治療院ブログ

2017年09月の投稿記事

生理の出血には種類がある?消退出血と破綻出血の違い|月経痛・経血量が変わる理由

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月経は、子宮内膜がはがれて体の外へ排出される出血です。

ただ、ひとことで「生理」といっても、出血の起こり方には大きく分けて「消退出血」と「破綻出血」があります。

「いつもの生理だと思っていたけれど、実は排卵をともなわない出血だった」「経血量が急に増えた」「月経痛がいつもより強い」など、月経の変化に不安を感じる方も少なくありません。

今回は、消退出血と破綻出血の違い、月経痛や経血量が変わる理由、注意したい出血について解説します。

消退出血とは?正常な月経で起こる出血

消退出血とは、女性ホルモンの分泌が低下することで起こる出血です。

排卵後は、妊娠に備えて黄体ホルモンであるプロゲステロンが増え、子宮内膜は厚く保たれます。

しかし妊娠が成立しなかった場合、エストロゲンやプロゲステロンが低下します。その結果、維持できなくなった子宮内膜がはがれて出血します。

これが、一般的に「月経」と呼ばれる出血です。

つまり、消退出血は、排卵があり、その後ホルモンが変化し、妊娠が成立しなかったことで内膜がはがれる出血といえます。

  • 排卵がある
  • 排卵後にホルモンが変化する
  • 妊娠が成立しなかったため子宮内膜がはがれる
  • 正常な月経として起こる出血

破綻出血とは?内膜が不安定になって起こる出血

一方で、破綻出血は、子宮内膜が不安定な状態になり、部分的にはがれることで起こる出血です。

特に多いのは、排卵がうまく起こらない無排卵周期です。

排卵がない場合、プロゲステロンが十分に分泌されません。その一方で、エストロゲンの影響が続くと、子宮内膜だけが厚くなりやすくなります。

厚くなった内膜は安定して保てなくなり、部分的に崩れるように出血することがあります。これが破綻出血です。

破綻出血では、次のような状態がみられることがあります。

  • 月経周期がバラバラになる
  • 出血がだらだら続く
  • 少量の出血が長引く
  • いつもの月経より量が多い
  • 月経痛のような痛みを感じる

「生理が来ている=排卵している」とは限りません

妊活中の方に知っておいていただきたいのは、出血があるからといって、必ず排卵しているとは限らないということです。

月経のように見えても、実際には無排卵による破綻出血である場合があります。

特に、次のような状態がある場合は、排卵の有無を確認しておくことが大切です。

  • 月経周期が短すぎる
  • 月経周期が長すぎる
  • 出血が不規則
  • 基礎体温が二相にならない
  • 経血量が毎回大きく変わる

「毎月出血があるから大丈夫」と思っていても、排卵をともなっていない場合があります。妊活中の方は、基礎体温や排卵検査薬、婦人科での超音波検査などで確認しておくと安心です。

月経痛や経血量が変わる理由

月経痛や経血量は、毎回まったく同じとは限りません。

体調、冷え、ストレス、睡眠不足、ホルモンバランス、排卵の状態、子宮内膜の厚さなどによって変化することがあります。

特に、子宮内膜が厚くなっている場合は、出血量が増えたり、出血期間が長くなったりすることがあります。

また、子宮内膜増殖症、子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜ポリープなどがある場合も、経血量の増加や不正出血の原因になることがあります。

普段よりも経血量が多い、レバー状の塊が増えた、ナプキンを頻繁に替える必要がある、出血が長引くという場合は、婦人科で確認しておくと安心です。

鍼灸後に一時的に月経の状態が変わることはある?

鍼灸を受けたあとに、まれに月経の状態がいつもと違うと感じる方がいらっしゃいます。

  • いつもより経血量が増えた
  • 月経痛が強く感じた
  • 血の塊が出た
  • 出血のタイミングが少し変わった

これは、体のめぐりや自律神経の状態が変化する中で、月経時の出血や痛みの感じ方に変化が出る場合があるためです。

ただし、すべてを「好転反応」と考えてよいわけではありません。

特に、出血量が多い、痛みが強い、不正出血が続く、貧血のような症状がある場合は、鍼灸だけで様子を見るのではなく、婦人科で確認しておくことが大切です。

鍼灸では、月経に関わる冷え、血流、自律神経の乱れ、体の緊張などを整える目的で施術を行います。

月経痛や経血量の変化が気になる方は、婦人科での確認とあわせて、体づくりの面からも見直していきましょう。

婦人科を受診した方がよい出血の目安

次のような出血がある場合は、早めに婦人科で相談しましょう。

  • 出血が8日以上続く
  • ナプキンが1〜2時間でいっぱいになる
  • レバー状の大きな塊が何度も出る
  • 月経痛が急に強くなった
  • 月経以外の時期に出血がある
  • 閉経後に出血がある
  • 貧血、めまい、息切れがある
  • 妊娠の可能性がある

出血の原因は、ホルモンバランスの乱れだけでなく、子宮や卵巣の病気が関係していることもあります。

「いつもの生理と違う」と感じたときは、自己判断で長く様子を見るのではなく、必要に応じて検査を受けることが大切です。

この記事のまとめ

  • 月経の出血には、消退出血と破綻出血があります
  • 消退出血は、排卵後にホルモンが低下して起こる正常な月経です
  • 破綻出血は、内膜が不安定になり部分的に崩れることで起こる出血です
  • 出血があるからといって、必ず排卵しているとは限りません
  • 経血量が多い、不正出血が続く、痛みが強い場合は婦人科で確認しましょう

生理の出血は、体からの大切なサインです。

「いつもと違う」と感じる月経の変化がある場合は、ホルモンバランスや排卵の状態、子宮内膜の状態を確認しておくことが大切です。

妊活中の方は、月経周期、経血量、痛み、基礎体温などを見ながら、婦人科での検査とあわせて体づくりを進めていきましょう。

よくある質問

Q. 生理が毎月来ていれば排卵しているということですか?

必ずしもそうとは限りません。出血があっても、無排卵による破綻出血の場合があります。妊活中の方は、基礎体温や排卵検査薬、婦人科での超音波検査などで排卵の有無を確認しておくと安心です。

Q. 破綻出血と普通の生理は見分けられますか?

出血の見た目だけで正確に判断することは難しいです。ただし、周期が不規則、出血がだらだら続く、経血量が大きく変わる場合は、破綻出血や無排卵が関係している可能性があります。

Q. 経血量が急に増えた場合は受診した方がいいですか?

急に経血量が増えた場合や、レバー状の塊が増えた場合、貧血のような症状がある場合は婦人科で相談しましょう。子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜ポリープ、子宮内膜増殖症などが関係していることもあります。

Q. 鍼灸後に月経痛が強くなることはありますか?

まれに、体のめぐりや自律神経の状態が変化する中で、月経時の痛みや出血の感じ方が変わる方がいらっしゃいます。ただし、強い痛みや出血が続く場合は、鍼灸だけで様子を見るのではなく婦人科で確認しておきましょう。

Q. 妊活中に月経の状態で気をつけることはありますか?

月経周期、経血量、出血期間、月経痛、基礎体温の変化を確認しておくことが大切です。出血があっても排卵していない場合があるため、周期が乱れている方は婦人科で排卵の有無を確認しておくと安心です。

参考文献

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美顔鍼も好評です☆不妊【不妊鍼灸・不育鍼灸】

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当鍼灸院は、不妊鍼灸の他に、美顔鍼も好評いただいております。

 

 

お顔のリフトアップやシミシワの対策に、美顔鍼は効果を出してくれます。

美顔鍼は硬くなったお顔の筋肉をほぐし、筋肉のたるみや顔のむくみにも効果的です。

鍼で細胞に小さな傷をつけて、お肌本体の修復力を高めることで、

顔の血流や代謝がよくなり、コラーゲンの生成を促すことができます。

美顔鍼の前に、経絡マッサージで顔のツボと筋肉をやわらかくしてから鍼をするので、

さらにアンチエイジング&美肌効果は絶大です!

 

 

 

↓実際に美顔鍼にお越しいただいた方のお声を掲載いたします。

 

Q1.どんなことでお悩みでしたか

 

顔のたるみ、くま

 

Q2.当院を選んでいただいた理由は何でしょうか。

 

女性スタッフだったから

 

Q3.治療を受けてみていかがでしたか?

 

リフトアップして顔色が良くなった

 

(Tさん/50代女性)

 

Q1.どんなことでお悩みでしたか

 

顔のたるみ、シワ

 

Q2.当院を選んでいただいた理由は何でしょうか。

 

ネットを見て経験豊富で信頼できそうだったから

 

Q3.治療を受けてみていかがでしたか?

 

初めて顔の鍼を受けましたが、顔全体にハリが出たような気がします。

これから経過をみていきたいと思います。

(Yさん/40代女性)

 

Q1.どんなことでお悩みでしたか

 

目の疲れ、口周りのたるみ

 

Q2.当院を選んでいただいた理由は何でしょうか。

 

家から近いこと、料金が明確だったこと、女性スタッフによる施術であること

 

Q3.治療を受けてみていかがでしたか?

 

最初に自律神経のバランスを見てもらえて参考になりました。

お灸の香りがして心地よかったです。

マッサージがとても気持ち良かったです。

首頭がすっきりしました。

 

(Nさん/30代女性)

 

 

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。

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40代以降の寝汗・顔汗・足冷え|更年期だけではない自律神経と首こりの関係

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40代以降の寝汗・顔汗・足冷え|更年期だけではない自律神経と首こりの関係

足は冷えているのに、顔や頭に汗をかく方へ

「脚は冷えているけど、顔と頭は尋常じゃないくらい汗をかきます」

40代以降の方から、このようなお悩みをお聞きすることがあります。

暑さが残る季節は寝汗をかきやすい時期ではありますが、そこまで暑さを感じていないのに、上半身だけパジャマやシーツがぐっしょり濡れるほど汗をかいてしまう方もいらっしゃいます。

足先は冷えているのに、顔や頭だけ熱く感じる。

このような状態は、更年期の影響だけでなく、自律神経の乱れや首こりが関係している場合もあります。

40代以降の寝汗・顔汗は更年期だけが原因とは限りません

40代以降になると、女性ホルモンの変化によって、ほてり・のぼせ・発汗・冷えなどが出やすくなることがあります。

いわゆる更年期のホットフラッシュでは、急に顔や上半身が熱くなったり、汗が出たりすることがあります。

更年期によるホットフラッシュ

更年期には、女性ホルモンの変化により、自律神経のバランスが乱れやすくなると考えられています。

そのため、顔のほてり、のぼせ、発汗、冷え、動悸、不眠、肩こりなど、さまざまな症状があらわれることがあります。

ただし、寝汗や顔汗があるからといって、すべてを更年期だけで説明できるわけではありません。

更年期以外に考えられること

寝汗や顔汗には、睡眠不足、ストレス、生活リズムの乱れ、冷え、首肩こり、服薬、甲状腺などの体調変化が関係することもあります。

そのため、「更年期だから仕方ない」と決めつけず、体の状態を幅広く見ていくことが大切です。

汗は自律神経がコントロールしています

汗は、自分の意思で自由に止められるものではありません。

汗をかく・かかないという働きには、自律神経が深く関係しています。

自律神経には、活動モードの交感神経と、休息モードの副交感神経があります。

本来、夜は体が休む時間です

通常、就寝中は副交感神経が優位になり、体は休む方向へ向かいます。

しかし、ストレスや緊張、首肩こりなどによって交感神経が高ぶった状態が続くと、寝ている間も体がうまく休まりにくくなることがあります。

その結果、夜中に汗をかきやすくなったり、顔や頭だけ熱く感じたりすることがあります。

首こりが自律神経に影響することがあります

首には、自律神経の働きと関係する神経や血管が多く通っています。

長時間のスマホ、パソコン作業、姿勢の崩れ、歯の食いしばり、精神的な緊張などが続くと、首や肩まわりの筋肉が硬くなりやすくなります。

首まわりの緊張で呼吸や睡眠が浅くなることも

首こりが強い方は、呼吸が浅くなったり、眠りが浅くなったり、頭がのぼせるような感覚を訴えることがあります。

首や肩の緊張が続くことで、体がリラックスしにくくなり、自律神経のバランスにも影響することがあります。

顔や頭だけ汗をかきやすい方に多い状態

足は冷えているのに、顔や頭だけ熱い。

寝ている間に上半身だけ汗をかく。

このような方は、首肩こりや背中の緊張が強く、上半身に力が入りやすい状態になっていることがあります。

足は冷えるのに上半身だけ暑い状態

足先が冷えているのに、顔や頭だけ汗をかく状態は、東洋医学では「上熱下寒」のような状態として捉えることがあります。

上半身には熱がこもり、下半身には冷えがある状態です。

単純に体を温めればよいとは限りません

このような場合、冷えているからといって、ただ全身を温めればよいというわけではありません。

足元を温めることは大切ですが、同時に首や肩、背中の緊張をゆるめ、呼吸や睡眠の質を整えていくことも大切です。

上半身の緊張がゆるみ、下半身の冷えが整ってくることで、体全体のバランスが取りやすくなります。

このような寝汗は医療機関への相談も大切です

寝汗の多くは、寝室環境、ホルモン変化、ストレス、自律神経の乱れなどと関係することがあります。

ただし、中には医療機関で確認した方がよいケースもあります。

早めに相談した方がよい症状

  • 寝汗が何度も続き、睡眠に支障が出ている
  • 寝汗で目が覚めることが増えている
  • 原因不明の体重減少がある
  • 発熱、咳、下痢などを伴う
  • 強い動悸、息切れ、手の震えがある
  • 急に汗の量が増えた

このような症状がある場合は、婦人科や内科で一度相談しておくと安心です。

「更年期だと思っていたけれど、別の体調変化が関係していた」ということもあるため、気になる症状を我慢しすぎないようにしましょう。

鍼灸では首こり・冷え・自律神経のバランスを整えます

宇都宮鍼灸良導絡院では、寝汗や顔汗、足冷えがある方に対して、首肩まわりの緊張、自律神経の状態、冷えの出方などを確認しながら施術を行います。

首こりが強い方は、首だけでなく、背中、肩甲骨まわり、頭、足元の冷えも一緒に整えていくことが大切です。

首こりを整えることで、体が休みやすい状態へ

鍼灸によって筋肉の緊張をゆるめ、血流を促し、リラックスしやすい状態へ導くことで、寝汗や顔汗が落ち着いてくる方もいらっしゃいます。

もちろん、すべての寝汗が鍼灸だけで改善するわけではありません。

ただ、「検査では大きな異常はないけれど、足の冷えや首こり、寝汗がつらい」という方にとって、体のバランスを整えることは大切な選択肢のひとつです。

まとめ

40代以降の寝汗・顔汗・足冷えは、更年期によるホルモン変化が関係していることがあります。

一方で、首こりや肩こり、ストレス、睡眠の質、自律神経の乱れが重なっているケースも少なくありません。

「足は冷えているのに、顔や頭だけ汗をかく」という状態は、体のバランスが崩れているサインかもしれません。

更年期だから仕方ないと我慢しすぎず、首こりや冷え、自律神経の状態を見直してみましょう。

寝汗が強い、長く続く、他の症状を伴う場合は、医療機関への相談も大切です。

そのうえで、体の緊張や冷えを整えたい方は、一度ご相談くださいませ。

参考文献

※当サイトに掲載された情報については充分な注意を払っておりますが、その内容の正確性等に対して、保障するものではありません。

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男性不妊と老化サイン|東洋医学の「腎」から考える精子の質と冬の養生

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男性不妊と老化サイン|東洋医学の「腎」から考える精子の質と冬の養生

妊活というと、女性側の年齢や卵子の質に注目が集まりやすいですが、男性側の体の状態も妊娠に関係します。

「最近疲れが取れにくい」「性欲が落ちてきた」「夜中にトイレで起きるようになった」「白髪や髪のパサつきが急に気になる」などの変化は、単なる年齢のせいと思われがちです。

しかし東洋医学では、このような変化を、生殖力や成長・老化に関わる「腎」の弱りとして考えることがあります。

男性は年齢を重ねても精子をつくり続けますが、加齢や生活習慣、疲労、睡眠不足、ストレスなどによって、精子の質に影響が出る可能性があります。

今回は、男性不妊と老化サイン、東洋医学でいう「腎」、そして冬に意識したい養生についてお伝えします。

男性不妊で見逃したくない老化サイン

次のような症状が続いている場合は、体の回復力やホルモンバランス、自律神経の乱れが関係していることがあります。

  • 腰がだるい
  • 疲れが取れにくい
  • 白髪が急に増えた
  • 髪がパサつく
  • 歯や歯ぐきが弱くなってきた
  • 夜中にトイレで起きる
  • 性欲が減ってきた
  • 年齢より老けて見られる
  • 集中力が続かない
  • 冷えやすい
  • 眠りが浅い

もちろん、これらの症状があるからといって、すぐに男性不妊と決まるわけではありません。

ただし、妊活中の男性でこのような変化が続いている場合は、精液検査だけでなく、睡眠、食事、ストレス、血流、運動習慣などを一度見直してみることが大切です。

東洋医学でいう「腎」と男性の妊娠力

東洋医学の「腎」は、西洋医学でいう腎臓だけを指すものではありません。

腎は、成長、発育、生殖、老化、骨、歯、髪、耳、腰、排尿などと関係が深いと考えられています。

腎の弱りとして考えられるサイン

  • 精力や性欲の低下
  • 腰や膝のだるさ
  • 疲労感が抜けにくい
  • 白髪や抜け毛が気になる
  • 夜間尿が増える
  • 体が冷えやすい
  • 気力が続かない

男性妊活では、精子の数や運動率だけを見るのではなく、体全体の回復力や老化のサインを見ながら、妊娠しやすい体づくりを考えていくことが大切です。

年齢とともに精子の質は変わる?

男性は女性と違い、年齢を重ねても精子をつくり続けます。

しかし、精子がつくられていることと、精子の質が変わらないことは同じではありません。

男性の加齢により、精液量、精子の運動率、形態、DNAの損傷などに影響が出る可能性があるとされています。

特に40歳前後からの妊活では、「まだ大丈夫」と男性側の体づくりを後回しにせず、早めに生活習慣を見直していくことが大切です。

冬は「腎」を養う季節

東洋医学では、冬は「腎」と関係が深い季節と考えられています。

冬は寒さによって血流が悪くなりやすく、体もエネルギーを内側にためこもうとします。

この時期に睡眠不足や過労、冷え、暴飲暴食が続くと、腎に負担がかかりやすくなります。

妊活中の男性にとって、冬は無理を重ねる季節ではなく、体を回復させる季節として過ごすことが大切です。

男性妊活で意識したい冬の養生

下半身を冷やさない

腰、お腹、足首を冷やさないようにしましょう。

特に腰まわりの冷えは、東洋医学では腎の弱りと関係すると考えます。

湯船にゆっくり浸かる、腹巻きやレッグウォーマーを使う、冷たい飲み物を控えるなど、できることから始めてみてください。

ただし、精巣は熱に弱いため、長時間のサウナ、熱すぎるお風呂、膝の上でのノートパソコン作業などは控えめにしましょう。

睡眠時間を削らない

精子の質を整えるためには、睡眠も大切です。

夜更かしが続くと、自律神経やホルモンバランスが乱れやすくなります。

疲れが取れにくい、性欲が落ちている、朝からだるいという方は、まず睡眠の見直しから始めてみましょう。

胃腸に負担をかけすぎない

冬はこってりした食事や飲酒が増えやすい季節です。

しかし、食べすぎや飲みすぎが続くと、胃腸に負担がかかり、体の回復力も落ちやすくなります。

妊活中は、腹八分目を意識しましょう。

脂っこいもの、甘いもの、夜遅い食事、過度な飲酒は控えめにして、体を整える食事を心がけることが大切です。

腎を補う食材を取り入れる

東洋医学では、黒い食材は腎を補うと考えられています。

  • 黒豆
  • 黒ごま
  • ひじき
  • わかめ
  • 昆布
  • 山芋
  • くるみ
  • 牡蠣
  • 大豆製品

冷たい豆腐をそのまま食べるよりも、湯豆腐や味噌汁、鍋料理のように温めて食べる方が、冬の養生には向いています。

運動は「やりすぎ」より「続ける」

男性妊活では運動も大切ですが、激しすぎる運動や疲労が抜けないトレーニングは、かえって体に負担になることがあります。

ウォーキング、軽い筋トレ、ストレッチなどを、無理のない範囲で続けることがおすすめです。

運動不足もよくありませんが、頑張りすぎて疲労をためることも妊活には逆効果になることがあります。

精液検査だけでなく「体のサイン」も見直す

精液検査の数値は大切です。

しかし、数値だけを見て一喜一憂するのではなく、なぜその状態になっているのかを考えることも大切です。

  • 疲労が続いていないか
  • 睡眠不足ではないか
  • 冷えが強くないか
  • ストレスが多くないか
  • 飲酒や喫煙が増えていないか
  • 体重が増えていないか
  • 性欲の低下を放置していないか

このような体のサインは、男性妊活において見逃せないポイントです。

男性不妊は早めの対策が大切です

精子は毎日つくられていますが、生活習慣や体調の影響を受けます。

そのため、採精日だけ頑張るのではなく、日頃から体を整えることが大切です。

特に40歳前後からの妊活では、男性側も「まだ大丈夫」と後回しにせず、早めに体づくりを始めることをおすすめします。

東洋医学では、男性の妊娠力は「腎」の状態と深く関係すると考えます。

腰のだるさ、疲れ、白髪、夜間尿、性欲の低下などが気になる方は、体からのサインとして受け止め、冬の養生から見直してみましょう。

妊活は女性だけが頑張るものではありません。

男性の体が整うことは、夫婦で妊娠に向かう大切な一歩になります。

参考文献

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中絶経験があると不妊になる?妊娠しにくさとの関係と検査でわかること

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中絶経験があると不妊になる?妊活中に不安を感じている方へ

若い頃に中絶を経験したことがあり、「そのことが原因で妊娠しにくいのではないか」と不安に感じている方は少なくありません。

妊活を始めてもなかなか妊娠しないと、過去の出来事と結びつけて考えてしまい、「病院で調べたら夫に知られてしまうのでは」「自分のせいなのでは」と、一人で抱え込んでしまうこともあります。

まずお伝えしたいのは、中絶経験があるからといって、必ず不妊になるわけではないということです。

一方で、まれに術後の感染や子宮内の癒着、卵管のトラブルなどが妊娠しにくさに関係することもあります。大切なのは、過去を責めることではなく、今の体の状態をきちんと確認することです。

中絶経験そのものが不妊の原因になるとは限りません

人工妊娠中絶や流産後の手術を経験していても、その後に妊娠・出産される方は多くいらっしゃいます。

流産後に子宮内容除去術を受けた方でも、その後に妊娠されるケースは珍しくありません。つまり、子宮内の処置を受けたことがあるだけで、将来の妊娠が難しくなると決めつける必要はありません。

不妊の原因は、年齢、排卵、卵管、子宮内膜、精子の状態、ホルモンバランス、生活習慣、ストレス、自律神経の乱れなど、さまざまです。

そのため、妊娠しにくさがある場合でも、原因が過去の中絶経験にあるかどうかは、検査をしてもはっきり断定できないことも多いです。

中絶後に妊娠しにくさと関係する可能性があるもの

中絶経験そのものが必ず不妊につながるわけではありませんが、次のような状態がある場合は、妊娠しにくさに関係することがあります。

子宮内膜が薄くなる・子宮内に癒着が起こる場合

子宮内の処置後、まれに子宮の内側に癒着が起こることがあります。子宮内癒着があると、月経量が少なくなったり、子宮内膜が厚くなりにくくなったり、着床しにくさに関係することがあります。

ただし、これは誰にでも起こるものではありません。生理量が以前より極端に少なくなった、内膜がいつも薄いと言われる、流産を繰り返しているなどがある場合は、婦人科や不妊治療専門クリニックで相談してみると安心です。

術後の感染が放置された場合

術後に発熱、強い下腹部痛、悪臭のあるおりもの、不正出血などがあり、感染が十分に治療されないまま放置されると、骨盤内炎症や卵管の癒着につながる可能性があります。

卵管に癒着や閉塞があると、卵子と精子が出会いにくくなり、不妊や子宮外妊娠のリスクに関係することがあります。

ただし、術後に適切な診察や処置を受け、感染がなかった場合や早期に治療されている場合は、過度に心配しすぎる必要はありません。

中絶とは別の原因が隠れている場合

妊娠しにくさの原因は、中絶経験とは関係なく起こっていることもあります。

  • 排卵がうまく起こっていない
  • 卵管が詰まっている、または通りにくい
  • 子宮内膜症や子宮筋腫がある
  • 子宮内膜が厚くなりにくい
  • 精子の数や運動率に問題がある
  • 年齢による卵子の変化がある
  • ストレスや睡眠不足で自律神経が乱れている

「過去の中絶が原因かもしれない」と思い込んでしまうと、本当は別にある原因を見逃してしまうことがあります。

病院で検査すると夫に知られてしまう?

中絶経験について病院で話すことに、不安を感じる方もいらっしゃいます。

医療機関では、診療に関する情報はとても大切な個人情報です。原則として、本人の同意なく配偶者や家族に勝手に伝えられるものではありません。

ただし、ご夫婦で一緒に診察室に入る場合や、同席して説明を受ける場合は、話の流れで過去の妊娠歴について確認されることがあります。

心配な場合は、受付や診察の前に「過去の妊娠歴については、まず一人で相談したいです」と伝えておくとよいでしょう。

病院に行くことは、過去を責められるためではありません。今の体の状態を確認し、これから妊娠に向けて何が必要かを知るためのものです。

妊活中に受けておきたい検査

中絶経験があるかどうかにかかわらず、妊活を続けてもなかなか妊娠しない場合は、早めに検査を受けることが大切です。

女性側の検査

  • ホルモン検査
  • 排卵の確認
  • 超音波検査
  • 子宮内膜の厚さの確認
  • 卵管造影検査
  • クラミジアなど感染症の検査
  • 必要に応じた子宮鏡検査

男性側の検査

  • 精液検査
  • 精子の数・運動率・形態の確認
  • 必要に応じた泌尿器科での検査

不妊は女性だけの問題ではありません。ご夫婦で検査を受けることで、遠回りを防げることがあります。

病院に相談した方がよい目安

次のような場合は、一度婦人科や不妊治療専門クリニックで相談することをおすすめします。

  • 妊活を始めて1年以上妊娠しない
  • 35歳以上で半年ほど妊娠しない
  • 生理量が以前より極端に少なくなった
  • 子宮内膜が薄いと言われたことがある
  • 下腹部痛や不正出血が続いている
  • 過去にクラミジアなどの感染症を指摘されたことがある
  • 陽性判定後に流産を繰り返している

検査を受けることは、不安を大きくするためではなく、今できることを明確にするための一歩です。

Aさんのように悩んでいた方も、妊娠・出産されています

当院にも、若い頃の中絶経験があり、「そのせいで妊娠できないのでは」と悩まれていた方がいらっしゃいました。

その方は、病院で検査を受けることでご主人に知られてしまうのではないかと不安が強く、なかなか検査に進むことができませんでした。

最終的には妊娠され、無事に出産されましたが、同じように一人で悩んでいる方には、できれば早い段階で専門機関に相談していただきたいと感じています。

過去の経験があるから妊娠できない、ということではありません。

大切なのは、今の体の状態を知り、妊娠に向けて必要な準備をしていくことです。

妊活中の体づくりで大切なこと

検査で大きな異常が見つからない場合でも、冷え、睡眠不足、ストレス、首肩こり、自律神経の乱れなどが重なると、妊活中の体調に影響することがあります。

東洋医学では、妊娠しやすい体づくりのために、血流、自律神経、胃腸の働き、冷え、月経の状態などを総合的にみていきます。

鍼灸は、過去の中絶経験そのものを変えるものではありませんが、妊活中の体調を整え、病院での治療や検査と並行して体づくりを進めるサポートになります。

この記事のまとめ

  • 中絶経験があるからといって、必ず不妊になるわけではありません。
  • 術後の感染や子宮内癒着がある場合は、妊娠しにくさに関係することがあります。
  • 不妊の原因は、中絶経験以外にも排卵、卵管、子宮内膜、精子、年齢などさまざまです。
  • 病院では診療情報は大切な個人情報として扱われます。不安な場合は、事前に一人で相談したいと伝えておくと安心です。
  • 一人で悩み続けるよりも、検査で今の状態を確認し、必要な体づくりを始めることが大切です。

よくある質問

中絶経験があると、妊娠できなくなりますか?

中絶経験があるだけで、必ず妊娠できなくなるわけではありません。術後に大きな合併症がなく、感染なども適切に対応されていれば、その後に妊娠・出産される方は多くいらっしゃいます。

掻把手術を受けると、子宮内膜が薄くなりますか?

すべての方に起こるわけではありません。ただし、まれに子宮内の癒着が起こると、月経量が少なくなったり、内膜が厚くなりにくくなったりすることがあります。気になる場合は、婦人科で相談してみましょう。

夫に知られずに病院で相談できますか?

診療情報は個人情報として扱われます。原則として、本人の同意なく配偶者に伝えられるものではありません。不安がある場合は、診察前に「まず一人で相談したい」と伝えておくと安心です。

中絶経験がある場合、どんな検査を受ければよいですか?

子宮内膜の状態、排卵、ホルモン、卵管の通り、感染症の有無などを確認することがあります。また、不妊の原因は男性側にあることもあるため、精液検査も大切です。

鍼灸で中絶後の不妊は治りますか?

鍼灸で子宮内の癒着や卵管閉塞そのものを治すことはできません。そうした可能性がある場合は、医療機関での検査や治療が必要です。当院では、冷え、血流、自律神経、月経の状態などを整え、妊活中の体づくりをサポートします。

関連記事

参考文献

一人で抱え込まず、今の体の状態から整えていきましょう

過去の中絶経験があると、「そのせいで妊娠しにくいのでは」と不安になってしまうことがあります。

けれど、中絶経験があるからといって、必ず不妊になるわけではありません。大切なのは、今の子宮内膜、卵管、排卵、血流、自律神経の状態を確認しながら、妊娠に向けた準備を進めていくことです。

宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中の不安や体調のお悩みに寄り添いながら、鍼灸・良導絡・レーザーなどを組み合わせて体づくりをサポートしています。

病院での検査や治療と併用しながら、冷え、首肩こり、睡眠、月経の状態、自律神経の乱れなどを整えたい方は、お気軽にご相談ください🍀

24時間予約受付中

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猫は不妊原因になる?妊活中・妊娠前に知っておきたいトキソプラズマ対策

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猫は不妊原因になる?

「猫を飼っていると妊娠しにくい」「猫がいると不妊の原因になる」と聞いて、不安になったことはありませんか。

結論からお伝えすると、猫を飼っていること自体が、不妊の直接的な原因になるわけではありません。

実際に、猫と暮らしながら妊娠・出産されている方は多くいらっしゃいます。妊活中だからといって、すぐに猫との生活をやめる必要はありません。

ただし、妊娠を希望している方や妊娠中の方が知っておきたい感染症として、トキソプラズマ症があります。

妊活中に注意したいトキソプラズマ症とは

トキソプラズマ症は、トキソプラズマという原虫によって起こる感染症です。

感染しても、多くの場合は症状が出ないか、軽い風邪のような症状で終わることがあります。発熱、リンパ節の腫れ、筋肉痛などがみられることもあります。

一方で、妊娠中、特に妊娠前後に初めて感染した場合には、胎児に感染が及ぶ可能性があり、注意が必要です。

猫だけが原因ではありません

トキソプラズマというと「猫の病気」というイメージを持たれやすいですが、感染経路は猫だけではありません。

  • 感染した猫の糞便に含まれるオーシストを口にしてしまう
  • 加熱が不十分な肉を食べる
  • 土いじりやガーデニングで汚染された土に触れる
  • よく洗っていない野菜や果物を口にする

つまり、猫と暮らしている方だけでなく、妊娠を希望する方全体が、食事や衛生面で気をつけたい感染症です。

猫を飼っていると妊娠しにくくなるの?

猫を飼っていることそのものが、排卵、受精、着床を妨げるという意味での不妊原因になるわけではありません。

妊活中に大切なのは、猫を避けることではなく、トキソプラズマに初感染しないように予防することです。

特に、妊娠中または妊娠直前に初めて感染した場合は、胎児への影響が問題になることがあります。そのため、猫との暮らし方や食事の注意点を知っておくことが安心につながります。

妊活中・妊娠中に気をつけたい猫との暮らし方

猫のトイレ掃除はできれば家族にお願いする

妊娠中や妊娠の可能性がある時期は、猫のトイレ掃除をできれば家族にお願いしましょう。

ご自身で掃除する場合は、使い捨て手袋を使い、掃除後は石けんでしっかり手を洗うことが大切です。

猫のトイレはこまめに掃除する

トキソプラズマは、猫の糞便として排出された直後からすぐに感染力を持つわけではないとされています。

そのため、トイレを長時間放置せず、こまめに掃除することが予防につながります。

猫に生肉を与えない

猫が感染する原因の一つに、感染した動物や生肉を食べることがあります。

妊活中や妊娠中は、猫に生肉を与えず、室内飼育の場合はできるだけ外で小動物を捕まえない環境を整えることも大切です。

猫をなでるだけで感染する可能性は高くありません

トキソプラズマは、猫の毛をなでただけで簡単に感染するものではありません。

不安になりすぎて猫との生活を極端に制限するよりも、トイレ掃除、手洗い、食事の衛生管理を丁寧に行うことが現実的な対策です。

猫以外で注意したいトキソプラズマ対策

妊活中・妊娠中は、猫のトイレだけでなく、食事や土に触れる場面にも注意しましょう。

  • 肉は中心部までしっかり加熱する
  • 生肉を扱った包丁やまな板はよく洗う
  • 野菜や果物はよく洗ってから食べる
  • ガーデニングや土いじりの際は手袋を使う
  • 作業後は石けんで手を洗う

特に、生肉や加熱不十分な肉は、猫を飼っているかどうかに関係なく注意したいポイントです。

抗体検査は受けた方がいい?

トキソプラズマに過去に感染したことがあるかどうかは、血液検査で確認できる場合があります。

猫を飼っていて不安が強い方、妊娠を希望している方、妊娠中の方は、産婦人科で相談してみましょう。

ただし、検査の必要性や結果の見方は、妊娠週数や体調、過去の感染状況によって異なります。自己判断せず、医師の説明を受けることが大切です。

猫と暮らしながら妊活する方へ

猫を飼っている方の中には、「自分のせいで妊娠しにくいのでは」「猫と一緒にいて大丈夫なのかな」と不安になる方もいらっしゃいます。

けれど、猫がいること自体が不妊の原因になるわけではありません。

大切なのは、正しい知識を持ち、必要な予防をしながら安心して生活することです。

妊活では、感染症への注意だけでなく、睡眠、食事、冷え、血流、自律神経のバランスなども大切になります。不安なことがある場合は、一人で抱え込まず、産婦人科や専門家に相談しながら進めていきましょう。

この記事のまとめ

  • 猫を飼っていること自体が、不妊の直接原因になるわけではありません。
  • 妊活中・妊娠中に注意したいのは、トキソプラズマ症への初感染です。
  • 感染経路は猫の糞便だけでなく、加熱不十分な肉、土、洗浄不足の野菜なども関係します。
  • 猫のトイレ掃除はできれば家族にお願いし、自分で行う場合は手袋と手洗いを徹底しましょう。
  • 不安がある方は、産婦人科でトキソプラズマ抗体検査について相談してみましょう。

よくある質問

猫を飼っていると妊娠しにくくなりますか?

猫を飼っていること自体が、妊娠しにくさの直接的な原因になるわけではありません。注意したいのは、妊娠前後にトキソプラズマへ初感染することです。正しく予防すれば、猫と暮らしながら妊活を続けることは可能です。

妊娠したら猫を手放した方がいいですか?

基本的に、妊娠したからといって猫を手放す必要はありません。猫のトイレ掃除を家族にお願いする、手洗いを徹底する、生肉を与えないなど、感染予防を行うことが大切です。

猫をなでるだけでトキソプラズマに感染しますか?

猫をなでるだけで感染する可能性は高くありません。主に注意したいのは、感染した猫の糞便に触れた手を介して口に入ってしまうことです。猫と触れ合った後やトイレ掃除の後は、手洗いを習慣にしましょう。

妊活中にトキソプラズマ抗体検査は必要ですか?

必ず全員に必要というわけではありませんが、猫を飼っていて不安がある方や、妊娠を希望している方は、産婦人科で相談してみると安心です。検査の必要性や結果の判断は、医師の説明を受けましょう。

猫以外にも気をつけることはありますか?

あります。加熱不十分な肉、洗浄不足の野菜や果物、土いじりなども感染経路になることがあります。肉はしっかり加熱し、野菜はよく洗い、ガーデニングでは手袋を使うようにしましょう。

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参考文献

猫と暮らしながら妊活を続ける方へ

猫を飼っていることで「妊娠しにくいのでは」と不安になる方もいらっしゃいますが、必要以上に怖がる必要はありません。大切なのは、正しい知識を持ち、感染予防をしながら、妊娠しやすい身体づくりを整えていくことです。

宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活中の体調や不安に寄り添いながら、冷え、血流、自律神経、ホルモンバランスを考えた鍼灸施術を行っています。

猫との暮らしや生活習慣のことも含めて、妊活中の不安を一人で抱え込まず、できることから一緒に整えていきましょう🍀


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不妊は遺伝する?母娘で似やすい体質と妊活で見直したいポイント

投稿日:

「母も妊娠しにくかったから、私も不妊になりやすいのかな」「不妊は遺伝するのかな」と不安に感じている方は少なくありません。

結論からいうと、不妊そのものが親から子へ必ず遺伝するわけではありません。
ただし、母娘で体型や体質、月経の傾向、冷えやすさ、ホルモンバランスの乱れやすさなどが似ることはあります。

そのため、「遺伝だから妊娠できない」と考えるのではなく、今の体の状態を確認しながら、必要な検査や治療、生活習慣の見直しを進めていくことが大切です。

不妊は遺伝するの?

不妊には、排卵、卵管、子宮、子宮内膜、精子、年齢、生活習慣、ストレス、自律神経の乱れなど、さまざまな要因が関係します。

その中には、家族で似やすい体質や病気が関係する場合もありますが、「母親が妊娠しにくかった=娘も必ず妊娠しにくい」というわけではありません。

また、お母さまが妊娠までに時間がかかったとしても、その後に妊娠・出産された事実があります。大切なのは、不安だけで判断せず、自分の体の状態を一つずつ確認していくことです。

母娘で似やすい「授かりにくさ」の背景

母娘では、体質や生活習慣の傾向が似ることがあります。たとえば、冷えやすい、月経痛が強い、月経周期が乱れやすい、胃腸が弱い、ストレスをため込みやすいなどです。

これらは直接「不妊が遺伝した」というより、妊娠しやすさに関わる体の状態が似ている可能性として考えます。

家族性が関係することがあるもの

  • 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
  • 子宮内膜症
  • 早発卵巣不全、早めの閉経傾向
  • 甲状腺疾患などの体質
  • 月経不順や強い月経痛の傾向

ただし、これらがあるからといって必ず妊娠できないわけではありません。早めに状態を把握し、必要な治療や体づくりを進めることで、妊活の進め方を考えやすくなります。

「母が授かりにくかった」ことを前向きに考える

お母さまが妊娠までに時間がかかった場合、「自分も同じようになるのでは」と不安になるかもしれません。

ですが、見方を変えると、「授かりにくさがあっても妊娠・出産に至った体質を受け継いでいる」と考えることもできます。

妊活では、不安をなくすことは簡単ではありません。しかし、「遺伝だから仕方ない」と決めつけるよりも、今できることを一つずつ整えていくことが、心と体の両方を支える力になります。

不妊の原因がはっきりしている場合

クリニックの検査で、排卵障害、PCOS、子宮内膜症、卵管の問題、子宮内膜が薄い、精子の数や運動率の低下など、原因がある程度わかっている場合があります。

このような場合は、まず医療機関での検査や治療方針を大切にしながら、鍼灸では体の土台づくりをサポートしていきます。

  • 自律神経のバランスを整える
  • 骨盤内や卵巣・子宮まわりの血流を意識する
  • 冷えや胃腸の不調を整える
  • 睡眠の質や疲労感を見直す
  • 治療に伴う緊張やストレスをやわらげる

鍼灸だけで不妊の原因をすべて解決できるわけではありませんが、クリニックでの治療と併用しながら、妊娠に向けた体づくりを支える選択肢になります。

原因がはっきりしない不妊の場合

検査では大きな異常が見つからないのに、なかなか妊娠に至らないケースもあります。いわゆる「原因不明不妊」といわれる状態です。

原因不明といわれると不安になりますが、実際には、排卵、受精、着床、血流、自律神経、生活習慣、男性側の要因など、小さな要因が重なっていることもあります。

このような場合、鍼灸では「どこか一つを治す」というより、体全体のバランスを見ながら、妊娠しやすい状態に近づけることを目指します。

妊活で見直したいポイント

不妊が遺伝するかどうかを心配しすぎるよりも、今の体に合った妊活を進めることが大切です。

  • 月経周期や排卵の状態を確認する
  • 強い月経痛や経血量の変化を放置しない
  • 冷え、肩こり、首こり、睡眠不足を整える
  • 血糖値の乱れや急な体重変化に注意する
  • 男性側の検査も早めに検討する
  • 不安が強いときは一人で抱え込まない

特に、月経痛が強い、月経周期が大きく乱れる、以前より経血量が減った、AMHが低いと言われた、採卵結果が思うようにいかないという場合は、早めに相談しておくと安心です。

この記事のまとめ

  • 不妊そのものが親から子へ必ず遺伝するわけではありません。
  • 母娘で体質、月経の傾向、冷えやすさ、ホルモンバランスの乱れやすさが似ることはあります。
  • PCOS、子宮内膜症、早めの閉経傾向など、家族性が関係する可能性があるものもあります。
  • 原因がはっきりしている場合は、クリニックの治療と併用しながら体づくりを進めることが大切です。
  • 原因がはっきりしない場合も、自律神経、血流、睡眠、冷え、ストレスなどを整えることで妊活を支えられることがあります。

よくある質問

母が妊娠しにくかった場合、私も不妊になりやすいですか?

必ず不妊になるわけではありません。ただし、月経不順、冷えやすさ、子宮内膜症やPCOSなど、体質や病気の傾向が似ることはあります。不安な場合は、早めに婦人科で検査を受けておくと安心です。

不妊は遺伝子の問題ですか?

一部には染色体や遺伝的な要因が関係するケースもありますが、不妊の原因はそれだけではありません。年齢、排卵、卵管、子宮、精子、生活習慣、原因不明の要素など、複数の要因が関係します。

母が早く閉経した場合は注意した方がいいですか?

閉経年齢には個人差がありますが、家族に早めの閉経傾向がある場合は、AMHや卵巣機能について早めに相談しておくとよいでしょう。数値だけで妊娠の可否が決まるわけではありませんが、治療の進め方を考える参考になります。

原因不明不妊でも鍼灸は受けられますか?

受けていただけます。原因不明不妊の場合でも、冷え、血流、自律神経、睡眠、胃腸の状態、ストレスなどを整えることで、妊娠に向けた体づくりをサポートします。

クリニックの治療と鍼灸は併用できますか?

併用される方は多くいらっしゃいます。タイミング法、人工授精、体外受精、採卵前、移植前後など、それぞれの時期に合わせて体調を整えていきます。治療内容に不安がある場合は、主治医の方針も確認しながら進めましょう。

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参考文献

不妊が遺伝するのではと不安な方へ

「母も妊娠しにくかったから、私も同じかもしれない」と感じると、妊活そのものが不安になることがあります。ですが、不妊は遺伝だけで決まるものではありません。今の月経の状態、冷え、睡眠、ストレス、血流、自律神経のバランスなど、見直せることもたくさんあります。

宇都宮鍼灸良導絡院では、クリニックでの治療方針も大切にしながら、妊娠に向けた体づくりをサポートしています。原因がはっきりしている方も、原因不明で悩まれている方も、一人で抱え込まずにご相談ください🍀


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不妊と自律神経の関係|大阪で妊活うつに対応できる鍼灸院|こんな症状に要注意

投稿日:

【妊活うつ・自律神経性の乱れ】

 

「卵が育っているかな」

「今度こそ着床するかな」

 

「こんなに頑張っているのにどうして私は授からないの?」

「みんな簡単に授かるのに、なんで私にはできないの?」・・・・

 

妊活を続けていると、こんな風に考えてしまうことないですか?

 

不安で、考えすぎて・・・・妊活うつになってしまう方がいらっしゃいます。

 

こんな症状が出たら要注意

 

 

 

 

 

 

・朝起きられない

・気が滅入る

・微熱が続く

・何もしたくない

・すぐに横になりたい

・前向きになれない

・何も考えたくない

・夜眠れない

・夜中に目が覚める

・首がこる

・頭痛がする

・めまいがする

・イライラする

・不安感が多い

・のどに何かがつまっているような感じがする

 

「うつ」は自律神経失調症からおこることが多いってご存知ですか?

 

自律神経を整えるは鍼灸の得意としているところです。

 

当院は良導絡自律神経調整療法を用いていますし、患者さまの不安やつらい気持ちを

一緒に共感できるスタッフが沢山います。

 

1人で悩まずに一度相談にいらしてください。

 参考文献

ヒトを対象にした研究では、頭部に100Hzの電気鍼(EA)を行うことで副交感神経の活動が促進され、前頭前野の脳血流が増加し、集中力や前向きな気分の改善が認められています

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsam/72/S1/72_41/_pdf/-char/ja?utm_source=chatgpt.com

 ※当サイトに掲載された情報については充分な注意を払っておりますが、その内容の正確性等に対して、保障するものではありません。

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生理中に食べたいものは?鉄分・たんぱく質を補う食事と妊活中のポイント

投稿日:

「生理中は何を食べたらいいの?」

「鉄分を摂った方がいいと聞くけれど、具体的にどんな食事にすればいい?」

「妊活中なので、生理中の食べ物にも気をつけた方がいいのでは?」

このように、生理中の食事について迷う方は少なくありません。

生理中だからといって、特別な食品だけを食べる必要はありません。大切なのは、月経によって失われやすい鉄分を意識しながら、たんぱく質・主食・野菜などを無理なく組み合わせることです。

この記事では、生理中に食べたいもの、食欲がないときの食事、妊活中に知っておきたい注意点について、医学的な考え方と東洋医学の見方を分けながら解説します。

この記事の要点まとめ
  • 生理中は、鉄分とたんぱく質を含む食品を意識しましょう。
  • 肉や魚だけでなく、大豆製品や小松菜なども食事に取り入れられます。
  • 植物性食品に含まれる鉄は、ビタミンCを含む野菜や果物と一緒に摂るのがおすすめです。
  • 食欲がない日は、温かい汁物や雑炊、うどんなど、食べやすいものから補いましょう。
  • 特定の食品を食べても、生理痛や貧血、妊娠しやすさが必ず改善するわけではありません。
  • 出血量が多い、強いだるさや立ちくらみがある場合は、食事だけで対応せず婦人科や内科へ相談しましょう。

生理中に食べたいものは「鉄分・たんぱく質・主食」

生理中に意識したいのは、主に次の3つです。

  • 鉄分を含む食品
  • 血液や身体の材料になるたんぱく質
  • 活動するためのエネルギー源となる主食

「鉄分が大切」と聞くと、レバーやサプリメントをたくさん摂らなければならないように感じるかもしれません。

しかし、生理中の食事は鉄分だけで考えるのではなく、ご飯やパンなどの主食、肉・魚・卵・大豆製品などの主菜、野菜や海藻などの副菜を組み合わせることが基本です。

なぜ生理中は鉄分を意識した方がよいの?

鉄は、血液中で酸素を運ぶヘモグロビンをつくるために必要な栄養素です。

月経のある女性は、経血とともに鉄を失います。そのため、月経のない女性や男性と比べて、食事から必要とされる鉄の量が多く設定されています。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、月経のある女性の鉄の推奨量は、18〜29歳で1日10.0mg、30〜64歳で1日10.5mgです。

ただし、生理がある方全員が鉄欠乏や貧血になるわけではありません。また、鉄を多く摂れば摂るほどよいわけでもありません。

出血量や食事内容、消化吸収の状態などによって必要な対応は異なります。疲れや立ちくらみが続く場合は、食事だけで判断せず、ヘモグロビンやフェリチンなどを血液検査で確認することが大切です。

生理中に取り入れたい食べ物

1.赤身の肉や魚

牛肉や豚肉の赤身、カツオ、マグロ、イワシ、サバ、アサリなどには、鉄とたんぱく質が含まれています。

肉や魚に含まれる鉄は「ヘム鉄」と呼ばれ、植物性食品に含まれる非ヘム鉄と比べて、食事中のほかの成分による影響を受けにくい特徴があります。

ただし、毎日同じ食品に偏る必要はありません。肉・魚・卵・大豆製品を交代で取り入れると、さまざまな栄養素を補いやすくなります。

2.卵・納豆・豆腐などのたんぱく質食品

生理中は、疲れやだるさから料理をする気力がなくなることもあります。

そのような日は、卵、納豆、豆腐、豆乳、サバ缶、ツナ缶など、準備の負担が少ない食品を活用しましょう。

おにぎりやパンだけで食事を終えるよりも、卵や納豆、豆腐などをひとつ加えることで、たんぱく質を補いやすくなります。

3.小松菜・大豆・海藻などの植物性食品

小松菜、大豆、納豆、豆腐、枝豆、海藻などにも鉄が含まれています。

植物性食品に多い「非ヘム鉄」は、ヘム鉄と比べて吸収されにくい性質がありますが、ビタミンCを含む食品と一緒に食べることで吸収が助けられます。

4.ビタミンCを含む野菜や果物

ビタミンCは、植物性食品に含まれる非ヘム鉄の吸収を助けます。

次のような食品を組み合わせてみましょう。

  • 小松菜とパプリカの炒め物
  • 豆腐とブロッコリーのサラダ
  • 納豆ご飯と野菜入りの味噌汁
  • 魚料理とキャベツやピーマンの副菜
  • 食後にキウイ、いちご、みかんなどを添える

特別な健康食品を用意しなくても、普段の食事の組み合わせで取り入れられます。

5.ご飯・パン・麺などの主食

生理中に食欲が落ちると、主食を抜いてしまう方もいます。

しかし、主食は身体を動かすための大切なエネルギー源です。主食を極端に減らすと、だるさや集中力の低下を感じやすくなることがあります。

一度にたくさん食べられない日は、おにぎり、雑炊、うどん、スープに入れたご飯など、少量でも食べやすい形にするとよいでしょう。

生理中の食事メニュー例

しっかり食べられる日のメニュー

  • ご飯・牛肉とパプリカの炒め物・小松菜の味噌汁
  • ご飯・カツオのたたき・ブロッコリーのおかか和え
  • 豚肉と野菜の生姜焼き・豆腐の味噌汁・ご飯
  • サバの塩焼き・納豆・野菜の煮物・ご飯

料理をする気力がない日のメニュー

  • 納豆卵ご飯とインスタントの具だくさん味噌汁
  • おにぎりとサバ缶、カット野菜
  • 冷凍うどんに卵、鶏肉、わかめを加える
  • パンとゆで卵、野菜スープ
  • 豆腐入りの雑炊

食欲がない日のメニュー

  • 卵雑炊
  • 鶏肉や卵を加えたうどん
  • 豆腐と野菜のスープ
  • おにぎりと温かい味噌汁
  • 果物とヨーグルト、少量のパン

毎食を完璧に整える必要はありません。まずは「主食だけで終わらず、たんぱく質をひとつ足す」と考えると続けやすくなります。

当院でお伝えしていること

当院では、生理中に強いだるさ、冷え、頭痛、食欲低下を感じる方から、「何を食べればいいですか」と相談されることがあります。

その際は、特別な食材を増やすよりも、まず欠食を減らし、主食とたんぱく質を確保することをおすすめしています。余裕がある日は、鉄を含む肉・魚・大豆製品と、野菜や果物を組み合わせてみましょう。

生理中だけ頑張るのではなく、月経周期全体を通して無理なく続けられる食事にすることが大切です。

黒い食べ物や赤い食べ物を食べると「血が増える」?

東洋医学では、黒豆、黒ゴマ、なつめ、クコの実などが「補血」の食養生として紹介されることがあります。

ただし、東洋医学でいう「血」は、西洋医学の血液やヘモグロビンとまったく同じ意味ではありません。

また、食品の色が赤い、黒いという理由だけで、医学的に貧血が改善したり、血液が増えたりするわけではありません。

黒豆や黒ゴマ、海苔、ナッツ、ドライフルーツなどを普段の食事に取り入れることはできますが、「黒いものだけを食べればよい」と考えず、食事全体のバランスを整えましょう。

生理中に控えた方がよい食べ物はある?

生理中に絶対に食べてはいけない食品は基本的にありません。

ただし、体調に合わせて次の点に注意しましょう。

甘いものや菓子パンだけで食事を済ませない

生理中は甘いものが欲しくなることがあります。少量を楽しむことは問題ありませんが、お菓子や菓子パンだけでは、たんぱく質や鉄、野菜などが不足しやすくなります。

チョコレートを食べる場合も、食事を抜いて置き換えるのではなく、普段の食事に追加する程度にしましょう。

塩分の多い食事に偏りすぎない

カップ麺、スナック菓子、加工食品などが続くと、塩分の摂取量が多くなりやすくなります。

むくみや喉の渇きが気になる方は、汁を全部飲まない、野菜やたんぱく質を加えるなど、無理のない範囲で調整しましょう。

カフェインやアルコールは体調に合わせる

コーヒーやお茶を必ずやめる必要はありませんが、胃の不快感、動悸、眠りにくさなどがある場合は量や時間を調整しましょう。

アルコールは睡眠の質や体調に影響することがあるため、生理中に体調が悪い日は控える方が安心です。妊娠の可能性がある時期については、飲酒を避けましょう。

鉄サプリは生理中だけ飲んだ方がよい?

生理中だからという理由だけで、鉄サプリを自己判断で追加する必要はありません。

鉄欠乏性貧血がある場合は、生理中だけでなく、医師の指示に従って一定期間治療することがあります。

一方で、必要量を大きく超える鉄を長期間摂ると、胃腸症状が起こったり、ほかのミネラルの状態に影響したりする可能性があります。

次のような症状がある方は、サプリメントを増やす前に血液検査について医療機関へ相談しましょう。

  • 疲れやだるさが長く続く
  • 立ちくらみやめまいがある
  • 息切れや動悸がある
  • 顔色が悪いといわれる
  • 爪が割れやすい
  • 経血量が多い

生理中の食事は妊活に影響する?

生理中に特定の食品を食べたからといって、卵子の質や次の周期の妊娠率が直接上がるわけではありません。

妊活中の身体づくりは、生理中の数日間だけで決まるものではなく、月経周期全体を通した食事、睡眠、運動、ストレス、体重、持病、不妊治療の内容など、さまざまな要因が関係します。

そのため、「生理中に何を食べたか」だけを心配するよりも、普段から欠食や極端な食事制限を避け、主食・主菜・副菜を組み合わせることが大切です。

生理中に食欲がなく、数日間いつもより食事量が減ることがあっても、それだけで妊活に大きな影響が出るとは限りません。体調が戻ってから、少しずつ普段の食事へ戻しましょう。

当院でお伝えしていること

宇都宮鍼灸良導絡院では、月経の状態だけでなく、冷え、睡眠、胃腸の調子、ストレス、肩こり、頭痛などもあわせて確認しています。

良導絡測定や東洋医学的な体質の見方を取り入れながら、妊活中の方が無理なく続けられるセルフケアを一緒に考えています。

ただし、鍼灸は鉄欠乏性貧血や過多月経の原因そのものを診断・治療するものではありません。出血量が多い、貧血症状がある場合は、婦人科や内科での検査を優先しましょう。

食事だけで様子を見ず、婦人科へ相談したい症状

経血量が多い場合、鉄分を補うだけでは十分ではありません。子宮筋腫、子宮腺筋症、ホルモンの異常などが関係していることもあります。

次のような状態がある場合は、婦人科へ相談しましょう。

  • ナプキンやタンポンを1〜2時間ごとに交換する必要がある
  • 夜用ナプキンでも漏れてしまう
  • 生理が8日以上続く
  • 大きな血の塊が毎回たくさん出る
  • 経血量が以前より明らかに増えた
  • 強い生理痛がある
  • 生理以外の時期にも出血する
  • 立ちくらみ、息切れ、動悸、強い疲労感がある

過多月経による鉄欠乏性貧血では、食事だけでなく、鉄剤による治療や出血の原因に対する治療が必要になる場合があります。

まとめ

生理中に食べたいものは、鉄分だけに偏らず、たんぱく質・主食・野菜を組み合わせた食事です。

赤身肉、魚、卵、納豆、豆腐、小松菜などを取り入れ、植物性食品に含まれる鉄は、ビタミンCを含む野菜や果物と一緒に摂るとよいでしょう。

体調が悪い日は、雑炊やうどん、スープなど、温かく食べやすいものでも構いません。完璧を目指さず、「主食にたんぱく質をひとつ足す」ところから始めてみてください。

ただし、経血量が多い、強い疲労感や立ちくらみがある場合は、食事だけで様子を見ず、婦人科や内科で相談しましょう。

当院でよく受けるご相談

生理中は毎日レバーを食べた方がよいですか?

毎日レバーを食べる必要はありません。レバーには鉄が含まれますが、ビタミンAも多く含まれています。

妊娠を希望している方は、レバーだけに偏らず、赤身肉、魚、貝類、卵、大豆製品などを組み合わせましょう。

生理中にチョコレートを食べても大丈夫ですか?

適量であれば問題ありません。生理中に甘いものを食べたくなることもあります。

ただし、チョコレートだけで食事を済ませず、主食やたんぱく質を含む食事も摂るようにしましょう。

黒豆や黒ゴマを食べると血が増えますか?

黒豆や黒ゴマは食事の一部として取り入れられますが、色が黒いという理由だけで血液が増えるわけではありません。

東洋医学の「補血」と、西洋医学の貧血治療は分けて考える必要があります。

鉄分を摂れば生理痛も軽くなりますか?

鉄分を摂ることで、生理痛が必ず軽くなるわけではありません。

強い生理痛には、子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫などが関係することもあります。鎮痛薬が効きにくい、年々痛みが強くなる、日常生活に支障が出る場合は婦人科へ相談しましょう。

生理中に食欲がないときは、無理に食べるべきですか?

無理に一度にたくさん食べる必要はありません。雑炊、うどん、スープ、おにぎりなど、食べやすいものを少量ずつ摂りましょう。

水分も摂れない、吐き気が強い、強い腹痛がある状態が続く場合は、医療機関へ相談してください。

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📚参考文献

この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

生理中のつらさや妊活中の体調について、ご相談ください

生理中のだるさや冷え、頭痛、胃腸の不調などは、食事だけで整えようとすると負担に感じることもあります。

大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、月経周期や睡眠、冷え、ストレスなども確認しながら、妊活中のお身体の状態に合わせた鍼灸施術やセルフケアをご提案しています。

「生理中の不調について相談したい」「妊活中の体調を整える方法を知りたい」という方は、無理にひとりで抱え込まず、お気軽にご相談ください🍀

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40歳 着床前診断と不妊鍼灸で妊娠☆彡不妊【不妊鍼灸・不育鍼灸】

投稿日:

【40歳2人目不妊で妊娠】

 

東成区からお越しのYさん(40歳)が妊娠されました。

 

Yさんは、お一人目の時も当院にお越し下さり、めでたくお二人目を

授かりました。

 

Yさんは、今回着床前診断を受けられての2段階移植で妊娠されました。

 

Yさんは、2人目で病院も転院されいるので、色々な知識をお持ちで

情報を提供してくださったり、沢山お話をさせていただき、治療も楽しくさせて

いただきました。

 

Yさん本当におめでとうございます。

 

Yさんのお喜びの声です↓

 

□治療を受けていただいた感想をお聞かせください

 

 毎回通院するのが楽しみな程、身体の疲れ、こりをすっきりと楽にして

 頂きました。

 

 また、1才の娘の子育ての中、1人でお出かけできる貴重な時間となり

 心身共にリラックスできたと思います。

 

 施術中はどの先生も明るく楽しく世間話をさせてもらえたのも良かったです。

 

 日曜日も営業して頂いて本当にありがたかったです。(子どもを預けるのが日曜しか

 無理なので)先生方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 ありがとうございました。

 

□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願致します

 

 妊娠治療で自分の身体を整えて頂くのは本当に大切だと思います。

 日頃の疲れを取りに、ストレス解消、いやしの場として通われては

 いかがでしょうか。

 妊娠にはニュートラルな気持ちで気負わずと言い聞かせて通院させていただきました。

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44歳(未破裂卵胞)自然周期の初期胚2個同時移植で妊娠

投稿日:

大阪市都島区からお越しのJさん(44歳)が妊娠されました。

これまでの経過

Jさんは2015年にご来院。2016年は鍼灸をほとんどお休みされていましたが、「卵が採れなくなった」とのことで2017年に鍼灸を再開。再開後はレーザー治療も取り入れられました。

採卵・移植の経過

  • 2017年4月:8個採卵、うち3個を凍結
  • 2017年5月:10個採卵のうち6個が受精、初期胚4個を凍結
  • 2017年7月:卵巣の腫れと未破裂卵胞が見られ、移植を延期
  • 2017年8月:移植実施 → 44歳11か月27日でご妊娠

Jさん、このたびは本当におめでとうございます!

コラム:45歳の妊娠データまとめ

日本における45歳の統計

  • 胚移植あたり妊娠率:9.5%(44歳では13.8%)
  • 1治療周期あたり生産率(出産到達):1.5%(44歳では2.6%)
  • 妊娠あたり流産率:57.1%(44歳では51.7%)

上記は国内の体外受精・顕微授精(ART)全体の登録成績です。年齢が上がるほど妊娠率は低下し、流産率は上昇します。

流産率(年齢別の一般傾向)

45歳の流産率は約80%(臨床的に確認された妊娠のうち)。加齢は流産の最も強いリスク因子の一つとされています。

染色体異常の頻度(出生時)

ダウン症(21トリソミー)の発生頻度は45歳で約1/30。年齢に伴いリスクは上昇します。

妊娠・出産時の母体リスク

妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、帝王切開、産後出血などの合併症は、年齢とともに増加し、45歳以上が最も高リスク群と報告されています。

海外データの参考(英国HFEA)

自卵での43–44歳の胚移植あたり妊娠率は約9%(2022–2023年)。年齢上昇に伴い成績は低下します。

Jさん妊娠お喜びの声

▢ お悩みの症状またはご来院当初の目的をお聞かせください

不妊治療のため

▢ 鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に〇をつけてください

体外受精(顕微授精・移植時は2つ戻しで自然周期)

▢ 治療を受けていただいた感想をお聞かせください

不妊の悩みも同時に聞いて頂き、アドバイスも頂けたことが嬉しかったです。

▢ 同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします。

クリニックでは自分で希望の移植方法を伝え、結果、陽性を頂きました。ご自身で決める場合も多々あるかと思いますが、後悔のないようご決断される方がいいかと思います。

44歳患者様のご懐妊お喜びの声

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不妊鍼灸は週何回?通う頻度・期間をタイミング法、採卵、胚移植別に解説

投稿日:

「不妊鍼灸は週に何回通えばいいですか?」

「採卵や胚移植が近いときは、通う回数を増やした方がよいのでしょうか?」

「仕事や不妊治療クリニックへの通院もあり、毎週通えるか心配です」

妊活や不妊治療と並行して鍼灸を始める際、通院頻度について迷う方は少なくありません。

先に結論をお伝えすると、宇都宮鍼灸良導絡院では、通常は週1回、または7~10日に1回程度を基本的な目安としています。

ただし、すべての方に同じ頻度が適しているわけではありません。タイミング法・人工授精・採卵・胚移植などの治療段階、月経周期、体調、通院の負担などを確認しながら、無理なく続けられるペースを一緒に考えていきます。

この記事の要点まとめ
  • 当院では、週1回または7~10日に1回程度を基本的な目安としています
  • 不妊鍼灸の「医学的に確立された最適な頻度」は、現在のところ決まっていません
  • 回数を増やせば、その分だけ妊娠率が高くなるとは限りません
  • 採卵や胚移植の前後は、治療日程や体調に合わせて一時的に調整することがあります
  • 毎週通えない場合も、無理のない頻度で続けることが大切です
  • 不妊治療クリニックの検査・投薬・治療方針を優先し、鍼灸は補完的に取り入れます

不妊鍼灸は週何回通えばよい?

当院では、妊活中の身体づくりを目的とする場合、週1回、または7~10日に1回程度をご案内することが多くあります。

週1回前後であれば、月経期・卵胞期・排卵期・黄体期といった周期の変化を確認しながら、その時期の体調に合わせて施術内容を調整しやすくなります。

ただし、これは「週1回通えば必ず妊娠しやすくなる」という意味ではありません。現在の医学研究では、不妊鍼灸について、すべての方に共通する最適な回数や頻度は確立されていません。

月経周期、冷え、肩こり、腰痛、睡眠、ストレス、胃腸の状態などを確認しながら、体調管理の一つとして無理なく取り入れることが大切です。

当院でお伝えしていること

通院回数を増やせば、その分だけ結果がよくなるとは限りません。当院では「たくさん通うこと」よりも、不妊治療の予定や体調に合ったペースで継続できることを大切にしています。

良導絡測定による自律神経の傾向や、その日の脈・お腹・冷え・筋肉の緊張なども確認し、一人ひとりに合わせて施術内容を調整します。

治療段階別|不妊鍼灸に通う頻度の目安

不妊鍼灸の通院頻度は、現在受けている不妊治療の段階によっても変わります。ここからは、一般的な目安を治療段階別にご紹介します。

自然妊娠・タイミング法の場合

自然妊娠やタイミング法に取り組んでいる方は、週1回または7~10日に1回程度が一つの目安です。

月経痛やPMS、排卵期の不調、冷え、睡眠不足、肩こり、ストレスなど、その周期に起きている変化を確認しながら施術を行います。

排卵日だけに集中して通うというよりも、月経周期全体を通して体調を確認していく考え方です。

人工授精の場合

人工授精を受けている方も、基本的には週1回または7~10日に1回程度を目安とします。

排卵誘発剤や注射を使用している場合は、卵胞の育ち方や人工授精の日程が周期ごとに変わることがあります。受診結果や人工授精の予定日が分かった段階でお知らせください。

薬の使用方法や人工授精の実施時期については、不妊治療クリニックの指示を最優先にしてください。

採卵を予定している場合

採卵に向けて鍼灸を取り入れたい場合は、可能であれば採卵の2~3か月ほど前から、週1回程度を目安に始める方法があります。

ただし、「3か月通わなければ意味がない」ということではありません。採卵まで時間がない方も、現在の体調や治療スケジュールに合わせて始められます。

採卵周期に入ったあとは、使用している薬、卵胞の育ち方、採卵予定日、腹部の張りなどを確認しながら通院日を調整します。採卵直前に必ず回数を増やさなければならないわけではありません。

採卵前の詳しい通い方については、以下の記事も参考にしてください。

採卵前の鍼灸はいつから通う?通い方とタイミングを解説

胚移植を予定している場合

胚移植に向けて鍼灸を始める場合は、移植周期の前周期から、または移植周期が始まった頃から週1回程度で通う方法があります。

移植日が決まったあとは、自然周期かホルモン補充周期か、内膜の状態、使用している薬、通院中のクリニックの予定などを確認しながら施術日を調整します。

移植直前や移植当日の鍼灸を希望される方もいらっしゃいますが、移植当日の鍼灸が必ず必要というわけではありません。

移植前後の鍼灸と妊娠・出生結果については研究結果が一致しておらず、移植当日の鍼灸によって妊娠率や出生率が必ず高くなるとは断定できません。移動や時間の負担が大きい場合は、無理に予定を詰め込まないことも大切です。

移植期の詳しい通い方については、以下の記事をご覧ください。

移植期の鍼灸はいつから通う?移植前後の通い方を解説

胚移植後から判定日まで

胚移植後も、体調に問題がなく、不妊治療クリニックから特別な指示がなければ、通常のペースで鍼灸を受けられる場合があります。

ただし、移植後だからといって、通院回数を増やす必要はありません。判定日までの不安が強い方、眠れない方、肩や首の緊張が強い方などは、心身の負担を考えながら施術日を相談します。

強い腹痛、多量の出血、息苦しさ、急激なお腹の張りなどがある場合は、鍼灸院ではなく、まず不妊治療クリニックへ連絡してください。

妊娠判定後

妊娠判定後に鍼灸を継続する場合は、妊娠週数や体調に合わせて施術内容を変更します。

妊娠の可能性があること、判定結果、出血や腹痛の有無、使用している薬について、必ず担当の鍼灸師へお伝えください。

妊娠初期の出血や強い腹痛、つわりによる脱水などがある場合は、産婦人科や不妊治療クリニックへの相談が優先です。

通院頻度を一時的に調整することがあるケース

基本の通院頻度は週1回前後ですが、次のような場合には、一時的に予定を調整することがあります。

  • 採卵日や胚移植日が決まったとき
  • 月経痛、頭痛、腰痛、肩こりなどの症状が強いとき
  • 睡眠不足や疲労が続いているとき
  • 不妊治療の薬による腹部の張りや身体の負担を感じているとき
  • 仕事やクリニック通院との両立が難しいとき
  • 妊娠判定後など、身体の状態が変わったとき

回数を増やす場合も、身体への負担、時間、費用を考えたうえで決めることが大切です。施術を詰め込むことで疲れてしまう場合は、かえって妊活の負担が大きくなることもあります。

2週間に1回では少ない?

仕事、育児、不妊治療クリニックへの通院などにより、毎週通うことが難しい方もいらっしゃいます。

その場合、2週間に1回だから意味がないということではありません。無理をして途中で通えなくなるよりも、体調や予定に合わせて継続できるペースを選ぶ方が現実的です。

鍼灸に通えない期間は、睡眠、食事、軽い運動、身体を冷やしすぎない工夫など、自宅でできる体調管理も一緒に考えていきます。

当院でお伝えしていること

「毎週通えないと意味がありませんか?」というご相談をよくいただきます。当院では、生活や不妊治療を圧迫してまで通院することはおすすめしていません。

まずは週1回前後を目安にしながら、難しい場合は10日に1回、2週間に1回など、続けやすい方法を相談しましょう。採卵や移植の日程が決まった際に、必要に応じて通院日を調整します。

セルフ灸をすれば通院回数を減らせる?

自宅でのセルフ灸は、通院できない日のセルフケアとして取り入れられる場合があります。

ただし、妊活中や妊娠の可能性がある時期は、自己判断でツボを選んだり、刺激量を増やしたりすることはおすすめできません。

使用するツボ、頻度、熱さ、休止する時期について、担当の鍼灸師から説明を受けたうえで行いましょう。皮膚に赤みや水ぶくれが出た場合は使用を中止してください。

不妊鍼灸の頻度に関する研究について

不妊鍼灸については、週1回程度の施術、複数周期にわたる施術、採卵・胚移植前後に行う施術など、さまざまな方法が研究されています。

一部の研究では、長期間または一定回数以上の施術と良好な妊娠結果との関連が報告されています。一方で、大規模な比較試験では、鍼灸と偽鍼の間で出生率に明確な差が認められなかったという報告もあります。

研究によって、対象者、施術するツボ、施術回数、実施時期、比較方法が異なるため、「週に何回通えば妊娠率が上がる」と一律に結論づけることはできません。

鍼灸は不妊治療そのものの代わりではなく、医療機関での検査や治療と併用しながら、妊活中の体調管理を支える補完的な方法として位置づけることが大切です。

不妊鍼灸に通う前に伝えていただきたいこと

初回の施術や治療周期が変わった際には、次の内容を担当者へお伝えください。

  • 現在の治療段階
  • 月経周期と直近の月経開始日
  • 採卵、人工授精、胚移植の予定日
  • 使用している薬や注射
  • 不妊治療クリニックから受けている指示
  • 妊娠の可能性や妊娠判定の結果
  • 出血、腹痛、腹部の張りなどの症状
  • 抗凝固薬の使用や治療中の病気

不妊治療の予定が変更になった場合も、分かった時点でお知らせいただくと、その時期に合わせて施術内容を調整しやすくなります。

まとめ|週1回前後を目安に、無理なく続けられる頻度を

不妊鍼灸の通院頻度は、週1回または7~10日に1回程度が一つの目安です。

ただし、医学的に確立された一律の頻度があるわけではありません。タイミング法、人工授精、採卵、胚移植などの治療段階、月経周期、体調、仕事や費用の負担を考えながら調整することが大切です。

「採卵まで時間がない」「毎週は通えない」「移植前後の予定をどう組めばよいか分からない」という場合も、現在の治療スケジュールを確認しながら、無理のない通い方を考えていきましょう。

当院でよく受けるご相談

Q.週2回通った方が早く身体が整いますか?

通院回数を2倍にしたからといって、変化や妊娠の可能性が2倍になるわけではありません。症状や治療日程によって一時的に回数を調整することはありますが、基本的には無理なく継続できる頻度を優先します。

Q.生理中も鍼灸を受けられますか?

一般的には、生理中でも鍼灸を受けられます。月経痛、頭痛、腰の重さなど、その時期の状態に合わせて施術内容を調整します。ただし、出血量が非常に多い場合や体調が悪い場合は、婦人科への相談を優先してください。

Q.採卵の直前に初めて受けても意味はありませんか?

採卵までの期間が短くても、肩こり、腰痛、睡眠、緊張など、現在感じている不調に合わせて施術を行うことはできます。ただし、直前に1回受ければ採卵結果がよくなると保証できるものではありません。

Q.胚移植の当日は必ず鍼灸を受けた方がよいですか?

必須ではありません。移植当日の鍼灸と出生率の関係は、研究でも一定した結論が出ていません。移動時間や疲労が負担になる場合は、前日や数日前など無理のない日程を選びましょう。

Q.不妊治療クリニックと鍼灸は併用できますか?

併用している方は多くいらっしゃいます。ただし、検査、薬、注射、採卵、胚移植などについては、不妊治療クリニックの指示が優先です。治療内容や日程を鍼灸師にも共有してください。

Q.いつまで通えばよいですか?

治療段階、体調、目的によって異なります。採卵まで、移植まで、妊娠判定までなど、まずは一つの区切りを決め、身体の状態や負担を確認しながら継続するか相談しましょう。

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この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

無理のない通院ペースからご相談ください

「週に何回通えばよいのか分からない」「採卵や胚移植の予定に合わせて相談したい」「仕事や通院と両立できるか心配」という方もいらっしゃると思います。

大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、不妊治療の段階や月経周期、お身体の状態、生活スケジュールを確認しながら、無理なく続けられる通院ペースをご提案しています。

毎週通うことが難しい場合も、まずは現在の治療予定や気になっていることをお聞かせください。ご自身に合った通い方を一緒に考えていきましょう🍀

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出生月データから妊娠しやすい月は判断できる?季節と妊娠率を正しく読み解く

投稿日:

「出生数が多い月から逆算すると、妊娠しやすい月が分かる」という情報を見たことはありませんか?

たとえば、8月生まれの赤ちゃんが多ければ、約9か月前の11月は妊娠しやすい月なのではないか、と考えたくなるかもしれません。

しかし、出生月のデータだけから「この月は妊娠しやすい」「この季節は着床しやすい」と判断することはできません。

人の妊娠や出生には季節による傾向が報告されていますが、出生数には妊娠期間の違い、妊活を始める人の数、生活環境、気温、日照時間、社会的な要因などが複雑に関係しています。

この記事では、出生月データから分かることと分からないこと、季節と妊娠率を考える際の注意点について、できるだけ分かりやすく解説します。

この記事の要点まとめ
  • 出生数が多い月を約9か月さかのぼっても、妊娠しやすい月とは断定できない
  • 出生統計は「生まれた赤ちゃん」のデータであり、妊娠を試みた人数や妊娠成立数を直接示すものではない
  • 排卵や受精の時期が分かっていても、出産までの期間には個人差がある
  • 妊娠や出生に季節性がみられる可能性はあるが、地域や年代によって傾向が異なる
  • 特定の季節を待って妊活や不妊治療を延期する必要はない

結論|出生月だけでは妊娠しやすい月を判断できません

厚生労働省の人口動態統計では、月別の出生数や出生率を確認できます。

月によって出生数に差がみられる年はありますが、それは「その約9か月前に、妊娠を希望した人が同じ人数だったにもかかわらず、妊娠率だけが高かった」ことを意味するものではありません。

出生数が多くなるまでには、次のような段階があります。

  • 妊娠を希望して性交や不妊治療を行う
  • 排卵・受精・着床が成立する
  • 妊娠が継続する
  • 出産に至る

出生統計で確認できるのは、主にこのうち「出産に至った数」です。

そのため、出生数が多い月を単純に約9か月さかのぼるだけでは、受精率、着床率、妊娠率のどれが高かったのかを区別できません。

出生月から単純に9か月逆算できない5つの理由

1.出生統計は妊娠成立数ではなく出生数のデータ

人口動態統計に記録される出生数は、実際に生まれた赤ちゃんの数です。

その月に妊娠を希望していた人の人数、タイミングを取った周期数、人工授精や体外受精を受けた人数などは、月別出生数からは分かりません。

また、妊娠が成立しても妊娠初期に流産となったケースは、出生数には含まれません。

したがって、出生数が少ない月についても、その約9か月前の受精や着床が少なかったとは限らないのです。

2.妊娠期間には個人差がある

一般的には「妊娠期間は約10か月」「受精から出産までは約9か月」と表現されますが、すべての赤ちゃんが同じ日数で生まれるわけではありません。

排卵日が確認できた自然妊娠を調べた研究でも、妊娠期間には一定の幅があることが報告されています。

予定日より早く生まれる場合もあれば、予定日を過ぎてから生まれる場合もあります。そのため、同じ日に受精したとしても、出生月が異なる可能性があります。

3.妊活を始める人の数が季節によって違う可能性がある

妊娠を希望する人が、年間を通して毎月まったく同じ人数とは限りません。

結婚、仕事、長期休暇、引っ越し、家族計画、不妊治療クリニックへの通院予定などによって、妊活を始める時期が変わることがあります。

実際に、北米とデンマークの妊娠希望者を対象にした研究では、妊娠を試み始める時期自体に季節差がみられました。

出生数が多い背景には、「妊娠率が高かった」だけでなく、「その時期に妊娠を希望した人が多かった」という可能性もあります。

4.月によって日数が異なる

1か月の日数は、28日から31日まで異なります。

仮に1日あたりの出生数が同じでも、31日ある月は、30日の月や2月より月間の出生数が多くなりやすくなります。

月ごとの出生数を比較する場合は、単純な人数だけでなく、月の日数や人口を考慮した出生率も確認する必要があります。

ただし、出生率を確認しても、妊娠を希望していた女性の人数や治療周期数を分母にしているわけではないため、個人の「妊娠しやすさ」を直接示す指標にはなりません。

5.気候だけでなく社会や生活環境も影響する

妊娠や出生の季節性には、気温や日照時間だけでなく、休暇、感染症、食生活、睡眠、性交頻度など、さまざまな要因が関係すると考えられています。

出生数の多い季節は、国や地域、年代によって異なることも報告されています。

そのため、海外の研究結果をそのまま現在の日本に当てはめたり、過去の出生データから将来の妊娠率を予測したりすることはできません。

季節によって妊娠しやすさが変わる可能性はある?

人の出生数に季節的な変動がみられること自体は、複数の疫学研究で報告されています。

北米とデンマークの妊娠希望者1万4,000人以上を調べた前向き研究では、妊娠を試み始める時期の違いを考慮したうえでも、1周期あたりの妊娠成立の可能性に小さな季節変動がみられました。

この研究では晩秋から初冬に高く、春に低い傾向が示されましたが、季節差の大きさは地域によって異なっていました。

ただし、この研究は主に北米とデンマークで、自然妊娠を希望していた人を対象としています。

日本で妊活をしているすべての方や、人工授精・体外受精を受けている方に、そのまま当てはめることはできません。

研究から言えるのは、「妊娠に関係する何らかの要因が季節によって変化する可能性がある」ということです。「秋なら妊娠できる」「春は妊娠しにくい」と個人の結果を予測できるわけではありません。

10月~12月は妊娠・着床しやすい月なの?

出生数の多い月から逆算し、10月から12月ごろを「妊娠・着床しやすい時期」と紹介する情報があります。

しかし、出生月からの単純な逆算だけでは、10月から12月の受精率や着床率が高いことの証明にはなりません。

研究によっては晩秋から初冬に妊娠成立の可能性がやや高かったという結果もありますが、地域差があり、原因も明確には分かっていません。

したがって、10月から12月を特別な「妊娠のベストシーズン」と考えたり、それ以外の月の妊活を諦めたりする必要はありません。

当院でお伝えしていること

当院でも、「秋まで待った方が妊娠しやすいですか?」「暑い時期の移植は避けた方がよいですか?」と相談されることがあります。

季節に関する研究は、体調管理を考える参考にはなりますが、治療の開始や採卵、胚移植を延期する根拠にはなりません。年齢、卵巣予備能、精液所見、子宮や卵管の状態、胚の状態、クリニックの治療計画などを優先して考えることが大切です。

宇都宮鍼灸良導絡院では、季節だけで判断するのではなく、月経周期、冷え、睡眠、食欲、ストレス、自律神経の状態などを確認し、その方の治療段階に合わせた身体づくりを一緒に考えています。

季節を待つより、今の身体と治療計画を大切に

妊活では、「少しでも妊娠しやすい時期を選びたい」と思うのは自然なことです。

しかし、特定の季節を待つことによる明確なメリットは確認されていません。

特に年齢や卵巣予備能、不妊期間などを考慮すると、季節を理由に検査や治療を何か月も延期することが、必ずしもよい選択とは限りません。

季節よりも、次のような要因を優先して考えましょう。

  • 女性と男性の年齢
  • 排卵の有無や月経周期
  • 卵管や子宮内の状態
  • 精子の数、運動率、形態
  • 不妊期間やこれまでの妊娠歴
  • 採卵や胚移植などの治療計画
  • 睡眠、食事、運動、喫煙、飲酒などの生活習慣

季節の情報は「今の季節に起こりやすい体調変化を知るため」に活用し、妊娠できる月を選ぶためのものとは考えない方がよいでしょう。

東洋医学では季節をどのように考える?

東洋医学では、人の身体も気温、湿度、日照時間など、季節の変化から影響を受けると考えます。

たとえば、夏は暑さや冷房による疲労、秋は乾燥、冬は冷え、春は環境変化によるストレスなどが、体調に影響することがあります。

ただし、「秋は実りの季節だから人間も妊娠しやすい」と医学的に断定することはできません。

東洋医学の季節養生は、特定の季節なら妊娠できると考えるものではなく、季節によって変わりやすい冷え、胃腸の不調、睡眠、疲労、ストレスなどに合わせて生活を調整するための考え方として取り入れることが大切です。

妊活中に季節ごとに意識したいこと

春

進学、異動、転職など環境が変わりやすい季節です。生活時間が乱れている場合は、起床時間と就寝時間を大きくずらさないようにしましょう。

夏

暑さを我慢する必要はありません。冷房を適切に使い、熱中症や睡眠不足を防ぎながら、冷風で身体を冷やしすぎないように調整しましょう。

秋

夏の疲れが残り、寒暖差が大きくなりやすい時期です。食事と睡眠を確保し、急な冷え込みに対応できる衣服を準備しましょう。

冬

寒さで活動量が減りやすい季節です。室内でのストレッチや軽い運動を取り入れ、無理のない範囲で身体を動かしましょう。

どの季節も、特別な方法を行うより、睡眠、食事、適度な運動、禁煙、医療機関の治療計画を継続することが基本です。

妊活の検査や受診を考えたい目安

「妊娠しやすい季節」を探し続けるより、妊娠に至らない原因がないかを確認した方がよい場合もあります。

一般的には、避妊をせず一定期間妊娠に至らない場合や、月経不順などがある場合は、産婦人科や不妊治療クリニックへの相談を検討します。

  • 月経周期が不規則、または月経が来ない
  • 強い月経痛や過多月経がある
  • 排卵しているか分からない
  • 子宮内膜症や子宮筋腫などを指摘されている
  • 流産を繰り返している
  • 男性側の精液検査を受けたことがない
  • 妊娠を希望して一定期間たっている

年齢や既往歴によっては、妊活を始めた早い段階で相談した方がよい場合があります。季節にかかわらず、気になる症状がある場合は医療機関に相談しましょう。

まとめ|出生月の多さを妊娠しやすさと結びつけないことが大切

出生月のデータには季節的な傾向がみられる場合がありますが、出生数が多い月を約9か月さかのぼるだけでは、妊娠しやすい月や着床しやすい月を判断できません。

出生統計は、妊娠を希望した人数やすべての妊娠成立を集計したものではなく、妊娠期間にも個人差があります。

また、妊娠・出生の季節性は地域や年代によって異なり、気候だけでなく生活習慣や社会的な要因も関係すると考えられています。

「今は妊娠しにくい季節かもしれない」と不安になりすぎず、必要な検査や治療を進めながら、今の季節に合わせた体調管理を続けることが大切です。

当院でよく受けるご相談

出生数が最も多い月の約9か月前は、妊娠しやすい月ですか?

出生数だけでは判断できません。妊娠を希望した人の人数、妊娠期間、妊娠初期の流産、地域や社会環境など、複数の要因が関係するためです。

秋まで妊活や不妊治療を待った方がよいですか?

季節を理由に待つ必要はありません。年齢、検査結果、不妊期間、卵子・精子・胚の状態、クリニックの治療計画を優先してください。

夏や冬に胚移植をすると妊娠率が下がりますか?

特定の季節だから必ず妊娠率が下がるとはいえません。体外受精の治療成績には、年齢、胚の染色体や発育状態、子宮内膜、移植方法など多くの要因が関係します。

季節の情報は妊活にどう活用すればよいですか?

妊娠できる月を予測するためではなく、その季節に起こりやすい暑さ、冷え、睡眠不足、食欲低下、ストレスなどへの対策を考えるために活用しましょう。

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📚参考文献

この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

妊娠しやすい季節より、今の身体に目を向けてみませんか?

出生月のデータだけで、妊娠しやすい時期や着床しやすい月を判断することはできません。「今の季節で大丈夫かな」と不安になりすぎず、ご自身の月経周期や睡眠、冷え、疲れ、ストレスなど、今の身体の状態を見つめることも大切です。

大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、妊活や不妊治療の状況を伺いながら、良導絡測定や東洋医学の視点も取り入れ、一人ひとりに合わせた身体づくりをサポートしています。

「何から整えればよいか分からない」「治療を続けながら体調も整えたい」という方は、気になることからお気軽にご相談ください🍀

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38歳 2年7か月の不妊期間 鍼灸で月経が改善し4回目の胚移植で妊娠

投稿日:

 

北区からお越しのFさん(38歳)が妊娠されました。

 

Fさんは当鍼灸院にお越しいただく前に2年7ヶ月間の不妊期間があり、

人工受精×6回、体外受精×1回、顕微受精×1回、胚移植×2回

をされていましたが、1度も陽性反応が出たことがありませんでした。

 

症状として肩こりや月経痛が目立っていましたので、鍼灸による改善と、採卵および移植前にはレーザー治療による血流改善をはかりました。

徐々に体調が改善されてきて、当鍼灸院にお越し頂いてから5ヶ月後に迎えた体外移植で、初めて陽性反応および胎のうが確認できました!

 

Fさん、本当におめでとうございます!

いつも可愛い笑顔のFさん、引き続き妊娠維持の鍼灸にお越しくださいね(^-^)

 

 

□鍼灸以外で妊娠(陽性反応)された方法に○をつけてください

 

顕微受精 ショート法

カルシウムイオノファ

ヒアルロン酸

 

□治療を受けていただいた感想をお聞かせください

首・肩こり・・・ずっと痛かったのですが3ヶ月ぐらいで治りました。

生理痛・・・生理痛がないときがないぐらいだったのが、これも3ヶ月ぐらいで無痛になりとても楽になりました。

 

忍先生には心身共にお世話になりました。

精神的な部分もすごく大きかったと思います。

スタッフ皆様のお陰だと心よりお礼申し上げます。

 

□同じように悩まれている方へアドバイスやメッセージがあればお願いいたします

 

ネガティブになりがちですが、治療してもらっている間、おいしいお店の話、好きな音楽、ぐち等、先生とお話してスッキリして帰る。

 

 

 

 

※【免責事項】すべての方にあてはまるものではありません。効果の実感には個人差があります。

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不妊の原因は年齢だけ?男女別の主な原因と検査を受ける目安

投稿日:

「なかなか妊娠しないのは、年齢のせいでしょうか?」

妊活中は、女性の年齢や卵子の状態に注目が集まりやすく、自分を責めてしまう方も少なくありません。しかし、不妊の原因は年齢だけではなく、女性側の排卵・卵管・子宮の問題、男性側の精子や性交の問題、男女双方の要因など、さまざまな可能性があります。

また、一般的な検査を受けても、原因をはっきり特定できない「原因不明不妊」もあります。

この記事では、不妊と年齢の関係、男女別に考えられる主な原因、検査を受ける目安について解説します。

この記事の要点まとめ
  • 年齢は妊娠しやすさに影響しますが、不妊の原因は年齢だけではありません。
  • 女性側では、排卵・卵管・子宮・子宮内膜症などの要因が考えられます。
  • 男性側では、精子をつくる機能、精子の通り道、勃起・射精などの問題が考えられます。
  • 不妊の原因は女性だけでなく、男性側にも関係していることがあります。
  • 女性と男性の検査を、できるだけ同じ時期に進めることが大切です。
  • 35歳以上では6か月、40歳以上では期間を待たず、早めの相談が検討されます。

不妊の原因は年齢だけではありません

日本では一般的に、妊娠を希望する健康な男女が避妊をせずに性交しているにもかかわらず、1年間妊娠しない場合を「不妊症」といいます。

ただし、この「1年間」は、すべての人が1年間待たなければならないという意味ではありません。

年齢、月経の状態、婦人科疾患の有無、これまでの手術歴、男性側の症状などによっては、妊活を始めて間もない段階でも検査を受けたほうがよい場合があります。

特に大切なのは、「不妊は女性だけの問題ではない」という点です。不妊の原因は、女性側と男性側のどちらにも関係する可能性があり、複数の要因が重なっている場合もあります。

年齢は妊娠しやすさにどう影響する?

女性は年齢とともに卵子の数と状態が変化する

女性は生まれたときから卵子のもとになる細胞を持っており、年齢とともにその数は減少していきます。

一般的に、女性の妊娠する力は30歳を過ぎる頃から少しずつ低下し、35歳を過ぎると低下がより目立つようになります。

年齢が上がると、卵子の数が減るだけでなく、受精や胚の発育、染色体の状態などにも変化が起こりやすくなります。また、子宮筋腫や子宮内膜症など、妊娠に影響する可能性のある婦人科疾患も増えやすくなります。

ただし、年齢が同じでも卵巣予備能や婦人科疾患の有無、精子の状態などは一人ひとり異なります。年齢だけで妊娠の可能性を決めることはできません。

年齢ごとの妊活の進め方については、年齢別(30代・40代)に見る妊活プランと注意点でも詳しく解説しています。

男性も年齢の影響を受ける

男性は女性のように閉経を迎えるわけではありませんが、男性の妊娠する力も年齢の影響を受けます。

加齢に伴い、精子の運動性や形態、精子DNAの状態などが変化する可能性があります。ただし、変化の程度には個人差が大きく、年齢だけでは精子の状態を判断できません。

妊活が長引いている場合や男性の年齢が気になる場合は、「まだ精子はつくられているから大丈夫」と考えるのではなく、精液検査で現在の状態を確認することが大切です。

詳しくは、男性の年齢は妊娠率に影響する?高齢父親と妊活で知っておきたいことをご覧ください。

女性側に考えられる主な不妊原因

1.排卵の異常

卵胞が十分に育たない、排卵が起こりにくい、排卵の時期が安定しないなどの状態です。

排卵障害には、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、甲状腺機能の異常、高プロラクチン血症、体重の急激な増減、過度な運動、強いストレスなどが関係する場合があります。

月経周期が大きく乱れている、月経が数か月来ない、極端に周期が短い場合は、妊活期間にかかわらず婦人科へ相談しましょう。

2.卵管の問題

卵管は、排卵された卵子と精子が出会い、受精卵が子宮へ移動するための通り道です。

卵管が詰まっている、狭くなっている、卵管周囲に癒着がある場合は、卵子と精子が出会いにくくなることがあります。

クラミジア感染症、骨盤内の炎症、子宮内膜症、腹部や骨盤内の手術歴などが影響する場合があります。卵管の状態は自覚症状だけでは判断しにくいため、子宮卵管造影検査などで確認します。

3.子宮や子宮内膜の問題

子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮腺筋症、子宮内の癒着、先天的な子宮の形態異常などが、着床に影響する場合があります。

病変の大きさや位置によって影響は異なり、筋腫やポリープがあるからといって、必ず不妊の原因になるわけではありません。

経腟超音波検査のほか、必要に応じて子宮鏡検査やMRI検査などが行われます。

4.子宮内膜症

子宮内膜症は、卵巣や卵管周囲の癒着、卵巣機能、骨盤内の環境などに影響し、妊娠しにくさと関係する場合があります。

強い月経痛、性交痛、排便時の痛み、慢性的な骨盤痛などがある場合は、早めに婦人科へ相談することが大切です。

5.頸管や性交に関する問題

子宮頸管から分泌される粘液の状態や、性交痛などによって、精子が子宮内へ進みにくくなることがあります。

また、妊娠しやすい時期に性交することが難しい場合もあります。性交の回数だけでなく、痛みや精神的な負担についても、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。

男性側に考えられる主な不妊原因

1.精子をつくる機能の問題

精子の数が少ない、運動性が低い、正常な形の精子が少ないなど、精子をつくる機能に問題がある状態です。

原因が特定できないこともありますが、精索静脈瘤、ホルモンの異常、染色体・遺伝子の問題、停留精巣の既往、抗がん剤治療などが関係する場合があります。

喫煙、過度な飲酒、肥満、睡眠不足、精巣への過度な熱などの生活習慣も、精子の状態に影響する可能性があります。ただし、生活習慣だけが不妊の原因だと決めつけることはできません。

2.精子の通り道の問題

精巣で精子がつくられていても、精管などの通り道が詰まっていると、精液中に精子が出てこないことがあります。

過去の炎症や手術、生まれつきの精管の異常などが関係する場合があります。無精子症と診断された場合でも、精子がつくられていないとは限らないため、男性不妊を専門とする泌尿器科での詳しい検査が必要です。

3.勃起・射精の問題

勃起障害(ED)、腟内で射精できない状態、逆行性射精なども、妊娠に影響します。

妊活中のプレッシャーやストレスが関係することもありますが、糖尿病、神経の病気、服用している薬などが原因となる場合もあります。

話しにくい悩みですが、治療や妊活方法を選ぶうえで重要な情報です。無理に性交を続けるのではなく、泌尿器科や生殖医療を扱う医療機関へ相談しましょう。

4.男性側の状態は精液検査だけでは決まらない

男性不妊の基本となる検査は精液検査です。ただし、精液所見は体調、発熱、禁欲期間、睡眠、採取時の状況などによって変動します。

1回の結果だけで判断せず、必要に応じて再検査や診察、ホルモン検査、超音波検査などを行います。

男性が受ける検査については、妊活前に男性が受けておきたい検査とは?精液検査だけではわからないことでも詳しくご紹介しています。

当院でお伝えしていること

当院では「検査で問題がなければ、女性だけがもっと頑張らなければいけないのでしょうか」というご相談を受けることがあります。しかし、妊娠は排卵、卵管、子宮内膜、精子、性交のタイミングなど、複数の条件が関係して成立します。

女性側の検査だけを進めるのではなく、男性側も早い段階で精液検査を受け、ご夫婦で現在の状態を確認することが大切です。検査は、どちらかに責任を求めるためではなく、今後の進め方を考えるための情報です。

検査で原因が見つからない「原因不明不妊」とは

排卵、卵管、子宮、精液などの基本的な検査を受けても、妊娠しない理由を特定できないことがあります。これを「原因不明不妊」といいます。

「原因不明」は、原因がまったく存在しないという意味ではありません。

卵子の状態、精子の機能、受精、胚の発育、卵管が卵子を取り込む働き、着床までの過程など、一般的な検査だけでは確認できない要因が関係している可能性があります。

また、女性の年齢や不妊期間によっては、原因を探す検査を繰り返すよりも、タイミング法、人工授精、体外受精など、次の治療段階を検討する場合があります。

女性が受ける主な不妊検査

  • 問診・月経周期や既往歴の確認
  • 内診・経腟超音波検査
  • 排卵や卵胞発育の確認
  • FSH・LH・エストロゲン・プロゲステロンなどのホルモン検査
  • 甲状腺ホルモン・プロラクチンなどの検査
  • AMH検査
  • クラミジアに関する検査
  • 子宮卵管造影検査などの卵管疎通性検査
  • 必要に応じた子宮鏡検査・MRI検査・腹腔鏡検査

検査は一度にすべて行うのではなく、月経周期に合わせて進めるものもあります。

なお、AMHは卵巣に残っている卵子の数の目安となる検査ですが、卵子の質や自然妊娠できる可能性を直接示す検査ではありません。AMHの数値だけで妊娠の可能性を判断しないことが大切です。

男性が受ける主な不妊検査

  • 問診・病歴・手術歴・服薬内容の確認
  • 精液検査
  • 精巣や精索静脈瘤などの診察
  • FSH・LH・テストステロンなどのホルモン検査
  • 陰嚢超音波検査
  • 必要に応じた染色体・遺伝子検査
  • 勃起障害・射精障害に関する確認

精液検査は、女性側の検査と比べて身体への負担が比較的少なく、妊活の早い段階で受けやすい検査です。

女性の検査がすべて終わってから男性が検査を受けるのではなく、可能であれば同時に進めると、妊活の方針を早く整理しやすくなります。

不妊検査を受ける時期の目安

女性が35歳未満の場合

避妊をせずに定期的な性交を続けて1年間妊娠しない場合は、検査を受けることが一般的な目安です。

女性が35歳以上の場合

妊活を始めて6か月程度妊娠しない場合は、早めの検査がすすめられます。

女性が40歳以上の場合

一定期間セルフタイミングを続けてからではなく、妊娠を希望した段階で婦人科や不妊治療専門の医療機関へ相談することが検討されます。

これらは一般的な目安であり、月経の状態や病歴などによって受診時期は異なります。

期間を待たずに相談したいケース

次のような場合は、1年または6か月を待たず、早めに婦人科や泌尿器科へ相談しましょう。

  • 月経が数か月来ない、または月経周期が大きく乱れている
  • 月経痛や性交痛、排便時の痛みが強い
  • 子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症などを指摘されている
  • クラミジア感染症や骨盤内炎症の既往がある
  • 卵巣・子宮・骨盤内の手術を受けたことがある
  • 抗がん剤治療や放射線治療を受けたことがある
  • 流産を繰り返している
  • 男性に停留精巣、精索静脈瘤、精巣の手術歴などがある
  • 勃起や射精が難しく、妊娠しやすい時期に性交できない
  • どちらかの年齢や持病について不安がある
当院でお伝えしていること

検査や治療を進めている方からは、冷え、睡眠不足、肩こり、頭痛、胃腸の不調、強いストレスなど、妊活以外の不調についてもよくご相談いただきます。

当院では、良導絡測定や東洋医学的な体質の見方を、現在の体調を把握するための参考として使用しています。鍼灸で不妊の原因を診断することはできないため、必要な医学的検査や治療は医療機関で受けながら、睡眠やストレス、冷えなどの体調管理を並行して進めることを大切にしています。

不妊の原因をどちらか一方の責任にしないことが大切

妊活が長引くと、「自分の年齢が原因かもしれない」「私の生活習慣が悪かったのでは」と、ご自身を責めてしまうことがあります。

しかし、不妊の原因は一つとは限りません。女性側、男性側、男女双方、現在の検査では特定できない要因など、さまざまな可能性があります。

年齢は大切な要素ですが、年齢だけを見て妊娠の可能性を決めることはできません。また、女性だけが検査や体づくりを頑張る必要もありません。

検査は誰かを責めるためではなく、ご夫婦に合った妊活の進め方を考えるために行うものです。気になることがある場合は、妊活期間だけにとらわれず、早めに医療機関へ相談しましょう。

まとめ

  • 不妊の原因は年齢だけではなく、女性側・男性側・男女双方の要因が考えられます。
  • 女性側では排卵、卵管、子宮、子宮内膜症などを確認します。
  • 男性側では精子をつくる機能、精子の通り道、勃起・射精などを確認します。
  • 一般的な検査で原因を特定できない原因不明不妊もあります。
  • 35歳以上では6か月、40歳以上ではより早い段階での相談が検討されます。
  • 気になる症状や病歴がある場合は、一般的な期間を待つ必要はありません。
  • 女性と男性の検査をできるだけ同時に進めることが大切です。
当院でよく受けるご相談

月経が規則的なら不妊検査は必要ありませんか?

月経が規則的でも、卵管、子宮、子宮内膜症、精子などに妊娠へ影響する要因がある可能性はあります。妊活期間や年齢に応じて、必要な検査を受けましょう。

AMHが低いと妊娠できないのでしょうか?

AMHは、卵巣に残っている卵子の数の目安となる検査です。卵子の質や自然妊娠の可能性を直接示すものではないため、AMHだけで妊娠できるかどうかを判断することはできません。

男性は精液検査だけ受ければよいですか?

まずは精液検査が基本となります。ただし、結果や症状によっては、再検査、診察、ホルモン検査、超音波検査などが必要です。精液所見が大きく低下している場合は、男性不妊を専門とする泌尿器科へ相談しましょう。

鍼灸で不妊の原因はわかりますか?

鍼灸で卵管の詰まり、子宮内の病変、精液所見などを診断することはできません。不妊原因を確認するためには、婦人科や泌尿器科での医学的検査が必要です。鍼灸は医療機関での検査や治療と並行し、妊活中の体調管理を支える目的で取り入れられます。

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この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

検査を進めながら、妊活中の体調も整えたい方へ

不妊の原因は年齢だけではなく、排卵や卵管、子宮、精子の状態など、さまざまな要因が関係します。まずは婦人科や泌尿器科で必要な検査を受け、ご夫婦の現在の状態を確認することが大切です。

一方で、検査や治療を続けるなかで、冷え、睡眠不足、肩こり、胃腸の不調、ストレスなどが気になっている方もいらっしゃいます。

大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、医療機関での検査や治療内容を確認しながら、月経周期やその日の体調に合わせた施術をご提案しています。

検査と並行した体調管理について相談したい方は、無理のないことから一緒に整理していきましょう🍀

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妊活中にかかとが痛いときに考えられる原因|足底腱膜炎とセルフケア

投稿日:

妊活中に「朝起きたとき、かかとの裏が痛い」「歩き始めの一歩がつらい」と感じることはありませんか。

かかとの痛みは、妊活そのものが直接の原因とは限りません。長時間の立ち仕事、足に合わない靴、運動不足、急な運動量の増加などによって足裏へ負担がかかり、足底腱膜炎などを起こしている可能性があります。

この記事では、妊活中にかかとが痛むときに考えられる原因、足底腱膜炎の特徴、自宅でできるセルフケア、医療機関へ相談した方がよい症状について解説します。

この記事の要点まとめ
  • 妊活中のかかとの痛みだけで、不妊症や妊娠しにくさを判断することはできません
  • 朝の一歩目や、座った後の歩き始めに痛む場合は、足底腱膜炎の可能性があります
  • 立ち仕事、靴、足の形、急な運動量の増加などが関係します
  • 負担を減らし、靴を見直して、足裏やふくらはぎをやさしく伸ばすことが基本です
  • 強い腫れやしびれ、体重をかけられない痛みがある場合は整形外科へ相談しましょう

妊活中のかかとの痛みは、不妊と関係がある?

かかとの痛みがあるからといって、不妊症である、妊娠しにくいということではありません。また、かかとの痛みだけからホルモンバランスや卵巣機能などを判断することもできません。

妊活中は、仕事と通院の両立によって長時間座っている日が増えたり、反対に立ち仕事が続いたりすることがあります。また、「身体づくりのために運動を始めよう」と、急にウォーキングやランニングの量を増やす方もいらっしゃいます。

こうした生活の変化によって足裏への負担が増え、かかとの痛みにつながることがあります。妊活と無理に結びつけるのではなく、まずは痛む場所や時間帯、靴、歩き方、運動量などを振り返ることが大切です。

足底腱膜炎とは

足底腱膜は、かかとの骨から足の指の付け根にかけて広がる、丈夫な線維状の組織です。歩行時の衝撃をやわらげたり、土踏まずのアーチを支えたりする働きがあります。

足底腱膜のかかと側の付着部分に、繰り返し引っ張る力や圧迫する力が加わることで、痛みが生じる状態が足底腱膜炎です。「足底腱膜症」や「足底かかと痛」と呼ばれることもあります。

足底腱膜炎でみられやすい症状

  • 朝、ベッドから立ち上がった最初の一歩が痛い
  • 長く座った後、歩き始めにかかとが痛む
  • かかとの裏側から、やや内側を押すと痛い
  • 歩いているうちに一度軽くなるが、長時間歩くと再び痛む
  • 長時間の立ち仕事や運動の後に痛みが強くなる
  • 足裏や土踏まずにも張りや痛みを感じる

特に「朝の一歩目が痛い」「休んだ後の歩き始めが痛い」という症状は、足底腱膜炎の特徴の一つです。ただし、症状だけで自己判断せず、痛みが続くときは整形外科で確認してもらいましょう。

妊活中にかかとが痛くなる主な原因

1.長時間の立ち仕事や歩き過ぎ

長時間立ち続けたり、普段より多く歩いたりすると、足底腱膜へ繰り返し負担がかかります。仕事中は痛みを感じにくくても、帰宅後や翌朝に痛みが強くなることがあります。

2.急に運動を始めた

妊活中の身体づくりとして、ウォーキングやジョギングを始める方もいます。運動自体は健康管理に役立ちますが、運動習慣がなかった方が急に歩数や運動時間を増やすと、足の組織が負担に対応できず、痛みにつながることがあります。

3.足に合わない靴

サイズが合わない靴、靴底が薄い靴、かかとが固定されないサンダル、クッション性が低下した古い靴などは、かかとへの衝撃を強めることがあります。

ハイヒールやパンプスを長時間履くことで、ふくらはぎや足裏の緊張が強くなっている場合もあります。

4.ふくらはぎや足首の硬さ

ふくらはぎやアキレス腱が硬く、足首を上へ曲げる動きが少ないと、歩行時に足底腱膜が強く引っ張られやすくなります。

デスクワークや運動不足が続いている場合は、足裏だけでなく、ふくらはぎや足首の柔軟性も確認してみましょう。

5.扁平足や足のアーチの変化

土踏まずが低い扁平足だけでなく、反対に土踏まずが高い足でも、足底腱膜やかかとの一部に負担が集中することがあります。

靴底の片側だけが大きくすり減っている場合は、立ち方や歩き方の癖が関係している可能性もあります。

6.体重や活動量の変化

短期間で体重が増えたり、仕事や生活環境の変化によって歩く時間が増えたりすると、かかとにかかる負担も変化します。

体重だけを原因と決めつけるのではなく、靴、運動量、足首の硬さ、立ち方などをまとめて見直すことが大切です。

足底腱膜炎以外に考えられる原因

かかとの痛みが、すべて足底腱膜炎とは限りません。痛む場所や症状によっては、次のような原因も考えられます。

  • かかとの後ろが痛むアキレス腱付着部症
  • かかとのクッション部分に負担がかかる踵部脂肪体の障害
  • 急な運動量の増加などによる踵骨の疲労骨折
  • 神経が圧迫され、痛みやしびれが出る足根管症候群
  • 扁平足や足関節の機能低下に伴う痛み
  • 打撲、捻挫、靴ずれ、うおのめなどによる痛み

かかとの後ろ側が痛む、しびれを伴う、安静にしていても痛む場合は、足底腱膜炎以外の原因も考えて、整形外科へ相談しましょう。

妊活中にできる、かかとのセルフケア

1.痛みを強くする動作を一時的に減らす

痛みを我慢して長時間歩いたり、走ったりすると、足底腱膜への負担が続いてしまいます。

完全に動かないようにする必要はありませんが、ランニング、長時間のウォーキング、ジャンプを伴う運動など、痛みが強くなる動作はいったん減らしましょう。

2.靴を見直す

  • かかとが靴の中で動きにくい
  • 足の指を無理なく動かせる
  • 靴底に適度なクッション性がある
  • 土踏まずを支えられる
  • 靴底が大きくすり減っていない

室内でも、痛みが強い時期は裸足や底の薄いスリッパを避けた方が楽なことがあります。必要に応じて、かかとの衝撃をやわらげるインソールを検討しましょう。

3.朝、立ち上がる前に足裏を伸ばす

ベッドや椅子に座り、痛む側の足を反対側の膝に乗せます。足の指を手で持ち、すねの方向へゆっくり反らして、足裏を伸ばします。

20~30秒ほどを目安に、痛気持ちよい程度で2~3回行いましょう。強い痛みが出るほど引っ張る必要はありません。

4.ふくらはぎとアキレス腱を伸ばす

壁に両手をつき、伸ばしたい側の足を後ろへ引きます。かかとを床につけたまま、前側の膝をゆっくり曲げます。

ふくらはぎが気持ちよく伸びる位置で、20~30秒ほど保ちます。反動をつけず、呼吸を止めないようにしましょう。

5.痛みが強いときは短時間冷やす

歩行後に痛みが強くなった場合は、保冷剤などをタオルで包み、10~15分程度かかとの周辺を冷やすと楽になることがあります。

冷やし過ぎたり、保冷剤を直接皮膚へ当てたりしないでください。冷えによって痛みが増す場合や、皮膚の感覚が鈍い場合は行わないようにしましょう。

6.足裏を強く押し過ぎない

テニスボールやマッサージボールを使う場合は、足裏で軽く転がす程度にします。「痛いほど効く」と考えて、炎症が起きている場所を強く押し続けると、かえって痛みが強くなることがあります。

セルフケア中や翌日に痛みが増える場合は中止してください。

妊活中の湿布や鎮痛薬は自己判断で使わない

妊活中は、妊娠に気づく前の時期もあります。市販の飲み薬だけでなく、湿布や塗り薬にも消炎鎮痛成分が含まれていることがあります。

痛み止めが必要な場合は、妊活中であること、排卵後や胚移植後で妊娠の可能性があること、不妊治療で使用している薬があることを医師や薬剤師へ伝えましょう。

すでに処方されている薬についても、自己判断で中止せず、処方した医療機関へ確認してください。

当院でお伝えしていること

妊活中の方から、かかとの痛みだけでなく、足の冷え、むくみ、ふくらはぎの張り、腰の重だるさなどを一緒にご相談いただくことがあります。

当院では、痛む場所だけを見るのではなく、立ち方や足首の動き、ふくらはぎの緊張、日頃履いている靴、運動量、睡眠やストレスなども伺いながら身体の状態を確認します。必要に応じて良導絡測定を行い、自律神経の状態や全身のバランスを見ることもあります。

ただし、鍼灸やセルフケアだけで対応できる痛みとは限りません。強い腫れやしびれ、歩くことが難しい痛みなどがある場合は、整形外科で原因を確認することをおすすめしています。

整形外科を受診した方がよい症状

次のような症状がある場合は、セルフケアを続ける前に整形外科へ相談しましょう。

  • 痛みが強く、足に体重をかけられない
  • 転倒や運動中に「ブチッ」という感覚や音があった
  • かかとが大きく腫れている
  • 赤みや熱感が強い
  • 安静にしていても痛む、夜中にも痛む
  • 足裏にしびれや感覚の低下がある
  • 痛みが日ごとに強くなっている
  • 1~2週間セルフケアをしても改善傾向がない
  • 同じ場所の痛みを何度も繰り返している
  • 糖尿病など、足の状態に注意が必要な持病がある

まとめ

妊活中にかかとが痛くなっても、かかとの痛みだけで不妊症や妊娠しにくさを判断することはできません。

朝の一歩目や、座った後の歩き始めにかかとの裏が痛む場合は、足底腱膜炎の可能性があります。立ち仕事、歩き過ぎ、急な運動、足に合わない靴、ふくらはぎや足首の硬さなどを見直してみましょう。

まずは痛みを強くする動作を減らし、靴の見直しと、足裏・ふくらはぎのやさしいストレッチを行います。ただし、強い腫れやしびれ、体重をかけられない痛みがある場合や、セルフケアを続けても改善しない場合は、整形外科へ相談してください。

当院でよく受けるご相談

かかとの痛みは、不妊症のサインですか?

かかとの痛みだけで、不妊症や妊娠しにくさを判断することはできません。多くの場合は、足底腱膜への負担、靴、立ち仕事、運動量、足の形などを確認する必要があります。

朝だけ痛く、歩くと楽になる場合も受診が必要ですか?

朝の一歩目に痛み、歩くと一度軽くなる症状は、足底腱膜炎でみられることがあります。痛みを繰り返す場合や、長時間歩くと再び強くなる場合は、早めに整形外科へ相談しましょう。

妊活中もウォーキングを続けてよいですか?

歩いても痛みが強くならない範囲であれば、短時間から様子を見る方法があります。歩行中や翌朝に痛みが増す場合は、時間や距離を減らしてください。

採卵前後、胚移植後、妊娠判定後などは、不妊治療を受けている医療機関からの運動に関する指示を優先しましょう。

かかとは温めるのと冷やすのでは、どちらがよいですか?

歩き過ぎた後にズキズキする場合は、短時間冷やすことで楽になることがあります。一方、朝のこわばりが気になる場合は、入浴後など身体が温まった状態でやさしくストレッチすると動かしやすいことがあります。

赤みや強い熱感、腫れがある場合は自己判断で温めず、医療機関へ相談してください。

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この記事の監修者

宇都宮泰子 監修者写真

院長:宇都宮 泰子
(うつのみや やすこ)

FEMICA認定妊活指導士/鍼灸学修士/MBA(経営管理修士)
はり師・きゅう師(国家資格)

  • 日本フェムライフ統合ケア協会 代表理事
  • 日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー
  • 日本生殖医学会会員

不妊・不育症を専門とし、東洋医学と生殖医療の両面から体質改善をサポート。大学院研究員としての研究活動も行いながら、臨床現場で妊活支援に従事している。

※本記事は一般的な医学情報を提供するものであり、診断・治療を目的とするものではありません。治療方針は必ず主治医の指示に従ってください。

かかとの痛みや足の不調もご相談ください

妊活中にかかとの痛みが続くと、「運動を続けても大丈夫?」「身体の冷えやむくみも関係しているのかな」と不安になることがあります。

大阪市都島区にある宇都宮鍼灸良導絡院では、かかとの痛みだけでなく、足首やふくらはぎの緊張、冷え、むくみ、腰の重だるさ、睡眠やストレスなども伺いながら、お身体の状態に合わせた施術をご提案しています。

強い腫れやしびれ、歩くことが難しいほどの痛みがある場合は、整形外科への受診を優先していただきます。「妊活中の身体の悩みとして相談してみたい」という方は、無理のない範囲でご相談ください🍀

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