をとり、通常の食事と睡眠を整える
  • 飲んだ日、種類、おおよその量を確認しておく
  • 妊娠が分かった場合は、必要に応じて医師へ伝える
  • 自分を責めすぎず、今後の習慣を見直す

水をたくさん飲む、汗をかく、サプリメントを飲むといった方法で、すでに摂取したアルコールの影響を帳消しにすることはできません。

特別なことをするよりも、その後の飲酒を控え、通常どおり体調を整えて過ごすことが大切です。

当院でお伝えしていること

排卵日や高温期にお酒を飲んでしまい、「今回の妊娠に影響したのでは」とご自身を責めてしまう方も少なくありません。当院では、一度の飲酒だけで判断せず、その後の過ごし方を整えることに目を向けていただくようお伝えしています。

飲酒後に特別なセルフケアで影響を取り消すことはできませんが、水分や食事を適度にとり、十分な睡眠を確保し、身体を極端に冷やしたり温めたりせず、心地よく過ごすことは大切です。当院では、良導絡測定や東洋医学的な体質の見方も取り入れながら、冷え、疲労、睡眠の乱れ、ストレスなど、妊活中に気になる体調を整理しています。妊娠が分かった後の飲酒や、飲酒量について不安が強い場合は、婦人科や通院中のクリニックにも相談しましょう。

お酒を無理なく減らすための工夫

お酒が習慣になっている方は、急に「今後は一滴も飲まない」と決めると負担を感じることがあります。

まずは、次のような続けやすい方法から始めてみましょう。

  • 自宅にお酒を買い置きしない
  • 飲む曜日を決め、飲まない日を増やす
  • 最初の一杯を炭酸水やノンアルコール飲料にする
  • 小さいグラスを使う
  • 空腹で飲まない
  • 夫婦で一緒に休肝日をつくる
  • 会食では妊活中であることを無理に説明せず、体調管理中と伝える

ノンアルコール飲料を選ぶ場合は、表示を確認し、「アルコール0.00%」の商品を選ぶと安心です。

また、眠るためにお酒を飲んでいる場合は、飲酒量だけでなく睡眠の悩みへの対応も必要です。寝酒は眠りにつきやすく感じても、夜中に目が覚める、眠りが浅くなるなど、睡眠の質を下げることがあります。

まとめ

妊活中の飲酒について、少量でも必ず妊娠率が下がるとは断定できません。しかし、妊孕性に影響しないと保証された飲酒量も決まっていません。

女性・男性ともに、連日の飲酒や一度に酔うほどの飲酒は避け、妊活をきっかけに飲酒習慣を見直してみましょう。

特に女性は、排卵後から生理予定日まで、採卵・胚移植などの治療周期、妊娠が分かった後は飲酒を控えることが基本です。

もし飲んでしまっても、一度の飲酒だけで妊娠できないと決めつける必要はありません。自分を責めすぎず、その後の飲酒を控え、心配なことがあれば医師へ相談しましょう。

当院でよく受けるご相談

妊娠に気づく前に毎日飲んでいました。大丈夫でしょうか?

飲酒したからといって、必ず胎児に影響が出るわけではありません。まずは妊娠に気づいた時点から飲酒をやめましょう。飲酒した期間や量が心配な場合は、妊婦健診で医師に伝えてください。

排卵日に少量飲むと受精できなくなりますか?

排卵日に一度少量飲んだことだけで、受精できなくなるとはいえません。ただし、排卵後は妊娠が成立する可能性があるため、その後の飲酒は控えておくと安心です。

ビールより赤ワインの方が妊活によいですか?

赤ワインにはポリフェノールが含まれますが、アルコール飲料であることに変わりはありません。妊活や妊娠のために、赤ワインを積極的に飲む必要はありません。

男性も完全に禁酒する必要がありますか?

少量飲酒の影響は明確ではありませんが、習慣的な多量飲酒は精液所見や男性ホルモンに影響する可能性があります。まずは毎日の飲酒や一度に大量に飲む習慣を見直すことが大切です。

採卵前や胚移植後に少しなら飲んでもよいですか?

治療方針や使用している薬によって注意点が異なるため、通院しているクリニックの指示を優先してください。特に胚移植後から妊娠判定日までは、妊娠の可能性を考えて飲酒を控える方が安心です。

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この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

妊活中のお酒や生活習慣が気になる方へ

妊活中にお酒を飲んでしまい、「今回の妊娠に影響しないかな」と不安になる方は少なくありません。一度の飲酒だけで必要以上にご自身を責めるのではなく、睡眠や食事、ストレス、冷えなどを含めて、今後の生活習慣を整えていくことが大切です。

大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、月経周期や不妊治療の状況を伺いながら、良導絡測定や東洋医学的な体質の見方を取り入れ、妊活中の体調管理をサポートしています。

鍼灸によって飲酒の影響を取り消せるわけではありませんが、疲れや睡眠の乱れ、冷え、ストレスなど、妊活中に気になる不調を一緒に整理することはできます。「生活習慣を見直したいけれど、何から始めればよいか分からない」という方も、どうぞお気軽にご相談ください🍀

24時間予約受付中

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